Win10チューニング,WindowsUpdate

ASUSのEeeBookにWindows10 v1803 April 2018 Updateを適用すると、キーボード等が死亡するという報告が出ています。EeeBookをお使いの方はお気をつけくださいませ。この問題が修正されるまでApril 2018 Updateの適用は避けておいた方が良さそうです。

< Update 1 >

Chipsetを再インストールしたら直ったとの報告が出ています。もし、この症状に遭われた方はお試しくださいませ。

関連記事
【Win10】 Windows10 v1803 April 2018 Updateの不具合情報等の記事一覧

Win10チューニング,WindowsUpdate

これまで、Windows10に大型アップデートを適用すると各種設定が初期化されてきました。

2018年5月1日に公開された『April 2018 Update』ではこの問題は解決しているでしょうか。答えはNoです。自分の環境で軽く調べたところ、下記の初期化を確認しました。

  • 一部のレジストリが初期化されている。レジストリに追加した『NtfsDisableLfsUpgrade』が消されているのを確認。
  • 関連記事
    【Win】 Win7 ⇔ Win10間でファイルのやり取りをした外付けSSDなどが読み込めなくなる

  • 削除や無効化したタスクスケジューラの中身が再び初期設定の有効になっている。『Application Experience』、『Customer Experience Improvement Program』、『Diagnosis』、『Autochk』などの有効化を確認。
  • 設定 → プライバシー → 連絡先 → アプリが連絡先にアクセスできるようにする(FCUでは『アプリが連絡先にアクセスすることを許可する』)をオフにしていたのが初期設定のオンになっている。
  • 無効化したサービスが再び初期設定の有効になっている。『Workstation』、『Windows Search』などの有効化を確認。

Windows10が発売されてもうすぐ3年ですが、未だにこの初期化問題は改善されていません。これからアップデートをされる方で、初期化されたら困る変更箇所は、元に戻せるよう必ずメモしておきましょう。

関連記事
【Win10】 Windows10 v1803 April 2018 Updateの不具合情報等の記事一覧

Win10チューニング,WindowsUpdate

MicrosoftはWindows10 April 2018 Updateの提供を開始しました。MicrosoftによるとWindowsUpdateを手動で確認するとApril 2018 Updateが降ってきて、自動での適用は2018年5月8日に展開を開始するとのことです。

また、ISOも公開されています。試してみたい方は下記の直リンクからどうぞ。

Windows10 64bit
https://software-download.microsoft.com/pr/Win10_1803_Japanese_x64.iso?t=fc6c190a-532c-4a2a-9a0f-2e54c883e416&e=1525223658&h=2831cd4db1e67499b949d28a7eb13195

Windows10 32bit
https://software-download.microsoft.com/pr/Win10_1803_Japanese_x32.iso?t=fc6c190a-532c-4a2a-9a0f-2e54c883e416&e=1525223658&h=9d4558908f43361ad247d087a06cb4c3

この直リンクは2018年5月2日AM10:00まで有効です。

それ以降はMS公式ページからどうぞ。Windowsからアクセスすると直接ISOのダウンロードはできず、Media Creation Toolのダウンロードを案内されますが、ブラウザのユーザーエージェントをMAC等にすれば直接ISOのダウンロードができます。

    MACのユーザーエージェント
    Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_12_6) AppleWebKit/604.1.38 (KHTML. like Gecko) Version/11.0 Safari/604.1.38

関連記事
【Win10】 Windows10 v1803 April 2018 Updateの不具合情報等の記事一覧

Windows,WindowsUpdate

2018年4月5日以降、Windows7および10のユーザープロファイルが突然死する現象が発生しています。 「ユーザープロファイル」 でツイッター検索をしたところ、4月3日は0件、4月4日は4件でしたが、4月5日は十数件、4月6日は二十数件ヒットしました。件数的に阿鼻叫喚というほどではありませんが、4月5日以降から急に増えています。

約1ヶ月近く、被害状況を調査したところ、MSEやDefenderで使用されているMicrosoft Malware Protection Engine(MMPE)の4月4日のアップデート(1.1.14700.5)が原因と判明しました。

以下、ユーザープロファイルの突然死に関する情報ですが、発生から時系列順の内容となっています。結論はUpdate 12をご覧くださいませ。

Win10チューニング,WindowsUpdate


(Source:Microsoft)

MicrosoftはWindows10用大型アップデート『April 2018 Update』を発表しました。このアップデートは2018年4月30日(米国時間。日本時間だとおそらく5月1日)から 「無料ダウンロードによる提供を開始する」 と伝えています。

ここで言う 「無料ダウンロードによる提供」 とは、手動でISOが落とせるという意味なのか、それともWindowsUpdateに配信されるという意味なのかは不明です。前者であるならWindowsUpdateへの配信はいつになるのか気になるところですが、詳細は言及されていません。

