Windows,WindowsUpdate

2018年1月10日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

と言っても、1月5日から随時配信されていたものが1月度になるようです。『セキュリティのみの品質更新プログラム』と『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』については下記の記事をご覧くださいませ。

普段からMicrosoft Updateカタログを使用されている方は前者、WindowsUpdateクライアントを使用されている方は後者です。

以下、上記以外で2018年1月10日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

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更新履歴
① .NETパッチWin7用KB4055532/KB4055269、Win8.1用KB4055266/KB4055271を追記。
② Win8.1用KB4033369(.NET 4.7.1)を追記。
③ .NET 4.7.1用言語パックWin7用KB4033339/Win8.1用KB4033417を追記。
④ Win8.1用『Intel - System - 10/3/2017 12:00:00 AM - 11.7.0.1045』を追記。
⑤ KB4055532に不具合を追記。
⑥ KB4055532の不具合について追記。『セキュリティのみ
』は不具合なし。
⑦ KB4055532の不具合について追記。バグ修正版が再配信されました。
⑧ KB4033342の直リンクを修正。.NET4.7.1本体のアドレスが、4.7.1追加パッチ(KB4054852)のアドレスなっていました。インストールしようとしてもできなかったはずです。ごめんなさい。
⑨ KB4074906が配信&追記。

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Windows,WindowsUpdate

2018年1月18日、WindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートと、同じく非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

通常、Windows7 / 8.1用オプションは月例の翌週(1月17日)とされていますが、Microsoftが予定日に間に合わなかったようで1日遅れでの配信となりました。また、今回はWindows8.1のみとなります。

以下、Windows8.1向けのザックリ説明&直リンクになります。

Windows,WindowsUpdate

Microsoftは一部の古いAMD CPU環境でOSが起動できなくなる問題に対処したWindows7 / 8.1用更新プログラムをMicrosoft Updateカタログで公開しました。

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更新履歴
① KB4073578にメモリに不正アクセスが可能な脆弱性について追記。
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Windows,WindowsUpdate

MicrosoftはWindows7 / 8.1用にCPUの脆弱性を修正する『セキュリティのみの品質更新プログラム』をMicrosoft Updateカタログで公開しました。この更新プログラムはWindowsUpdateクライアントには降ってきません。

WindowsUpdateクライアント向けとなる『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』についてはこちらの記事、その他の1月度のパッチについてはこちらの記事をご覧くださいませ。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明&ファイル直リンクになります。多数の不具合が出ているため、すぐに適用するかどうかは慎重にご判断ください。

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更新履歴
① IE用パッチKB4056568を追記。
② 記事の説明を修正。
誤:WUに降ってこない場合、このレジストリを設定するとWUに降ってくるようになります。
正:適用が上手くいかない場合、このレジストリを設定すると適用できるようになるはずです。
『セキュリティのみの品質更新プログラム』はWUに降ってきません。WUクラ向けの記事の方からコピペした際、書き換えるのを忘れていました。ごめんなさい。
③ Win8.1用KB4056898にテレメトリ(Consent.exe)の混入が確認されました。
④ Win7用KB4056897にもテレメトリ(Consent.exe)の混入が確認されました。
⑤ Win7用KB4056897に追記。DiXiM系ソフトが原因でOSが起動しなくなる不具合有。
⑥ Win7用KB4056897とWin8.1用KB4056898に一部のAMD CPU環境でOSが起動しなくなる不具合有。
⑦ Win8.1用KB4056898に追記。DiXiM系ソフトが原因でOSが起動しなくなる不具合有。
⑧ DiXiM系での不具合、公式アナウンスへのリンクを追記。
⑨ Win7用KB4056897に追記。再起動中にフリーズする不具合有。
⑩ Win7用KB4056897にメモリに不正アクセスが可能な脆弱性について追記。
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Windows,WindowsUpdate

2018年1月5日からWindowsUpdateなど配信されているCPUの脆弱性を修正する更新プログラムを適用すると、一部のAMD CPU環境でOSが起動できなくなる不具合が見つかりました。そのため、現時点で該当するAMD CPUを使用している環境には、下記の更新プログラムの配信を一時停止するとMicrosoftは発表しました。

    < Windows7 >
    KB4056897 (セキュリティのみの品質更新プログラム)
    KB4056894 (セキュリティマンスリー品質ロールアップ)

    < Windows8.1 >
    KB4056898 (セキュリティのみの品質更新プログラム)
    KB4056895 (セキュリティマンスリー品質ロールアップ)

