Windows Mixed Realityのサポート終了時期が判明。Microsoftが発表
Microsoftは、Windows Mixed Realityのサポート終了時期とより詳細な情報を発表しました。
Microsoftは以下のように述べています。
Windows Mixed Realityは非推奨となりました。Windowsの将来のリリースで削除する予定です。この非推奨にはMixed Reality Portalアプリ、Windows Mixed Reality for SteamVRおよびSteam VR Betaが含まれます。 Windows Mixed Realityは、コンシューマーエディションのWindowsが2026年11月1日付け(現地時間)に、商用エディションのWindowsが2027年11月1日(現地時間)にサポート終了となります。サポート終了に伴って、セキュリティアップデート、非セキュリティアップデート、バグ修正、技術サポート、オンライン技術コンテンツアップデートを受けられなくなります。また、サポート終了後は、Mixed Reality Portalアプリ、Windows Mixed Reality for SteamVR、Steam VR BetaからWindows Mixed Realityソフトウェアをダウンロードできなくなります。 Windows Mixed Realityを使用している場合、Windows Mixed Reality機能を含まないバージョンのWindowsへとアップグレードするまで、引き続きSteamで動作します。 なお、上記はHoloLensには影響しません。当社(Microsoft)は、引き続き、HoloLensと企業のお客様にコミットしてまいります。 ― Microsoft |
2023年12月、Microsoftは将来的にWindows Mixed Reality (Windows MR)をWindows上から削除することを発表しましたが、時期や詳細などについてはアナウンスされていませんでした。
今回、Microsoftは、Windowsクライアントの非推奨の機能のページを更新し、Windows Mixed Realityはコンシューマー向けWindows (HomeやPro)が2026年11月1日に、エンタープライズ向けWindowsが2027年11月1日にサポート終了になるとアナウンスしました。
サポート終了となっても、Windows Mixed Reality機能が削除されているバージョンのWindowsへとアップグレードしない限りは引き続き使用できるとされています。その削除されているバージョンのWindowsが何になるのか(例えば、Windows11 26H2やWindows12 26H2など)までは言及されていません。
なお、HoloLensのサポートは終了せず、継続するとのことです。