Windows,WindowsUpdate

2018年5月18日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。2018年1月度2月度3月度と続けて遅刻をし、4月度はやっと通常どおりに配信されましが、今月はまた2日遅れでの遅刻となりました。

今回配信されてきたWin7用KB4103713は5月度のロールアップとセキュリティのみと同様にネットワークドライバが削除される不具合が残っています。5月度にドライバが削除されてしまった人は、今回のパッチでも削除されてしまうのでご注意ください。

いずれにしても『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』は人柱向けのプレビュー版なので、非表示入りをおすすめします。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1803 April 2018 Update(A2U)にて、ジャストシステムの一太郎や、ワードパッドなどで縦書きを行った際、ダッシュ(―)や3点リーダー(…)が横書きで表示される不具合が発生しています。

一太郎においては画面では横書きになっていても、通常印刷はこの不具合の影響を受けずに出力されます。しかし、折り本印刷では不具合の影響を受けて横書きで出力されるため注意が必要です。

この不具合はA2Uの問題であり、現在、Microsoftは調査を行っています。現状、この不具合の回避策はなく、A2Uより前のバージョンに戻すしかありません。

以下、ジャストシステムのアナウンスになります。

Q.
Windows 10 April 2018 Update環境で、縦書きのダッシュやリーダーなどが横書きで表示されてしまう

A.
Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)を適用した環境で、縦書き文書に入力したダッシュ(―)やリーダー(…)などが横書きで表示される現象を確認しています。

  • Windows 10 April 2018 Update適用前の環境では発生しません。
  • 本現象は一太郎固有の問題ではなく、Microsoft IMEやWindows ワードパッドなどの複数のアプリケーションでも縦書きフォントを利用すると同じ現象が発生します。
  • ご利用のフォントによっては本現象が発生しない場合もあります。

本現象はWindows 10 April 2018 Updateの問題であり、現在マイクロソフト社で調査を行っています。

    ※本件についての最新情報は随時このページでご案内します。

◆補足
上記のような画面表示となっていても、以下の機能では本来の縦書き方向で出力されることを確認しています。

  • 一太郎文書保存
  • テキスト形式保存
  • 通常印刷
  • PDF保存
  • EPUB保存

また、以下の機能に関しては、本現象の影響を受けることを確認しています。ご注意ください。

  • 画像に変換して保存
  • 折り本印刷

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Win10チューニング,WindowsUpdate

MicrosoftはIntel CPUの脆弱性に対応したWindows10 v1803 April 2018 Update(A2U)専用マイクロコードアップデートKB4100347をMicrosoft Updateカタログに公開しました。

このパッチを適用することでSpectre Variant 2 (CVE-2017-5715)への対策が施されます。詳細なCPU対応リストはKB4100347のページをご覧くださいませ。v1709 Fall Creators Update(FCU)の方はFCU専用のKB4090007をご利用ください。

適用時の注意点として、過去にレジストリ操作等でSpectre対策を無効にしている場合は、適用前に有効にしておく必要があります。

以下、このパッチとBIOSアップデートとの違いの簡単な説明になります。

マザーボードメーカーが提供するBIOSアップデートの場合はPC起動時にマイクロコードがCPUに読み込まれるため、全てのOSにマイクロコードが適用されます。KB4100347やKB4090007の場合はWindows起動時にマイクロコードがCPUに読み込まれるため、Windowsでのみマイクロコードが適用されます。

マイクロコードを含むパッケージマイクロコードの読み込み適用範囲
KB41003477 (A2U) / KB4090007 (FCU)
Windows起動時KB4100347やKB4090007を適用しているWindowsのみ
マザーボードのBIOSアップデートPC起動時 (OS起動前)全てのOS

つまり、BIOSアップデートを既に適用済みの場合はKB4100347やKB4090007を適用する必要はありません。

KB4100347やKB4090007は技術的にはWindowsのパッチのひとつとして動作しているため、もし、マイクロコードに何かしらの不具合があった場合は、Windows上から普通にアンインストールができます。マザーボードにBIOSアップデートを行う前に、問題がないかどうか確認しておく手段としてもお使いいただけます。

Windows,WindowsUpdate

2018年5月16日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートが配信されました。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

Win10チューニング,WindowsUpdate


(Source:Softpedia)

一部環境のWindows10 v1803 April 2018 Updateにて、『設定』の『アプリ』画面で、主に『アプリと機能』から『既定のアプリ』へと移動した際にランダムで『設定』がクラッシュするという不具合が発生しています。

海外メディアのSoftpediaによると、一部の古いプログラムがトリガーとなっており、それらをアンインストールすることでこの問題が発生しなくなると伝えています。例えばSumatraPDFをインストールしている場合、このプログラムをアンインストールすることでクラッシュは発生しなくなったとのことです。

