Windows,WindowsUpdate

2019年6月21日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートと、同じく非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

本来、2019年6月19日(水)が配信予定日ですが、2日遅れでの配信となりました。2018年は4月度以外全遅刻、2019年も1月度2月度4月度5月度と遅刻しており、もはや間に合わせる気なんて皆無の様相を見せています。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

Windows,WindowsUpdate

2019年6月19日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートが配信されました。『ロールアップのプレビュー』はまだ配信されていません。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

Windows,WindowsUpdate

2019年6月12日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

今月のWin7/8.1用『セキュリティのみ』はテレメトリ(Consent.exe)入りとなっています。避けている方はお気をつけくださいませ。

< Update 4: イベントビューアーが死亡する場合あり [2019/6/19更新]
Win7/8.1用『ロールアップ』または『セキュリティのみ』をインストール後、イベントビューアーを開き、カスタムビューを表示しようとした際に、環境によっては『スナップインのエラーがMMCにより検出されたので、スナップインがアンロードされます』といったエラーが表示されて、イベントビューアーが正常に機能しなくなる不具合が発生しています。『現在のログをフィルター』を使用してもこの不具合が発生する場合があります。回避策等の詳細は各『ロールアップ』または『セキュリティのみ』をご覧くださいませ。

以下、2019年6月12日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
① Win7/8.1の『ロールアップ』および『セキュリティのみ』にイベントビューアーが死亡する不具合を加筆。
② Microsoftが上記①の不具合を認め詳細を公開。それに伴い記事の内容を更新。
③ Win7/8.1の『ロールアップ』および『セキュリティのみ』にイベントビューアーの不具合の修正予定日2019年6月下旬を加筆。新規にカスタムビューを作成する場合の方法を加筆。
④ Microsoftが不具合内容を更新。『現在のログをフィルター』を使用しても同不具合が発生する場合あり。【不具合概要】にその旨加筆。

Windows,WindowsUpdate

2019年5月15日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

< Update 1:Win8.1に既知の不具合が追加 [2019/5/17更新]
Win8.1用『ロールアップ』KB4499151に既知の不具合が追加されました。Microsoftによると、古い辞書がインストールされていると、『令和』が候補に表示されないとのこと。その場合、古い辞書をアンインストールするようMicrosoftは案内しています。詳細は記事内のKB4499151をご覧くださいませ。

< Update 3 [2019/5/19更新]
更新履歴②の『gov.uk』に繋がらなくなる不具合を修正するKB4505050が公開されました。詳細は記事内の『ロールアップ』およびカタログ産『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』をご覧くださいませ。

< Update 4: 今月もアンチウイルスソフトとの相性問題あり > [2019/5/23更新]
Sophos社のアンチウイルスソフトをインストールしている環境にWin7用『ロールアップ』KB4499164および『セキュリティのみ』KB4499175を適用すると、OSの起動に失敗しハングするという不具合が発生しています。詳細な情報および続報はSophos社のページにてご確認ください。

< Update 5: IE11に既知の不具合追加 > [2019/6/9更新]
Win7/8.1用『ロールアップ』およびカタログ産『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』に既知の不具合が追加されました。Microsoftによると、マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があるとのこと。この不具合は、Scalable Vector Graphics (SVG)マーカーを含む他のコンテンツを表示しているときにも発生する可能性があります。緩和策として、Power BIでマーカーをオフにするようMicrosoftは案内しています。Power BIをお使いの方はお気をつけくださいませ。Microsoftは2019年7月中旬にこの不具合の修正を予定しています。