    < Windows10 >
    KB4056892 (v1709 Fall Creators Update用)
    KB4056891 (v1703 Creators Update用)
    KB4056890 (v1607 Anniversary Update用)
    KB4056888 (v1511)
    KB4056893 (v1507)

MSカタログでのみ公開されている『セキュリティのみの品質更新プログラム』をどうやって該当するAMD CPU環境に配信停止するのかと、突っ込みどころのある内容ですが、とりあえず2018年1月5日以降に配信されたパッチ全てが対象となっている模様です。

なお、具体的なCPU名はMicrosoftから案内されていません。MSフォーラムのユーザ報告によると、Athlon 64 X2 6000+やAthlon 64 X2 5200+、Sempron 3200+などでこの現象が発生しているとのことです。

2018/1/15追記
上記問題に対処したWindows7 / 8.1用更新プログラムが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

2018/1/18追記
Windows10用更新プログラムも公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,WindowsUpdate


(Source:Meltdown & Spectre Updates Benchmarked, Big Slow Down for SSDs!)

前回、Windowsに配信されたCPUの脆弱性パッチ適用前と適用後のベンチマークに大きな差はありませんでした。

CPUの脆弱性に完全に対応するには、マザーボードのBIOSアップデートも必要と言われており、いくつかのマザーボードでBIOSアップデートがチラホラと出てきいるようで、

  • WindowsUpdate適用後 + BIOSアップデート後
  • WindowsUpdate適用後
  • WindowsUpdate適用前

これらの各種ベンチマークが公開されました。まず、一番酷い結果をどうぞ。

WindowsUpdate適用後 + BIOSアップデート後、NVMeドライブへの読み込み/書き込み速度が、約40%ものパフォーマンスダウンをしています。ATTO Disk Benchmarkのことはいまいちよく知らないため、これが実際のワークロードにどう影響してくるのか自分にはわかりませんが、半端ないインパクトですね……。

なお、他のベンチマークに関してはこれほどまでに大きな差は出ていません。ゲームに関しても概ね大丈夫そうですが、CPUボトルネックになりそうな画質設定によっては、数%のフレームレートの低下が見られるゲームもあります。

それでは各種ベンチマーク結果をどうぞ。i3-8100 + GTX 1080 Ti Testi7-8700K + GTX 1080 Ti Testi7-8700K + NVMe SSD Testi7-8700K + SATA SSD Test、の順番になります。

CPU,WindowsUpdate


(Source:Benchmarking The Intel CPU Bug Fix, What Can Desktop Users Expect?)

Windows10に配信されたCPUの脆弱性修正パッチの、適用前と適用後の各種ベンチマークが公開されました。使用するCPUはi7-8700KでGPUはGTX 1080 Ti、グラフの『Pre-Update』が適用前で『Post-Update』が適用後になります。サクッとどうぞ!

Windows

タスクバー右端の時計や通知領域を左に寄せる方法をご紹介。何かしらの理由で通知領域を左に寄せたい場合、『T-Clock 2010』というソフトを使えば簡単にできます。

    注意: T-Clock 2010はWindows10では動作しません。Windows10の場合、同じTClock系派生ソフトのTClockLightが動作します(FCUで動作確認済)。本記事はT-Clock 2010を使った説明ですが、似たような感じで設定できると思います。その他の派生ソフトについてはこちらをご覧くださいませ。

まず、

Windows,WindowsUpdate

2017年12月13日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

以下、2017年12月13日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

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更新履歴
① KB4054518とKB4054519に、『ESET NOD32アンチウイルス V7.0』導入環境でHTTPサイトに繋がらなくなる問題について追記。
② ①の問題について対策ページへのリンクを掲載。

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ウイルス,ハードウェア全般

OMEN、ENVY、EliteBookなどのHP製ノートPC数百台に、キーロガーとして悪用できるデバッグコードが含まれていることが判明しました。このコードはSynaptics TouchpadドライバのSynTP.sysに仕込まれており、デフォルトでは無効になっているものの、下記のレジストリ値を設定すれば有効にできるとのことです。

    HKLM\Software\Synaptics\%ProductName% HKLM\Software\Synaptics\%ProductName%\Default