ただ、自環境にSumatraPDFをインストールしてみましたが、どれだけ『アプリと機能』から『既定のアプリ』へ移動してもクラッシュは発生しませんでした。クラッシュの発生には他にも何かしらのトリガーがありそうです。

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Win10チューニング,WindowsUpdate

TOSHIBAのSSD、XG4、XG5、BG3シリーズを搭載した環境にWindows10 v1803 April 2018 Update(A2U)をインストールすると、ノートPC等のバッテリー駆動時間が短くなる場合があるとMicrosoftはアナウンスしました。

この不具合は2018年6月上旬に修正が予定されており、現時点での回避策はA2Uより前のバージョンに戻すしかありません。該当するストレージをお使いの方はお気をつけくださいませ。

今後は修正まで、これらのストレージを搭載した環境にはA2Uがインストールされないようブロックするとのことです。

< Update 1 >
この不具合は2018年5月24日に配信されたKB4100403で修正されました。KB4100403以降の更新プログラムが適用されていればこの不具合は発生しません。

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Win10チューニング,WindowsUpdate


(Source:Microsoftコミュニティ)

特定のIntel製SSD搭載環境にWindows10 v1803 April 2018 Update(A2U)を適用すると、UEFI画面で再起動やクラッシュがループする不具合が発生しています。この不具合の回避策はなく、v1709 Fall Creators Updateに戻すしかありません。

現在、Microsoftは問題のある環境にA2Uをインストールできないようにしているとのことです。なお、不具合の発生する具体的なモデル名については案内されていません。

< Update 1 >
具体的なモデル名について、Microsoftコミュニティでは案内されずじまいでしたが、KB4103721のページでやっと案内されました。Intel SSD 600pシリーズIntel SSD Pro 6000pシリーズが対象とのことです。

< Update 2 >
この不具合は2018年5月24日に配信されたKB4100403で修正されました。KB4100403以降の更新プログラムが適用されていればこの不具合は発生しません。

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Win10チューニング,WindowsUpdate


(Source:Microsoft Community)

2018年5月9日に配信されたWindows10 v1803 April 2018 Update用更新プログラムKB4103721を適用すると、一部環境でくるくる回るサークルの起動画面から一向に進まず、Windowsが起動しなくなるという報告が出ています。

原因はサードパーティ製のPC最適化ソフトやアンチマルウェアソフト等との競合でほぼ間違いなく、『IObit Advanced SystemCare 11』や『Spybot - Search & Destroy』などが原因の一つとして挙げられています。これらのソフトをアンインストール、もしくはサービスの無効化をしておくことで正常にKB4103721を適用することができます。

以下、Windowsが起動しない状態から脱出してKB4103721を正常に適用する方法になります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2018年5月9日はWndowsUpdateの月例ですが、Windows10のバージョンによってはFlashアップデートのKB4103729が降ってこない場合があります。降ってこない理由は明らかにされていません。

Microsoft Updateカタログには公開されているので、手動で適用することは可能です。

ただし、何かしらの理由があって配信をストップしているのかもしれませんので、どうされるかの判断はお任せいたします。

< Update 1 >
5月10日に配信されてきました。

メッセージでいただいた情報によると、配信されてこなかったのはMS側の不具合とのことです。

    Win10のパッチがおちてこなかった件について、更新プログラムの検出条件に関する不具合のようです(MSサポートへの問い合わせ結果)。
    WSUS環境においてですが、5/10の同期により事象が改善されました。

GeForce,Win10チューニング

5

Windows10 v1709 Fall Creators Update環境ではNVIDIAコントロールパネルのカラー設定が再起動時にリセットされる問題が発生していました。これはMicrosoft側の問題で、NVIDIA側では手が出せずにいましたが、v1803 April 2018 Updateにてやっと修正したことをMicrosoftは発表しました。

約半年の放置を経て、やっとNVIDIAコントロールパネルのカラー設定がまともにお使いいただけます。MSさん、仕事遅すぎでしょう。

こんなにも修正するのが遅くなるなら、MSは半年毎のブロートウェア機能追加なんかよりもバグフィックスの方にもっと多くのリソースを割くべきでしょう。

備考:
もし、A2Uにしても直らない場合、下記の設定を見直してください。

『スタート』 → 『Windows システムツール』 → 『コントロールパネル』 → 『色の管理』 → 『詳細設定』タブ → 『システムの既定の変更』 → 『詳細設定』タブ → 『Windows のディスプレイ調整を使用』にチェックが入っていたらチェックを外す。

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Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1803 April 2018 Updateをインストール後、一部の環境ではChromeが正常に動作せず、全てがフリーズしてCTRL + ALT +DELも効かなくなる場合があるようです。

具体的な原因は判明しておらず、真偽は定かではありませんが、この症状に悩まされているRedditユーザのl0lhax氏は

    Chrome起動前にエクスプローラで『C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data (※シンボリックリンク)』を開くとChromeは正常に動作する。シンボリックリンクに何かしらの問題があるのではないか。

