【アプデ/7/8.1】 WindowsUpdate 2019年12月度 注意事項と各KBメモと直リンク [Update 2: 『準備中』の画面から中々進まない場合がある]
2019年12月11日に公開・配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
< Update 1 > [2019/12/11更新]
今月度のWindows7用KB4530692(セキュリティのみ)またはKB4530734(ロールアップ)をインストールすると、
2020年1月15日以降、上記画像のように『お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています』と表示されるようになります。非表示および無効化は簡単にできます。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。
< Update 2: 準備中の画面から中々進まない場合がある > [2019/12/13更新]
今月度のWindows7用KB4530692(セキュリティのみ)またはKB4530734(ロールアップ)をインストールすると、環境によっては『準備中』の画面から中々進まない場合がある模様です。その場合は数十分から1時間ほど放置してみると完了したとの報告が出ています。もし、中々進まないときは、電源を切らずに根気強くしばらく放置をお試しくださいませ。
以下、2019年12月11日公開・配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)
更新履歴 ① Win7用KB4530692(セキュのみ)またはKB4530734(ロールアップ)を適用すると2020年1月15日以降に『お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています』と表示されるようになる旨をトップ、各KBに加筆。 ② 『準備中』の画面から中々進まない場合がある旨を加筆。 |
KB4531786 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
Win7用サービススタックアップデート(SSU)。SSUを適用すると、更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。
Microsoft Updateカタログ勢は事前に適用しておくことが推奨されています。WindowsUpdateクライアント勢は、WindowsUpdateの確認をするとまず月例等の更新プログラムが降ってきて、WindowsUpdateの確認2回目以降に(正確には適用する更新プログラムが最新SSU以外に何もなくなったら)SSUが降ってくる挙動になっています。
KB4530692 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
Win7系用『セキュリティのみの品質更新プログラム』です。 「余計なものは一切不要。当月分のOSのセキュリティアップデートだけでいい」 という方はこのパッチを手動DLしてご利用くださいませ。このパッチをインストールすれば『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』はインストール不要です。
このパッチをインストールすると、環境によっては『準備中』の画面から中々進まない場合がある模様です。その場合は数十分から1時間ほど放置してみると完了したとの報告が出ています。もし、中々進まないときは、電源を切らずに根気強くしばらく放置をお試しくださいませ。
また、このパッチをインストールすると、
2020年1月15日以降、上記画像のように『お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています』と表示されるようになります。非表示および無効化は簡単にできます。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、KB4490628(2019年3月13日公開のサービススタックアップデート(SSU)) / KB4474419(SHA-2)を未適用の場合は適用して、PCを再起動する必要があります。これらの更新プログラムが適用された後、2019年12月11日公開の最新SSUのKB4531786も適用しておくことが強く推奨されています。最新SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。 |
KB4530677 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
Win7系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』です。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、KB4490628(2019年3月13日公開のサービススタックアップデート(SSU)) / KB4474419(SHA-2)を未適用の場合は適用して、PCを再起動する必要があります。これらの更新プログラムが適用された後、2019年12月11日公開の最新SSUのKB4531786も適用しておくことが強く推奨されています。最新SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。(2019年12月11日時点では、KB4530677のページでは『2019年9月11日公開の最新SSUのKB4516655も適用しておくことが強く~』と書かれていますが、2019年9月11日公開分は最新版ではないのでMSの修正し忘れでしょう) |
KB4530730 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
(※:このパッチに不具合有)
Win8.1系用『セキュリティのみの品質更新プログラム』です。「余計なものは一切不要。当月分のOSのセキュリティアップデートだけでいい」という方はこのパッチを手動DLしてご利用くださいませ。このパッチをインストールすれば『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』はインストール不要です。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、[STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)]エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、2019年11月14日公開の最新のサービススタックアップデート(SSU)のKB4524445を適用することをMicrosoftは強く推奨しています。SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。 |
KB4530677 (Windows 8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
