約50年間のビデオゲーム市場の収益推移公開。PC、家庭用、モバイル、一番儲かっているのはどれ?
海外メディアのVisual Capitalistにより、約50年間のビデオゲーム市場の収益推移が公開されました。PCゲームや家庭用ゲーム(コンソールゲーム)、スマホなどのモバイルゲームの収益推移がこちら。
ビデオゲーム市場のプラットフォーム別収益
1970~2022年
1970年から1994年の間はアーケードゲームの全盛期でした。しかし、1995年以降は先細っていき、1998年には家庭用ゲームとPCゲームに逆転されました。
1998年から2009年までは家庭用ゲームが非常に好調でした。しかし、2010年以降、家庭用ゲームの伸びは鈍化し、2013年にはPCゲームに逆転されてしまい、2022年時点ではPCゲームが450億ドル(約6.4兆円)、家庭用ゲームが300億ドル(約4.3兆円)の収益となりました。
そして、PCゲームと家庭用ゲーム、この2つをあわせても勝てない相手がモバイルゲーム。
2000年代後半にiPhoneやAndroidといったスマートフォンが登場して以降、モバイルゲームの収益は爆発的に伸び、2011年にはPCゲームや家庭用ゲームよりも収益を上げました。そして、2022年には、PCゲームや家庭用ゲームをダブルスコア以上でぶっちぎる1,010億ドル(約14.5兆円)もの収益を上げました。
▼2022年のビデオゲーム市場収益
- モバイル: 1,010億ドル(約14.5兆円)
- PC: 450億ドル(約6.48兆円)
- 家庭用: 300億ドル(約4.3兆円)
- VR: 50億ドル(約7,200億円)
- アーケード: 20億ドル(約2,800億円)
※1ドル144円換算