以下、2019年5月15日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
① Win8.1用『ロールアップ』KB4499151適用環境で、古い辞書がインストールされていると、『令和』が候補に表示されない不具合を加筆。
② Win7/8.1の『ロールアップ』およびカタログ産『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』に既知の不具合追加。IEで英国の『gov.uk』に繋がらない場合があるとのこと。また、カタログ産『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』にアプリケーションが開けない問題が再掲載。
③ 上記②を修正するKB4505050が公開。その旨Win7/8.1の『ロールアップ』およびカタログ産『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』に加筆。
④ Sophos社のアンチウイルスソフトをインストールしている環境にWin7用『ロールアップ』KB4499164および『セキュリティのみ』KB4499175を適用するとOSの起動に失敗しハングする不具合を加筆。
⑤ Win7/8.1の『ロールアップ』およびカタログ産『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』に既知の不具合追加。マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があるとのこと。 | 『Internet Explorerからリンクをクリックしても、アプリケーションが起動しない場合がある』不具合に取り消し線。MSのコピペミスにより掲載された既に修正済み不具合だった模様。

 

Windows,WindowsUpdate

2019年5月24日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

本来、2019年5月22日(水)が配信予定日ですが、2日遅れでの配信となりました。2018年は4月度以外全遅刻、2019年も1月度2月度4月度と遅刻しており、もはや間に合わせる気なんて皆無の様相を見せています。

< Update 1: IE11に既知の不具合追加 > [2019/6/9更新]
Win7/8.1両方の『ロールアッププレビュー』にIE11に関する既知の不具合が追加されました。Microsoftによると、マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があるとのこと。この不具合は、Scalable Vector Graphics (SVG)マーカーを含む他のコンテンツを表示しているときにも発生する可能性があります。緩和策として、Power BIでマーカーをオフにするようMicrosoftは案内しています。Power BIをお使いの方はお気をつけくださいませ。Microsoftは2019年7月中旬にこの不具合の修正を予定しています。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。


更新履歴
① 既知の不具合追加。マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があるとのこと。

 

Windows,WindowsUpdate

2019年5月度のWindows7用更新プログラム『セキュリティのみ』のKB4499175を適用後、ネットに繋がらなくなったというご報告を企業の方よりいただきました。以下、いただいたメッセージになります。 (原文ママ)

5月度の更新プログラム:KB4499175 について、弊社内で不具合が確認されたので一応お伝えさせていただきます。

Windows7 64bit機で確認。3台中3台で症状を確認。
KB4499175をインストール後、ネットワークデバイスが不明なデバイスになる。ネットワークがつながらなくなる障害が確認されました。
対応方法として、システムの復元で戻るPCとシステムの復元自体が失敗したPCがあり、後者のPCはデバイスドライバーを手動でインストールすることで復旧しました。

不具合内容は昨年から確認されていた「マンスリー更新ロールアップ」の不具合ににています。
弊社ではこの件があって「マンスリー更新ロールアップ」は適用せずに「セキュリティのみ」を社内に配信しています。
今回「セキュリティのみ」で同様の不具合がかくにんされた為、対応に苦慮している次第です。

以上、情報提供になります。

気になったのでこの不具合について少し調べてみました。おそらくこうすればこの不具合は発生しないだろう、という推測をご紹介したいと思います。あくまで推測です。上手くいくかはわかりません。その点、ご了承くださいませ。また、この問題に該当するのはおそらく企業や組織等のWSUS / SCCM環境のみではないかと思われます。そのため、別記事にいたしました。

まず、結論から申しまして、WSUS / SCCM環境の場合はKB4499175だけでなく単品の『PciClearStaleCache.exe』も一緒に配信することでこの問題は発生しないのではないかと思われます。

ただ、当ブログは基本的に個人の方を対象としており、また、中の人はWSUSやWindows Server等についての知識がないため、詳細な手順等の案内はできません。ごめんなさい。

以下、結論に至った理由になります。割と長いです。

Windows,WindowsUpdate

2019年4月26日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

本来、2019年4月17日(水)が配信予定日ですが、9日遅れでの配信となりました。2018年は4月度以外全遅刻、2019年も1月度2月度と遅刻しており、もはや間に合わせる気なんて皆無の様相を見せています。

