NVIDIA、GeForc RTX 2060をアップグレードして再投入か。RTX 3060未満を埋める新モデル
NVIDIAは、GeForce RTX 2060をアップグレードして再投入する模様です。海外メディアのVideoCardzが報じました。
NVIDIAは、GeForce RTX 2060のアップグレードモデルをまもなく発売する。RTX 2060のVRAMは6GB GDDR6だが、これを12GB GDDR6へと変更し、CUDA数はRTX 2060 SUPERと同じ2176基となる。 RTX 2060 12GBは、RTX 3060 12GBの安価な代替品として2021年12月7日に発売される見込みだ。ただし、レイトレーシングのパフォーマンスは低く、PCIe Gen 4とResizable BARはサポートされておらず、RTX 3060 12GBの方がRTX 2060 SUPERよりも約8%高速であることは留意したい。 [Source: VideoCardz] |
GeForce RTX 3000シリーズが発売してから1年が過ぎましたが、RTX 3060未満のAmpere GPUデスクトップカードが中々登場しません。ノートPC向けではRTX 3050 Ti / RTX 3050が投入されていますが、デスクトップカードは未発売です。
一向に登場しないのにはどういった理由があるのかは定かではありませんが、おそらく世界的な半導体不足が影響しているものと思われます。
今回、NVIDIAはこういった下位製品の隙間を埋めるために、前世代のTuring GPUとなるGeForce RTX 2060をリフレッシュして再投入する模様です。
VideoCardzでは製品名は『GeForce RTX 2060 12GB』と表現されていますが、CUDA数的に『GeForce RTX 2060 SUPER 12GB』として登場するかもしれません。