HPは影響を受けるノートPCのリストと、ドライバのアップデートを公開しました。HP製ノートPCをお使いの方は、下記のリンク先で確認しておいた方が良いでしょう。

HPはつい先日もテレメトリサービスを配信して、大幅なパフォーマンスの低下を引き起こしたり、同意なくインストールされたなどとしてユーザから非難を浴びています。

Win10チューニング,Windows

ねとらぼで要注意なWindowsの挙動が記事になっていたのでご紹介。

 Windows 10の「Ctrl+Z」(同時押し操作)で起こる挙動に、一部のユーザーから悲鳴が上がっています。特定の条件下でこの操作をすると、編集したファイルが警告もなく、ごみ箱にも入らず“完全削除”されてしまうとのこと。この挙動についてはWindows 10がリリースされた直後にも話題になっていましたが、最近になりまたメディアに取り上げられるなど話題になっています。

 この現象は、以下の手順を踏んだ際に発生します。

1.ファイルをコピーする
2.コピーしたファイルを編集する
3.編集したファイルを上書き保存して終了する
4.エクスプローラ上で「Ctrl+Z」をする
5.編集したファイルが消える

 例えばテキストファイルをコピーし、コピーした方のテキストファイルで原稿を書いていた場合、Ctrl+Zを押すと、それまで書いていた原稿が完全削除されてしまうことになります。要注意。

下記画像のように『test.txt』を複製した状況で、『test - コピー.txt』の中身を編集後に『CTRL + Z』を押すと『test - コピー.txt』が完全に消えてしまいます。『CTRL + Y』で『test - コピー.txt』はまたできますが、編集した内容は復活しません。

『CTRL + Z』の挙動自体、Windowsの仕様のため他のWindowsでも同じ挙動をしますが、Windows7以前では、

削除の確認ダイアログが表示されるため、うっかり『CTRL + Z』を押してしまっても安心です。

しかし、Windows8.1以降はこの確認ダイアログが表示されず問答無用で削除されてしまいます。普段から『CTRL + Z』を頻繁に使っている方はお気をつけくださいませ。

Windows,ウイルス


(Source:Windows 10 Forums / Kaspersky Lak Forum)

カスペルスキーインターネットセキュリティ2018(以下、KIS2018)の導入環境で、Firefox 57.0.1を起動したときや終了したときなどにBSoDが発生するという不具合が出ています。

この不具合はKIS2018のバージョン18.0.0.405(d)が原因となっており、カスペルスキーは問題を修正したバージョン18.0.0.405(e)の作成に取り組んでいます。

今のところ、KIS2018だけの報告しか見当たりませんが、カスペルスキー系のエンジンを使用したアンチウイルスソフトでも同様の不具合が生じる可能性が懸念されるため、カスペルスキー系アンチウイルスソフトをお使いの方はお気をつけくださいませ。

Windows

Windowsのスタートメニューを旧スタイルに変更できるフリーソフト『Classic Shell』の開発終了がClassic Shellフォーラムでアナウンスされました。


(Source:Classic Shell no longer in development. Source code released)

悲しいお知らせがあります。私はClassic Shellの開発を終了することにしました。理由はいくつかあります。

1) 自由時間が足りません。Classic Shellに新しい主要機能を追加し、関連性を保つためには多くの努力が必要です。新しいバージョンのWindowsで動作させることも大変な作業です。その理由は主に『2)』です。

2) Windows10の更新頻度(年2回)が高すぎます。新しいバージョンが出るたびにClassic Shellのどこかをおかしくします。

3) Windowsの新しいバージョンはWin32プログラミングモデルから遠ざかり、多くの変更を加える必要があります。これは従来どおりのカスタマイズ性を達成することを非常に困難にします。

そこで私はClassic Shellのソースコードを公開することにしました。ソースコードを元に第三者による新しいプロジェクトの立ち上げを募ります。Classic Shellのフォーラム(http://www.classicshell.net/forum/)は2018年末まで議論の場を設けていますが、私が議論に頻繁に参加することはありません。

ソースコード:
https://sourceforge.net/projects/classicshell/
https://github.com/coddec/Classic-Shell

Windows10から採用されたWaaS (Windows as a Service / サービスとしてのWindows)の一環で、コロコロと仕様の変わる年2回の大型アップデートが、開発者にとっては大きな負担となっているようです。

頻繁なアップデートは開発者だけでなく、使用者にとっても負担となっている場面が多々見受けられるため、今回のClassic Shell開発者だけに限らず、今後も多方面から『WaaS疲れ』が浮き彫りになってくることが予想されます。

個人的には、WindowsUpdateは7/8.1仕様、機能やアプリケーションの追加は取捨選択式、慎ましやかに粛々とバグと脆弱性の修正、ただ、これだけをやってくれるWaaO (Windows as a OS / OSとしてのWindows)への回帰を願っているのですが、残念ながら近年のMicrosoftからは期待できそうにもありません。