< Update 1: 既知の不具合追加 > [2019/5/14更新]
Win7 / 8.1両方のロールアッププレビューに新たな既知の不具合が追加されました。この更新プログラムを適用後、ExcelでMS UI GothicまたはMS PGothicフォントを使用しているとレイアウトが崩れる場合があるとのことです。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。


更新履歴
Win7/8.1用『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』にEcvelでレイアウトが崩れる不具合を加筆。

 

Windows,WindowsUpdate

2019年4月10日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

今月のWin7/8.1用『セキュリティのみ』はテレメトリ(Consent.exe)入りとなっています。避けている方はお気をつけくださいませ。

< Update 2: 一部環境でOSが起動しなくなる [2019/4/11更新]
Sophos社のアンチウイルスソフトをインストールしている環境にWin7 / 8.1用『ロールアップ』または『セキュリティのみ』を適用すると、OSが起動しなくなるという不具合報告が出ています。Sophos社のアンチウイルスソフトをお使いの方はお気をつけください。また、Avast社からもOS起動時にフリーズするようになると発表されました。

詳細および対処方法は各KBの項目をご覧くださいませ。

以下、2019年4月10日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
Win7/8.1用『ロールアップ』および『セキュリティのみ』にOSが起動しなくなる不具合を加筆。
② Avast社からも↑と同様の発表あり。その旨を加筆。
③ Win8.1用『ロールアップ』および『セキュリティのみ』に、クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合にエラーが発生する不具合を加筆。 / Avast社の告知内容変更に伴い同社ソフトの不具合をWin8.1『ロールアップ』『セキュリティのみ』にも加筆。Win7『IEパッチ』から削除。

 

Win10チューニング,WindowsUpdate

Avira社のアンチウイルスソフトをインストールしている環境に2019年4月10日配信のWindows Updateを適用すると、PCが数分間フリーズするといった報告が出ています。Avira社によると、以下のソフトウェアをインストールしている環境が影響を受けるとのことです。

  • Avira Free Security Suite
  • Avira Prime
  • Avira Free Antivirus
  • Avira Antivirus Pro

全ての環境で発症するとは限りませんが、もし、この症状が出た場合、以下のいずれかの方法で対処が可能です。

    1. Aviraをアンインストールする
    2. 2019年4月10日配信KBをアンインストールする

    OS2019年4月10日配信KB
    Windows7KB4493448(セキュのみ)、KB4493472(ロールアップ)
    Windows8.1KB4493467(セキュのみ)、KB4493446(ロールアップ)
    Windows10KB4493509(v1809)、KB4493464(v1803)、KB4493441(v1709)、KB4493474(v1703)、KB4493470(v1607)、KB4493475(v1507)

    (※ただし、2019年4月10日配信の更新プログラムはセキュリティパッチのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です)

より詳細な情報および続報はAvira社のページにてご確認ください。

この他にもWindows7 / 8.1ではSophos社のアンチウイルスソフトがインストールされていると、OSが起動しなくなるといった致命的な不具合報告も出ています。

どうも2019年4月度のWindowsUpdateは一部のアンチウイルスソフトと相性が悪いようです。同様の症状が出た場合、アンチウイルスソフトとの相性を疑ってみてください。

更新履歴
① Avira社の公式発表に伴い、内容の修正・加筆。
② Avira社のページのリンク先間違いを修正。

Windows,WindowsUpdate

Windows7のサポート終了を通知し、Windows10への移行を促すKB4493132について、Microsoftが新たに情報を公開しました。

法人のお客様向けの注意事項
この更新プログラムは管理対象の組織のデバイスには適用されません。 具体的には、この更新プログラムは、ProfessionalおよびEnterpriseエディションのWindows7とWindows Server製品を実行しているデバイス上にはインストールされません。組織には通常、IT技術者が管理しているシステム構成とWindows10展開があることを認識しています。2020年1月より前に、組織がWindows10に移行することが重要です。– こちらで詳細を確認できます。

