AMDは、Ryzen、Ryzen Threadripper、EPYCプロセッサーに脆弱性があることを発表しました。
Intelさん、Core i7-1065G7の勝利宣言。しかし、その翌日に敗北する
2020年1月6日、IntelはCES 2020にて、同社のモバイル向けプロセッサー『Core i7-1065G7』は、AMDの『Ryzen 7 3700U』よりも優れていることをアピールしました。そのグラフがこちら。
【CPU/マザボ】 RYZENシリーズとチップセットとの互換性リスト公開
RYZENシリーズとチップセットとの互換性リストが公開されました。このリストによると、X570チップセットは第1世代RYZEN(1000シリーズ)およびAPUの2000Gシリーズはサポートしていないとのこと。
あまりいないとは思いますが、X570チップセットマザーボードで第1世代RYZENや2000Gシリーズでの使用を考えている方は注意が必要です。
2019/7/8追記
RYZEN 3000シリーズの各種ベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【CPU】 朗報: RYZEN 3000Gシリーズはソルダリング。OC耐性も向上か
先日、RYZEN 3 3200Gの写真がリークされましたが、これを殻割した写真が公開されました。それがこちら。
【CPU】 AMD、RYZEN 3000シリーズを発表。まずはモバイル版から
AMDはRYZEN 3000シリーズを発表しました。ただし、発表されたのはZen+世代の12nmモバイル向けプロセッサ『2nd Gen Ryzen Processor with Radeon Vega Graphics』となります。ラインナップは以下のとおり。
とりあえず名前だけは正式に登場したRYZEN 3000シリーズ。引き続きZen 2世代の7nm版デスクトップ向けプロセッサの登場が待たれます。
【マザボ/CPU】 朗報 X470 / RYZEN 2000シリーズでWindows7が動作
RYZEN 2000シリーズでWindows7を使いたいという人に朗報です。X470 / RYZEN 2000シリーズに対応したAMDチップセットドライバはWindows7でも動作する模様です。
実際に動かしているスクリーンショットがこちら。
(Photo via howbot)
注意点として、ASUSのX470マザーボードのマニュアルなどでは正式サポートはWindows10のみとされているため、どこまで正常に動作するかはわかりません。
また、Microsoftのいじわるにより、最新のプラットフォームにインストールされたWindows7にはWindowsUpdateを配信しない仕組みが導入されているため、これを回避する必要があります。回避方法については以下の記事をご覧ください。
【アプデ】 『最新CPUでWindows Updateお断り機能』をお断りする方法がさっそく見つかる
他にも、Windows7ではAMD StoreMIに対応していなかったりと色々制約はありますが、どうしてもWindows7を使いたいという人には朗報と言えるでしょう。
【CPU】 RYZEN 7 2700Xの各種ベンチマーク公開
RYZEN 7 2700Xのレビューが各所で一斉に公開されました。詳細は下記のレビューリンクへどうぞ!
<日本国内>
4gamer
「Ryzen 7 2700X」「Ryzen 5 1600X」レビュー
マイナビ
Ryzen 7 2700X/Ryzen 5 2600Xレビュー
<海外>
PC Perspective
The Ryzen 7 2700X and Ryzen 5 2600X Review: Zen Matures
ANAND TECH (注:ゲームベンチのリザルトが異常、詳細はこちらをご覧くださいませ)
The AMD 2nd Gen Ryzen Deep Dive: The 2700X, 2700, 2600X, and 2600 Tested
TECH POWER UP
AMD Ryzen 7 2700X 3.7 GHz Review
PCLab.pl
AMD Ryzen 7 2700X i Ryzen 5 2600X
HEXUS
Review: AMD Ryzen 7 2700X and Ryzen 5 2600X
ということで、サクッと各種パフォーマンスを見ていきましょう。まずはCinebench R15から。
【CPU】 RYZEN 7 2700Xの各種ベンチマークがリーク
(Source:Review: AMD Ryzen 7 2700X (Chipset X370))
RYZEN 7 2700Xの各種ベンチマークがリークされました。注意点として、各スコアはおそらくターボが効いていると思いますが、ベンチマーク中の動作クロックは不明です。また、少し表記が紛らわしく『2700X (3200 MHz)』といった表記がされていますが、この3200 MHzはCPUクロックではなくメモリクロックになります。
クロックがハッキリしないためふわっとしたリザルトではありますが、サクッとどうぞ!