以下、大型アップデート時の注意点になります。

大型アップデートの初公開時には過去例外なく何かしらの不具合が付いて回っています。不具合に悩まされたくない場合は、すぐに適用せずに遅らせることを推奨します。

また、これまで、Windows10に大型アップデートを適用すると各種設定が初期化されてきました。

おそらく今回も何かしらの設定が初期化されるものと思われます。

Microsoftがこの問題を解決しないかぎり、年2回の大型アップデートが予定されているWindows10は約半年毎に再設定が必要になってきます。初期化されたら困る変更箇所は、元に戻せるよう必ずメモしておきましょう。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2018年4月11日に配信されたWindows10 v1709 Fall Creators Update用更新プログラムKB4093112を適用すると、WacomのペンタブレットとPhotoshopという組み合わせでブラシが動作しなくなるという報告が国内外で出ています。

他にもCLIP STUDIOや、HUION製の液タブでも挙動がおかしくなるとの報告も出ています。

絵描きさんはお気をつけくださいませ。これら以外にも、ペンタブやペイントソフトによっては同様の不具合が発生するかもしれません。この不具合に遭った際は、KB4093112のアンインストール&非表示入りで解消します。

非表示入りにはMicrosoft公式ツールの『wushowhide.diagcab』でもできますが、サードパーティ製の『Windows Update MiniTool』の方が直感的にわかりやすく高機能で便利です。

< Update 1: Wacomが公式発表 >

WindowsUpdate,ウイルス

2018年3月に報告されたメモリに不正アクセスが可能な脆弱性(通称、Total Meltdown)を利用したエクスプロイトコードがGitHubに掲載されました。コード作者は自身のブログで詳しく解説もしています。

コードの内容がどういったものかは自分にはわかりませんが、GitHubのコメント欄では 「すごく簡単なコードだね」 と言われています。見る人が見れば扱いやすいコードなのかもしれません。

この脆弱性はMSの誤ったMeltdown対策によって生じたもので、2018年1~3月度の『ロールアップ』および『セキュリティのみ』の更新プログラムを適用しているWindows7 / Server 2008環境が影響を受けます。悪用が心配されますが、下記の更新プログラムにて既に修正済みです。

  • 2018年3月末に公開された緊急アップデートKB4100480
  • 2018年4月度のロールアップKB4093118、もしくはそれ以降のロールアップ
  • 2018年4月度のセキュリティのみKB4093108

これらのいずれかを適用していればこの脆弱性の影響は受けません。逆に言うなら、まだ未適用の場合はご注意くださいませ。

Windows,WindowsUpdate

2018年4月11日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

< Update 2 >
4月12日時点でWindows7用ロールアップKB4093118のチェックが外れて配信されています。(環境によっては表示されない場合もある模様) 何かあったのかと思えば、既知の不具合が追加されていました。3月に続いてネットワーク関連の不具合再びです。KB4093118を適用すると、環境によってはネットワークの設定が消えてしまい、再設定が必要になるかもしれません。急にインターネットやネットワーク機器に繋がらないなどの現象が発生したら犯人はWindowsUpdateです。

既にKB4093118を適用済みで症状が出ている場合は、ネットワークの設定が消えていないかご確認ください。消えていた場合は手動で元の設定に戻すと繋がるようになると思います。

詳細は記事のKB4093118の項目をご覧くださいませ。MSさん、ちょっと学習しなさすぎじゃないですかね……。

< Update 3 >
また、KB4093118適用後、主に32bit環境で再起動ループが発生する場合があるようです。この症状が出たら、セーフモード(PC起動時にF8キー連打)で起動して、KB4093118をアンインストールすれば起動できるようになります。32bit勢はお気をつけくださいませ。

< Update 4-2 >
4月13日に上記Update 2の不具合を修正したKB4093118第2版がリリースされました。WindowsUpdateやMicrosoft Updateカタログで公開されている4月12日付けのものが第2版となります。第2版ではUpdate 2に書かれているネットワークの不具合が解消しているとのことです。Update3の再起動ループについては、4月17日現在も未だに報告が出ているため直っていない模様です。32bit勢は引き続きをお気をつけくださいませ。

以下、2018年4月11日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

/////////////////////
更新履歴
① KB2952664(Win7用テレメトリパッチ) / KB2976978(Win8.1用テレメトリパッチ)を加筆。
② KB4093108とKB4093118に、SMBサーバーでメモリリークが発生する不具合の詳細を追記。KB4093118に
ネットワーク関連の不具合を加筆。
③ KB4093118に再起動ループの不具合を加筆。
④ KB4093118第2版について加筆。
[4-2] 再起動ループは直っていない旨加筆。
⑤ KB4093118に備考を加筆。30KBくらいのKB4093118が降ってくる場合がある模様。
⑥ KB4093118の備考に加筆。30KBくらいのKB4093118、ゾンビ化する模様。
⑦ KB4093108とKB4093118に不具合を加筆。一部環境でUSB3.0外付けストレージを接続したままPCを起動すると、Windows起動画面がブラックアウトしたままになる場合がある模様。
⑧ KB4093108に再起動ループの不具合を加筆。
⑨ KB4093108 / KB4093118適用後再起動ループする原因が判明。詳細はこちらをご覧くださいませ。。