MicrosoftによるとKB4493132はProfessionalとEnterpriseには配信されてこないそうです。

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日3月27日に配信されたWin10への移行を促す通知表示パッチKB4493132ですが、本日、4月4日に再々度配信されてきています。通知を表示させたくない場合はインストールしないようお気をつけくださいませ。サクッと非表示入りにしておきましょう。

と、ここまで先週の記事とほぼ同じ内容。まさかの3週連続配信です/(^o^)\ なんという週刊KB4493132……。ほんとGWX同様にしつこい配信になりそうですね……。

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日に配信されたWin10への移行を促す通知表示パッチKB4493132ですが、本日、3月27日に再度配信されてきています。通知を表示させたくない場合はインストールしないようお気をつけくださいませ。サクッと非表示入りにしておきましょう。

とはいえ、こんなハイペースで再配信してくるあたり、GWX同様にしつこく度々再配信されそうな予感がします。不幸中の幸いなのは、今のところ有害なものではなさそうということでしょうか。

(ただ、今後のバージョンアップで有害なものに変わらないとも限りませんが……)

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日、Windows7 / 8.1用のWindowsUpdateに『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

また、今回、Windows7にだけ配信されているKB4493132には注意が必要です。この更新プログラムを適用するとWindows10への移行を促す通知が表示されるようになります。そういった通知を表示させたくない方はインストールしないようお気をつけくださいませ。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。


更新履歴
① .NET
の非セキュリティアップデートを加筆。
② .NETの非セキュリティアップデートを記事から一時削除。MSカタログには公開されているものの、2019年3月20日時点ではWindowsUpdateに降ってこない?
③ KB4493132に備考を加筆。今のところ32bit版には降ってこない様子です。
④ KB4493182の備考を削除。32bit版にも降ってくるようになった模様。
⑤ KB4493132に備考を再度加筆。Professionalに降ってこないとの報告あり。
⑥ KB4493132に備考を加筆。Enterpriseにも降ってこないとの報告あり。

 

Windows,WindowsUpdate

Windows7のサポート終了を通知し、Windows10への移行を促すKB4493132を適用するとどうなるのか。海外メディアのBleeping Computerが調査を行ったところ、KB4493132をインストールすると『C:\Windows\System32\sipnotify.exe』というファイルが作成されて、上記のような通知ウィンドウが表示されるようになるとのことです。

また、ウィンドウ右下『microsoft.com/windows7』のリンク先は、Windows10への移行を促すページになっています。

このウィンドウが表示されるタイミングはタスクスケジューラにスケジュールが登録されており、

Windows,WindowsUpdate

2019年3月13日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

2019年7月16日(現地時間)より、Windows7のWindowsUpdateでSHA-2のサポートが必須になるのは既報のとおりですが、今回、そのSHA-2をサポートするための更新プログラムKB4474419および、SHA-2関連の不具合修正プログラムKB4490628が配信されてきています。詳細は記事本文(一番下の方)をご覧くださいませ。

< Update 1 [2019/3/13更新]
今回のWindowsUpdate、Windows7ユーザーの方は注意が必要かもしれません。理由は以下の記事をご覧くださいませ。

【アプデ/7】 Microsoft、2019年4月よりWindows10への移行を促す通知を表示させることを発表

< Update 2: IE等からアプリケーションが起動しない不具合 [2019/3/15更新]
Win7/8.1用『ロールアップ』KB4489878/KB4489881およびMSカタログ産IEパッチKB4489873に既知の不具合が追加されました。これらの更新プログラムをインストール後、Internet Explorer等からリンクをクリックしてもアプリケーションが起動しない場合があります。

とはいえ、対処方法は簡単で、Microsoftによると、リンクを右クリックして新しいウィンドウまたはタブで開くことでこの不具合を回避できる(アプリケーションが起動する)とのことです。対処方法を知っていればどうということはありませんが、知らなかったらハマるかもしれませんので頭の片隅に留めておいた方が良いかもしれません。

