Windows10 20H2 / 2004に文字が潰れる不具合 [Update 1: 不具合内容が変わる]
Microsoftは、Windows10 バージョン20H2 / 2004に新たな既知の不具合を追加しました。Microsoftによると、『sortwindows63.dll』というファイルに問題が発生しており、一部の日本語文字が潰れて読めなくなるとのこと。
この不具合は以下の更新プログラムに含まれます。(日付は全て現地時間)
- バージョン20H2
2020年10月29日以降の全ての更新プログラム
KB4580364 (2020年10月29日公開) - バージョン2004
2020年6月9日以降の全ての更新プログラム
KB4580364 (2020年10月29日公開)
KB4579311 (2020年10月13日公開)
KB4577063 (2020年10月1日公開)
KB4571756 (2020年9月8日公開)
KB4571744 (2020年9月3日公開)
KB4566782 (2020年8月11日公開)
KB4568831 (2020年7月31日公開)
KB4565503 (2020年7月14日公開)
KB4567523 (2020年6月18日公開)
KB4557957 (2020年6月9日公開)
つまるところ、20H2 / 2004の初期状態から発生している模様です。具体的にどの文字が潰れるのかまでは案内されていません。
Microsoftによると、現時点ではこの不具合の回避策はないとのことです。
【Update 1】 2020/11/11追記: 不具合内容が変わる
上記内容は2020年11月10日までの内容です。Microsoftは、この不具合の内容を2020年11月11日に以下のように変更しました。
20H22004濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。 この不具合は、2020年6月9日以降のWindows10 バージョン2004のすべての更新プログラム、および、2020年10月29日以降のWindows10 バージョン20H2のすべての更新プログラムに影響します。 現在、この不具合の回避策はありません。 |
ぜ、全然違うもんになっとる……。影響を受けるバージョンは変わらず20H2 / 2004です。