Win8.1系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』です。
.NETのセキュリティのみ
.NETのロールアップは来ていますが、セキュリティのみは来ていません。今月の.NETにセキュリティアップデートはなく、品質改善とバグ修正のみとなります。
KB4530734 (Windows7系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:『セキュリティのみの品質更新プログラム』をインストールしている場合、このパッチはインストール不要)
このパッチは『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』と呼ばれるパッチで、WindowsおよびIEのセキュリティアップデートと、非セキュリティアップデートが抱き合わせされたパッチです。
『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリを避けてセキュリティアップデートを適用したい人は、このパッチは非表示にしてMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』を適用してください。
このパッチは『テレメトリ関連等を含むセキュリティマンスリー品質ロールアップリスト(備考3参照)』入りとします。
このパッチをインストールすると、環境によっては『準備中』の画面から中々進まない場合がある模様です。その場合は数十分から1時間ほど放置してみると完了したとの報告が出ています。もし、中々進まないときは、電源を切らずに根気強くしばらく放置をお試しくださいませ。
また、このパッチをインストールすると、
2020年1月15日以降、上記画像のように『お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています』と表示されるようになります。非表示および無効化は簡単にできます。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、KB4490628(2019年3月13日公開のサービススタックアップデート(SSU)) / KB4474419(SHA-2)を未適用の場合は適用して、PCを再起動する必要があります。これらの更新プログラムが適用された後、2019年12月11日公開の最新SSUのKB4531786も適用しておくことが強く推奨されています。最新SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。 なお、WindowsUpdateクライアント経由の場合は、まず月例等の更新プログラムが降ってきて、WindowsUpdateの確認2回目以降に(正確には適用する更新プログラムが最新SSU以外に何もなくなったら)最新SSUが降ってくる挙動になっています。 |
KB4530702 (Windows8.1系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:『セキュリティのみの品質更新プログラム』をインストールしている場合、このパッチはインストール不要)
(※3:このパッチに不具合有)
このパッチは『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』と呼ばれるパッチで、WindowsおよびIEのセキュリティアップデートと、非セキュリティアップデートが抱き合わせされたパッチです。
『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリを避けてセキュリティアップデートを適用したい人は、このパッチは非表示にしてMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』を適用してください。
このパッチは『テレメトリ関連等を含むセキュリティマンスリー品質ロールアップリスト(備考3参照)』入りとします。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、『STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)』エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、2019年11月14日公開の最新のサービススタックアップデート(SSU)のKB4524445を適用することをMicrosoftは強く推奨しています。SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。 |
KB890830ファイル直リンク: 7/8.1共用 64bit / 32bit | その他のエディション
いつもの悪意のソフトウェア削除ツール。
KB4533095 (Windows7系用)
Win7にのみ配信。.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』。このパッチには.NETのバグ修正が含まれているものの、.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』はこれまでに描画異常や文字の『□□□』化現象などが発生しており、不具合発生率は高めです。お使いの.NET環境が安定しているのであれば『セキュリティのみ』の適用を推奨します。.NETの『セキュリティのみ』に関しては記事上部に掲載していますのでそちらをご覧くださいませ。
(『セキュリティと品質ロールアップ』をMSカタログから手動でダウンロードする場合はMSカタログ: KB4533095へどうぞ。ダウンロードページには複数のファイルがあるため、どのパッチがどのバージョン用になるかはこちらページでご確認ください。全部をひとまとめにしたものはありません。必要なものだけどうぞ。もし、インストールが上手くいかない場合、D3DCompiler_47.dllを入れることで上手くいくようになります。 (D3DCompiler_47.dll(KB4019990)直リンク: 64bit / 32bit))
KB4533097 (Windows8.1系用)
Win8.1にのみ配信。.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』。このパッチには.NETのバグ修正が含まれているものの、.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』はこれまでに描画異常や文字の『□□□』化現象などが発生しており、不具合発生率は高めです。お使いの.NET環境が安定しているのであれば『セキュリティのみ』の適用を推奨します。.NETの『セキュリティのみ』に関しては記事上部に掲載していますのでそちらをご覧くださいませ。
(『セキュリティと品質ロールアップ』をlMSカタログから手動でダウンロードする場合はMSカタログ: KB4533097へどうぞ。ダウンロードページには複数のファイルがあるため、どのパッチがどのバージョン用になるかはこちらページでご確認ください。全部をひとまとめにしたものはありません。必要なものだけどうぞ)