/////////////////////

Windows,WindowsUpdate

2018年4月18日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』、Microsoft Updateカタログにタイムゾーンの変更パッチKB4093753が配信されました。

2018年1月度2月度3月度と続けて遅刻をしていましたが、今月は予定日どおりに配信されてきました。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

/////////////////////
更新履歴
① KB4093113に備考を加筆。
② KB4093113に再起動ループの不具合を加筆。
③ KB4103713適用後再起動ループする原因が判明。詳細はこちらをご覧くださいませ。。

/////////////////////

Windows,WindowsUpdate

2018年3月31日、MicrosoftはWindows7用更新プログラムKB4099950を公開しました。

2018年3月度のWindows7用更新プログラムKB4088878(セキュリティのみの品質更新プログラム) / KB4088875(セキュリティマンスリー品質ロールアップ) / KB4088881(マンスリー品質ロールアップのプレビュー)は、適用後に既存のネットワークカードの設定が消えて新しいネットワークカードの設定が作られたり、IPアドレスの設定が消えるなどといった不具合を抱えています。

これらの更新プログラムの適用前に、先にKB4099950を適用しておくことでこの問題が発生しなくなります。KB4088878 / KB4088875 / KB4088881の適用後に入れても効果はないためご注意ください。

KB4099950の適用はWindowsUpdateから、もしくは下記のMicrosoft Updateカタログ(ファイル直リンク)からどうぞ。

余談ですが、KB4099950の中身を展開してみたところ、テレメトリらしきファイルは見当たりませんでした(KB4099950自体には含まれていませんが、2018年3月度の『セキュリティのみ』および『ロールアップ』にはテレメトリが含まれます。詳しくは3月度の記事をご覧くださいませ)。ファイルサイズは200KBと小さく、この問題の修正のみのパッチのようです。

    備考: 環境によっては2018年4月6日にKB4099950が再配信されている場合があります。再配信される条件は不明です。また、以前のものと何が違うのかもKBの説明ページでは特に案内されていません。

3月度の更新プログラムの適用順序が複雑になっているのでまとめておきます。

① KB4099950(ネットワーク関連の不具合発生を予防するパッチ。本パッチ)

② KB4088878(セキュリティのみの品質更新プログラム) or KB4088875(セキュリティマンスリー品質ロールアップ) / KB4088881(マンスリー品質ロールアップのプレビュー。オプション。人柱パッチにつきインストール非推奨)

③ KB4100480(メモリアクセスの脆弱性修正パッチ。64bit版専用)
(備考:③はどのタイミングで入れても大丈夫です。①→③→②でも③→①→②でも最終的に③のファイルが優先されます。①は②に対する予防なので、②より前に入れる必要があります)

3月度を適用する場合、この順番でどうぞ。

< Update 5: インストール手順について追記 >

Win10チューニング,WindowsUpdate

wushowhide.diagcabの使い方

Windows10でMicrosoft公式ツール『wushowhide.diagcab』(Show or hide updates)を使って、WindowsUpdateの更新プログラムを非表示にする方法をご紹介。非表示にすると、その更新プログラムは降ってこなくなります。特定の更新プログラムのインストールを阻止したい場合にご活用ください。ただし、非表示にした更新プログラムにアップデートがあった場合は再度降ってくるかもしれません。

前提条件として、非表示にしたい更新プログラムがまだインストールされていないか、あるいはアンインストール済みである必要があります。非表示にしたい更新プログラムがインストール済みの場合、まずはアンインストールを行ってください。更新プログラムのアンインストール方法はこちらをご覧ください。

まず、下記直リンクからwushowhide.diagcabをダウンロードします。

  Microsoft
  wushowhide.diagcab

ダウンロードしたら、wushowhide.diagcabを起動して、

CPU,WindowsUpdate


(Source:AMD)

AMDは2018年4月10日付けでCPUの脆弱性Spectre (Variant 2 / CVE-2017-5715)に対応したマイクロコードをリリースしたことを発表しました。Bulldozerまで遡ったプロッセッサが対象となり、このマイクロコードはマザーボードメーカーなどが提供するBIOSアップデートなどを通じて入手できるとのことです。

Spectre (Variant 2 / CVE-2017-5715)への対策は、OS側での設定も必要で、MicrosoftはIndirect Branch Prediction Barrier(以下、IBPB)と呼ばれる緩和策を実装しました。 (なお、Linuxに関しては2018年初めに既に対応済みとのことです)

IBPBを有効化するには、MSのページによると、コマンドプロンプト(管理者)から、