【CPU】 RYZEN 2000シリーズ(Pinnacle Ridge)はソルダリング
【CPU/GPU】 12nm版RYZENは2018年4月ローンチ。Naviは2019年に登場予定
AMDは第2世代となる12nm版RYZEN Pinnacle Ridgeが2018年4月にローンチとなることを発表し、CPUのロードマップを公開しました。
ロードマップでは2018年にZen+、2019年にZen 2、2020年にZen 3が予定されており、毎年新しいRYZENが登場することになりそうです。
また、AMDはGPUのロードマップも公開しました。
Vegaの次は7nm版Vegaとなるようです。新しいアーキテクチャとなるNaviの登場時期は2019年予定とのことです。
【CPU】 Intel CPUの脆弱性問題、AMD CPUまでとばっちりを受けて速度低下
Intel CPUの脆弱性を修正するとパフォーマンスダウンする問題ですが、LinuxではAMD CPUまでとばっちりを受けてパフォーマンスダウンをしています。Linux kernel 4.15でAMD CPUが除外されておらず、安全でないCPU(insecure_cpu)のバグとして扱われているためこの現象が生じています。
2017年12月26日に、AMDのTom Lendacky氏が同社のCPUは今回の脆弱性の影響を受けないことをLinux kernelのメーリングリストで伝えていますが、1週間経過してもLinux kernelには反映されていません。
AMDの主張どおり、今回の脆弱性の影響を受けないのであれば、パフォーマンスダウンはとばっちり以外のなにものでもないため一刻も早い反映が望まれます。
2018/1/4追記
続報書きました。上記の脆弱性は『Meltdown』と呼ばれ、AMD CPUは影響を受けませんが、他にも『Spectre』という脆弱性があり、そっちはAMD CPUにも影響があるとのことです。詳細は下記の記事へどうぞ。
【CPU】 RYZEN 5 2500Uのベンチマークがリーク。GPU性能はIntel UHD Graphics 620の倍以上
(Source:Our first Ryzen 5 2500U benchmarks are in and Intel has every reason to worry)
海外メディアのNOTEBOOK CHECKにて、Raven RidgeことRyzen Processor with Radeon Vega Graphics搭載のノートPC『ENVY X360』のベンチマークがリークされました。
搭載されているCPUモデルは『RYZEN 5 2500U』になります。Raven Ridgeはどれほどの性能なのか、サクサクッと見てまいりましょう。
【CPU/マザボ】 ASUS、AM4マザーボードのBIOSを更新。『新しいプロセッサ』をサポート
(Source:https://www.asus.com/us/Motherboards/PRIME-X370-PRO/HelpDesk_BIOS/)
ASUSはPRIME X370-PROなど、各AM4マザーボードのBIOSアップデートを公開しました。AGESA 1.0.7.1をベースとし、更新内容には『新しいプロセッサ』のサポートが表記されています。
この『新しいプロセッサ』が何かは書かれていませんが、ASUS ROGチームのElmor氏によるとAGESA 1.0.0.7にはRaven Ridgeのサポートが含まれているとのこと。AGESA 1.0.0.7以上となる1.0.7.1の『新しいプロセッサ』に、Raven Ridgeが含まれているのは間違いないでしょう。
注意点として、1.0.0.7から大規模なテコ入れが入るため、バグが発生する可能性があると言われています。現在お使いのBIOSで安定しているようでしたら、アップデートは慎重になった方が良いかもしれません。中国語圏では 「アップデート後、UEFIでのマウス動作がもっさりするようになった」 といった報告が出ています。