Windows11におけるVirtualBoxの不具合が修正。VirutualBox側のアップデートで対応
Microsoftは、Windows11における既知の不具合の一つ、VirtualBoxに関連する不具合が修正されたことを発表しました。
Hyper-VまたはWindows HypervisorがインストールされているWindows11環境において、Oracle VirtualBoxを使用すると、仮想マシン(VM)が起動できなかったり、エラーが出るといった不具合が発生していました。この不具合に伴って、Windows10からWindows11にアップグレードされないようにセーフガードホールド(セーフガードID: 35004082)が適用されていました。
この不具合は、VirtualBox 6.1.28にて修正されました。また、VirtualBox 6.1.28以降のバージョンをインストールすることで、セーフガードホールドも解除されます。
もし、Windows10からWindows11へとアップグレードしたいのに、VirtualBoxのせいでアップグレードができなかった方は、VirtualBox 6.1.28以降へのアップデートをお試しください。セーフガードホールドが解除されると、48時間以内にWindows11へのアップグレードが可能になります。
なお、VirtualBoxがインストールされていないにも関わらず、このセーフガードホールドが発生する場合は、VirtualBoxを使用したアプリケーションがインストールされている可能性があります。その場合は、該当アプリをアップデートするか、アンインストールする必要があります。