容量偽装USBメモリ検出アプリ『ValiDrive』が登場。偽物かどうかを簡単に判別
容量を偽装した偽物の大容量USBメモリを検出するフリーソフト・アプリ『ValiDrive』が登場しました。
『ValiDrive』がどういったものか、制作者のGibson Research Corporationは以下のように述べています。
私は格安で売られていた1TBおよび2TBのUSBメモリを12台購入しました。しかし、そのすべてが容量を偽装した偽物でした。 偽物のUSBメモリはPC上では1TBおよび2TBとして認識されます。しかし、実際には64GBしかありませんでした。使用量が64GBを超えると、新しいファイルは保存されなくなります。PC上ではファイルが存在するように見えますが、ストレージ上には存在しないためファイルを開いても中身は空っぽです。 ValiDriveは、こういった容量を偽装したUSBメモリを見分けるために、ストレージスペース全体にわたってランダムな検査を実行します。 ― Gibson Research Corporation |
購入したUSBメモリがちゃんと全容量使用可能な本物かどうか気になる場合は、ValiDriveで確認してみてはいかがでしょうか。ValiDriveはGibson Research Corporationよりダウンロードが可能です。(exeファイル直リンクはこちら) 容量はわずか94KBとなっており、無駄なものやインターネットへの不必要な通信も一切ありません。
使用方法は簡単です。ValiDrive (validrive.exe)を起動して、『Check USB Drive』を押して、その後、USBメモリを挿してください。最初からUSBメモリを挿しているとValiDriveに認識されないため、その場合は一度抜き差ししてください。次に『Validate THIS drive』ボタンを押せばUSBメモリのチェックが始まります。
容量偽装された偽物であれば上記画像左側のように赤色がいっぱい付きます。ちゃんと全容量使用可能な本物であれば右側のように緑で埋め尽くされます。