以下、2019年3月13日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
① Windows10への移行を促す通知についてのリンクを加筆。
Win7/8.1用『ロールアップ』KB4489878/KB4489881およびMSカタログ産IEパッチKB4489873に既知の不具合を加筆。Internet Explorer等からアプリケーションが起動しない場合あり。
③ Win8.1用『セキュリティのみ』KB4489883、『ロールアップ』KB4489881に、グループポリシー、WDSサーバに関する既知の不具合を加筆。

 

DirectX12,Windows

MicrosoftはWindows7でDirectX 12が使用可能となったことを発表しました。最初の対応タイトルとなるのはWorld of Warcraft 8.1.5で、今後もいくつかの『DirectX 12 for Windows7』タイトルが登場予定とのことです。

Microsoftによると『DirectX 12 for Windows7』によってフレームレートの向上が謳われています。しかし、より高速にDirectX 12の最高パフォーマンスを発揮できるのはWindows 10であることも主張しています。今回の唐突な対応は、おそらく、Windows7からWindows10への移行を促すための宣伝も含めた対応かと思われます。

以下、ちょっと不確かな部分ですが、どうも『DirectX 12 for Windows7』は全てのDirectX 12アプリケーションが動くといったわけではなく、アプリケーション側が『DirectX 12 for Windows7』に対応している必要があるようなニュアンスに受け取れます。(だとすれば、Windows7ユーザーにDirectX 12の良さを知ってもらうための『体験版』といったような感じでしょうか)

ハッキリとはわかりませんが、いずれにしても、いくつかのゲームでパフォーマンスアップの可能性があるなら非常に歓迎される対応と言えるでしょう。

Windows,WindowsUpdate

Microsoftは、2019年4月より、Windows7マシンにWindows10への移行を促す通知を表示させることを発表しました。Microsoftによると、今回の通知は、

  • 2020年1月14日のWindows7サポート終了日が迫っているため、Windows10に移行するための情報提供のみを目的としている
  • 再度通知しないオプションを用意している

とのことです。

しかしながら、Microsoftは、過去にWindows7上にWindows10への無料アップグレードを促す通知を表示し、望んでもいないのにWindows10へと勝手にアップグレードさせた前科があります。

今回は以前のような愚行は犯さないものと思いたいところですが、どこまでMicrosoftを信じられるかは人によるでしょう。本当にただの通知『だけ』であれば良いのですが。

気になるのは通知機能が仕込まれた年月。2019年3月度のWindowsUpdateに仕込まれているのか、それとももっと以前から仕込んでいたのか、どの段階で仕込まれているのかは不明です。一応、警戒するなら直近の2019年3月度のWindowsUpdateは様子見しておいた方が良いかもしれません。しかし、脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

2019/3/20追記
2019年3月20日にWin10への移行を促す通知表示パッチKB4493132が配信されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

Windows,WindowsUpdate

2019年2月13日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

Win7用『ロールアップ』で2018年5月度から2019年1月度まで長期にわたって発生していたネットワークドライバが死亡する不具合ですが、今月の既知の不具合には含まれていません。ついに直ったのかと思いきや、この不具合を 「修正した」 という記載もありません。書き忘れなのか、直ったのかは現状不明です。

あと、今月のWin7/8.1用『セキュリティのみ』はテレメトリ(Consent.exe)入りとなっています。避けている方はお気をつけくださいませ。

 

< Update 2: 元号関連に不具合 [2019/2/14更新]

Microsoftは2019年2月13日付けで、Win7用『ロールアップ』KB4486563適用後に元号関連で不具合が生じる可能性があることを既知の不具合に追加しました。具体的に影響を受けるアプリケーション等は不明なものの、元号を使用していて何かおかしくなったと思ったらこの不具合を疑ってみてください。犯人はWindowsUpdateです。

Microsoftは手動によるレジストリ編集での回避方法を案内していますが、レジストリの編集に自信がなければ『ロールアップ』KB4486563をアンインストールして、『セキュリティのみ』KB4486564の代用をご検討ください。『セキュリティのみ』ではこの不具合は発生しません。

 

< Update 4: 各パッチに不具合追加 [2019/2/19更新]