Windows Server 2025、ブルースクリーンエラーの不具合を修正。更新プログラムの適用を
Microsoftは、Windows Server 2025のCPUコア数に関するブルースクリーンエラーの不具合を修正したことを明らかにしました。
2024年11月1日より正式リリースとなったWindows Server 2025には、CPUのコア数が多すぎると正常に動作しなくなるという既知の不具合があります。具体的には256コア以上の論理プロセッサーを搭載するサーバーにおいて、以下のような不具合が発生します。
- アプリケーションの起動、再起動、実行時にブルースクリーンエラー(ブルースクリーンオブデス / BSoD)が発生する場合があります
- Windows Server 2025のインストールやアップグレードプロセスに失敗したり応答しなくなったりする場合があります
- サーバーの起動または再起動に3時間以上かかる場合があります
Microsoftによると、この不具合は、日本時間で2024年11月13日にリリースされたWindows Server 2025用セキュリティ更新プログラムKB5046617にて修正されたとのこと。
本不具合にお困りの方はKB5046617(または、今後登場するそれ以降の更新プログラム)をインストールすることで本不具合は発生しなくなります。
何かしらの事情で、まだKB5046617をインストールできない場合は、一時的な対処方法として、サーバーのBIOS / UEFIから1ソケットあたりの論理コアが256未満になるように設定すれば不具合の発生を防げます。