    (Source:Reddit)

と伝えています。

もし、この問題に遭遇してしまったら、l0lhax氏の方法を試してみるか、効果がなかった場合はMicrosoftかGoogleが修正するまで他のブラウザで代用するなどして対応するしかなさそうです。

< Update 1: MSが修正を発表 >
Microsoftはこの問題をv1803 April 2018 Updateの不具合と認め、2018年5月9日(日本時間)配信予定の月例アップデートで修正を予定していると発表しました。また、この問題はCortanaでも発生するとのことです。

この症状に陥ってしまった際の一時的な対処方法として、下記のいずれかを行えば再起動せずに復旧することも案内しています。

  • Windowsキー + Ctrl + Shift + Bキーを押す
  • タブレットユーザーはボリュームアップとボリュームダウンボタンを2秒以内に3回同時に押す
  • ノートPCユーザーは液晶を閉じてからまた開く

< Update 2: 修正完了 >
この不具合は2018年5月9日に配信されたv1803 April 2018 Update用更新プログラムKB4103721で修正されました。

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【Win10】 Windows10 v1803 April 2018 Updateの不具合情報等の記事一覧

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Windows10 v1803 April 2018 Updateの不具合情報等の記事一覧です。記事が増えた際は随時追加いたします。

【Win10】 Win10v1803A2Uにて、エクスプローラが共有フォルダなどを検出できない場合がある。対処方法あり
【アプデ】 Win10v1803A2Uマシンにリモートデスクトップ接続時、UWPアプリへのキー入力が英字配列になる不具合
【Win10】 Win10v1803A2U環境でCCleanerを使ってフォントキャッシュを削除するとOSが起動しなくなる
【アプデ】 Win10v1803A2Uへアップデート中、再起動後に正常に動作しなくなったり、キーボードレイアウトの選択画面から進まなくなる場合がある
【アプデ】 Win10v1803A2U環境だとOutlookが正常に動作しない
【アプデ】 Win10v1803A2UでMS-IMEを無効にするとタッチキーボードが起動しなくなる
【ノート】 Microsoft、Surfaceでまたやらかす。Win10v1803A2U適用後、マウスとキーボードが正常に動作しなくなる
【アプデ】 Win10v1803A2U適用後、ドットインパクトプリンターで印刷時に通信エラーが発生する場合がある
【アプデ】 Win10v1803A2Uで縦書きに不具合。三点リーダーなどが横書きで表示
【アプデ】 Win10v1803A2Uに古いプログラムがインストールされていると『設定』がクラッシュする場合がある
【アプデ】 特定環境にWin10v1803A2UをインストールするとノートPC等のバッテリー駆動時間が短くなる場合がある
【アプデ】 Win10A2U用KB4103721を適用後、一部環境でWindowsが起動しなくなる。対処方法あり
【GPU】 NVコンパネのカラー設定が再起動時にリセットされる問題がA2Uにてやっと修正される

【アプデ】 Intel SSDにWin10A2UをインストールするとUEFI画面で再起動ループ等が発生する場合がある

【アプデ】 A2Uをインストール後、カメラやマイクが使用できなくなった場合の対処方法

【アプデ】 A2Uにアップデート後、容量の少ないドライブが増える場合がある。対処方法あり

【アプデ】 EaseUS Todo Backupが入っているとA2Uへのアップデートが失敗する場合がある

【アプデ】 ASRockのシステムツール『A-Tuning』が入っていると、A2U起動時に操作不能になる場合がある

【アプデ】 A2Uをインストール後、一部環境でChromeが正常に動作しなくなる

【アプデ】 Win10A2Uではアプリのバックグラウンド実行をオフにできない?

【アプデ】 dGPU搭載ノートPCにA2Uがインストールできないという報告が多数。回避策あり

【アプデ】 画面中央の「A」がA2Uにて再び主張。無効化が効かない?対処方法あり

【アプデ】 富士通、A2Uの注意事項を公開。適用前に無線LANとBluetoothドライバの更新を

【Win10】 ESET、Windows10 v1803 April 2018 Updateには5月中に対応予定

【アプデ】 Win10A2Uでホームグループが削除される

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【アプデ】 April 2018 Updateにアップデート後、ノートPCの液晶の明るさが調整できなくなる

【アプデ】 ASUS EeeBookにWindows10 April 2018 Updateを適用するとキーボード等が死亡

【Win10】 朗報 Win10FCUで発生していたマウスカーソルの吹っ飛びバグがA2Uで直る → 悲報 完全には直っていなかった

【Win10】 悲報 Windows10 April 2018 Updateでもアップデート後に各種設定の初期化は健在

【アプデ】 Microsoft、Windows10 v1803 April 2018 Updateの提供を開始 | ISOファイル直リンク