Microsoftは、2019年2月13日に配信されたWindowsUpdateを適用後、ほぼ全てのバージョンのWindows10で元号関連に不具合が生じる可能性があることを発表しました。該当KBおよび詳細は以下になります。
【アプデ/10】 2019年2月度のWindowsUpdateにて、問題になっていた不具合が修正
2019年2月13日に配信されたWindows10用更新プログラムにて、問題になっていた以下の不具合が修正されました。
OSバージョン 該当KB | 『ローカルIPアドレスのページが見られなくなる不具合』の修正 | 『Access 97形式のファイルが読み込めなくなる不具合』の修正 |
v1809 KB4487044 | × | ○ |
v1803 KB4487017 | ○ | ○ |
v1709 KB4486996 | ○ | ○ |
v1703 KB4487020 | ○ | ○ |
v1607 KB4487026 | ○ (※v1607でこの不具合は発生しないものの『修正済み』と書かれています) | ○ |
v1503 KB4487018 | - | ○ |
該当KB(またはそれ以降のKB)を適用することでこれらの不具合は発生しなくなります。
【アプデ】 WindowsUpdate 2019年1月度 注意事項と各KBメモと直リンク [Update 7: 仮想マシンの復元失敗バグ]
2019年1月9日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
今月のWin7用『ロールアップ』も2018年5月度、6月度、7月度、8月度、9月度、10月度、11月度、12月度に引き続き、ネットワークドライバが死亡する不具合入りです。不具合放置9ヶ月目に突入です。MSさんやる気なさすぎわろえない。
過去にこのネットワークが死亡する不具合にやられた人は、今月も発生するでしょう。お気をつけくださいませ。逆にこれまで何もなかった場合は今月も何もないと思われます。この不具合はWin7の『ロールアップ』でのみ発生します。Win8.1およびWin7用『セキュリティのみ』では発生しません。
【アプデ】 2019年1月18日、『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4480955が配信 [Update 1: 仮想マシンの復元失敗バグ]
2019年1月18日、Windows7のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4480955が配信されました。
本来、2019年1月16日(水)が配信予定日で、Win8.1用は遅れずに配信されましたが、Win7用は2日遅れでの配信となりました。2018年は4月度以外全遅刻、2019年も相変わらずやる気のなさを見せています。
そして、Win7用『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』には2018年5月度、6月度、7月度、8月度、9月度、10月度、11月度に引き続き、未だにネットワークドライバが死亡する不具合入りです。過去にこの不具合にやられた人はこのパッチでも発生するでしょう。お気をつけくださいませ。逆にこれまで何もなかった場合は今月も何もないと思われます。
< Update 1: 仮想マシンの復元失敗バグ > [2019/2/13更新]
Microsoftは2019年2月12日付けで、AMD Bulldozer、Jaguar、Puma環境で仮想マシンの復元に失敗する不具合を追加しました。この不具合は2019年2月中旬のアップデートで修正予定とのことです。
以下、KB4480955のザックリ説明になります。
【アプデ】 2019年1月16日、.NETパッチKB4481488 / KB4481490と『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4480969が配信 [Update 1: 仮想マシンの復元失敗バグ]
2019年1月16日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートと、Windows8.1に同じく非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。今回、Windows7用『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』はありません。
Windows8.1用『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4480969には、2019年1月9日配信のKB4480963で発生していたホットスポットの認証が失敗するバグの修正が含まれています。
< Update 1: 仮想マシンの復元失敗バグ > [2019/2/13更新]
Microsoftは2019年2月13日付けで『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4480969に、AMD Bulldozer、Jaguar、Puma環境で仮想マシンの復元に失敗する不具合を追加しました。この不具合は2019年2月中旬のアップデートで修正予定とのことです。
以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。
【Win】 Windows7の有料延長サポート価格がリーク。3年間でなんと
2018年秋、Microsoftは企業や組織向けに、ボリュームライセンス版Windows7を対象にした有料延長サポート『Windows7 Extended Security Updates』(ESU)を発表しました。
Windows7は2020年1月14日にサポート終了となりますが、ESUの契約を行うことで、2023年1月まで追加の延長サポートが受けられます。
契約価格は既にMicrosoftのパートナー等の間で共有されており、ZDNetはその契約価格をリークしました。そのお値段がこちら。
【アプデ】 Microsoft、WindowsUpdateに接続できない問題についてアナウンス
2019年1月30日頃から環境によってはWindows10のWindowsUpdateに繋がらなくなっている問題に対し、Microsoftは日本時間で2019年2月5日14時45分付けにて以下のアナウンスを行いました。
WindowsUpdateサービスは、2019年1月29日に外部のDNSサービスプロバイダが停止したことによるデータ破損による影響を受けました。この問題は同日に解決し、WindowsUpdateサービス自体は正常に動作しています。しかし、引き続き問題が発生している報告も受けています。各DNSサーバーが更新されればこの問題は解消する見込みです。 |
一言でいえば 「放っておけばそのうち直る」 とのことです。
この問題の影響を受けているものの、どうしても今すぐにWindowsUpdateを行いたい場合は、GoogleのDNSサーバー『8.8.8.8』などを使用すればWindowsUpdateができるようになります。設定方法の詳細は、下記の記事をご覧くださいませ。
【アプデ】 Win10v1803用KB4480976を適用後、ページングファイルの設定によってはエラーが出る場合がある
2019年1月16日に配信されたWindows10 v1803 April 2018 Update用更新プログラムKB4480976を適用後、Cドライブ(OSドライブ)にページングファイル(仮想メモリ)を作らず、Cドライブ以外にページングファイルを作っていると、PC起動時にエラーが表示される場合があります。
例えば、以下のような設定をしているとアウトです。
この不具合にお困りの方はKB4480976をアンインストールすることで回避できます。KB4480976はセキュリティアップデートではないため、アンインストールしてもセキュリティに支障はありません。アンインストール後は再び配信されてこないように非表示にしておきましょう。
非表示入りにはMicrosoft公式ツールの『wushowhide.diagcab』でもできますが、サードパーティ製の『Windows Update MiniTool』の方が直感的にわかりやすく高機能で便利です。
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【アプデ】 Windows10でWindowsUpdateに繋がらない現象が発生。対処方法あり
2019年1月30日頃からWinddows10にて、環境によってはWindowsUpdateに繋がらなくなる現象が発生しています。MicrosoftのWindowsUpdateサーバー自体は動いているのですが、多くのDNSサーバーがWindowsUpdateサーバーに正しく接続を行えていません。 (WU鯖のアドレスが変わった?)
