AMDハッキング被害の続報
先日、AMDがハッキング被害に遭った可能性が浮上しました。その件の続報として、AMDはBloombergを通じて以下の短いコメントをしました。
弊社の調査では、特定の弊社製品の組み立てに関する一部仕様・情報が、サードパーティベンダーのサイト経由で漏えいしたと考えています。今回の情報漏えいが弊社の事業や業務に重大な影響を及ぼすとは考えていません。 ― AMD広報担当者 |
AMDによると、ハッキングフォーラムで販売されているデータはAMDからではなくサードパーティーから漏えいしたものとのこと。(ということだと思われます。原文は「Based on our investigation, we believe a limited amount of information related to specifications used to assemble certain AMD products was accessed on a third-party vendor site.」)
AMDは、今回の情報漏えいが大きな影響を及ぼすとは考えていないと述べています。
ただ、ハッキングフォーラムでは、従業員情報や顧客情報、財務情報なども窃取したと犯人は主張していました。今回のAMDのコメントは、製品の組み立てに関する一部仕様・情報の漏えいについてのみ言及しており、従業員情報や顧客情報などが漏えいしたかどうかについては明らかにされていません。