2020年3月13日、MicrosoftはSMBv3の脆弱性を修正する更新プログラムKB4551762を緊急リリースしました。SMBv3の脆弱性とは、任意のコードがリモートで実行される危険性があるというもの。対象OSはWindows10 v1909およびv1903。KB4551762を適用することで、その脆弱性は修正されます。
ただし、KB4551762は、2020年2月度のKB4535996で報告されているKBのページで文書化されていない不具合が発生する可能性があります。
< Update 1: 適用に失敗する場合がある > [2020/3/15更新]
また、KB4551762自体にも新たに『0x800f080a』『0x80073712』『0x800f0988』『0x800f0900』エラーなどで適用に失敗したり、ごく一部のユーザーからはHyper-Vに関する問題や、PCがランダムに再起動するといった報告が出ています。
< Update 2: VPN使用環境でネット接続が行えなくなる不具合 > [2020/3/28更新]
Microsoftは2020年3月27日付けで『VPN使用環境で正常にインターネット接続を行えなくなる不具合』を既知の不具合として掲載しました。VPNをお使いの方はお気をつけください。詳細はv1909 / v1903の各KBの既知の不具合をご覧くださいませ。
以下、KB4551762の不具合情報になります。
更新履歴
① KB4551762のユーザー報告の不具合を加筆。
② v1909 / v1903用KB4551762に『VPN使用環境で正常にインターネット接続を行えなくなる不具合』を加筆。
③ KB4551762にインターネットに接続できなくなる既知の不具合を加筆。 |