そのため、何日か放っておけばDNSサーバーに正しいアドレスが反映されてWindowsUpdateが行えるようになると思います。
2019/2/6追記 この問題について2019年2月5日付けでMicrosoftがアナウンスを行いました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。 |
どうしても今すぐWindowsUpdateを実行したい場合は、Google等のDNSサーバーを使用すればWindowsUpdateができるようになります。GoogleのDNSサーバーの使用方法は以下になります。
【アプデ】 Win10 v1809用KB4476976にて、問題になっていた不具合が修正
2019年1月23日に配信されたWindows10 v1809 October 2018 Update用更新プログラムKB4476976にて、問題になっていた以下の不具合が修正されました。
- 【アプデ】 2019年1月9日のWindowsUpdate後、Win10全バージョンでホットスポットの認証が上手くいかなくなる不具合
- 【アプデ】 Windows10 v1809 October 2018 Updateを適用後、『★』などが正常に表示されなくなる場合がある
[ 修正された不具合 ]
KB4476976(またはそれ以降のKB)を適用することでこれらの不具合は発生しなくなります。
なお、2019年1月9日配信のKB4480116から発生している以下の不具合は、引き続きKB4476976でも発生するためご注意くださいませ。
【アプデ】 2019年1月9日のWindowsUpdate後、Win10全バージョンでホットスポットの認証が上手くいかなくなる不具合 [Update 2: 修正配信2]
2019年1月9日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用更新プログラムを適用後、全てのOSバージョンで、サードパーティアプリケーションでのホットスポット(無線LAN)の認証が上手くいかなくなる不具合が発生しています。
Microsoftはこの不具合の修正を含む更新プログラムを配信しました。
Windows10 OSバージョン | 2019年1月9日配信 不具合発生KB | 不具合内容 | 不具合修正KB |
v1809 October 2018 Update | KB4480116 | 左記のこの更新プログラムをインストールすると、サードパーティアプリケーションでのホットスポットの認証が上手くいかなくなる場合があります。 右記の更新プログラム(またはそれ以降)をインストールすることでこの不具合は修正されます。 | KB4476976 [New] (2019年1月23日配信) |
v1803 April 2018 Update | KB4480966 | KB4480976 (2019年1月16日配信) | |
v1709 Fall Creators Update | KB4480978 | KB4480967 (2019年1月16日配信) | |
v1703 Creators Update | KB4480973 | KB4480959 (2019年1月16日配信) | |
v1607 Anniversary Update | KB4480961 | KB4480977 [New] (2019年1月19日配信) | |
v1507 Threshold 1 | KB4480962 | - (v1507用は2月上旬に延期) |
2019年1月16日時点で配信されたのはv1703、v1709、v1803用のみとなります。当初、Microsoftは全てのバージョンを2019年1月中旬に修正すると告知していましたが、間に合わなかったようです。
< Update 2: 修正配信2 > [2019/1/23更新]
2019年1月23日にv1809用KB4476976、2019年1月19日にv1607用KB4480977も配信されました。
更新履歴 ① 不具合修正KBを加筆。 ② v1809用KB4476976、v1607用KB4480977を加筆。 |
【アプデ】 2019年1月9日配信Office 2010用更新プログラムKB4461614を適用するとMicrosoft Excel 2010がクラッシュするようになる [Update 1-2: KB4462157で修正 / WUでも配信]
2019年1月9日に配信されたOffice 2010用更新プログラムKB4461614を適用すると、環境によってはMicrosoft Excel 2010がクラッシュする不具合が発生しています。ただ、今のところWindowsXP環境での発生報告しか見かけないため、Windows7以降では発生しないかもしれません。
お困りの方はKB4461614をアンインストールすることでこの不具合は発生しなくなります。ただしKB4461614はセキュリティパッチのためアンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。
なお、KB4461614はAccess 2010をクラッシュさせる原因にもなっています。こちらはOS問わずです。
また、現在は配信が停止されていますが、2019年1月3日に配信されたKB4461627もExcel 2010をクラッシュさせます。こちらもOS問わずです。
< Update 1-2: KB4462157で修正 / WUでも配信 >