2016年12月上旬から一部のWindows10環境において、IPアドレスが169.254.0.0 - 169.254.255.255になってしまい突如インターネットに接続ができなくなるという事象が発生しております。
この問題はMicrosoftも認識しており、Microsoftコミュニティやツイッター上で下記のように案内しております。
2016年12月上旬から一部のWindows10環境において、IPアドレスが169.254.0.0 - 169.254.255.255になってしまい突如インターネットに接続ができなくなるという事象が発生しております。
この問題はMicrosoftも認識しており、Microsoftコミュニティやツイッター上で下記のように案内しております。
Gigazineは以下の内容を報じました。
こういったポップアップを見て「そうなんだ!じゃあEdgeに乗り換えよう!」って人は一体どれだけいるのでしょうね……。少なくとも自分なら「やかましいわ、余計なお世話じゃボケ」という心温まる気持ちになり、余計に触りたくなくなります。というかアンスコしたくなります。しかしEdgeはOS機能の一部らしくアンスコできない神仕様だそうで。
で、このマジキチクソウザポップアップは、GigazineによるとPCのシステム設定から表示をオフにできるそうです。Windows10勢でポップアップがうざいと感じる人は無効化しておきましょう。
ところでこれを見て「無効にできるから問題ない」と思われたでしょうか。MSがこの路線で突き進むのなら、これからもどんどん「無効にできるから問題ない」操作が増えていくことが予想されます……。
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2016/10/6にKB3197356が配信されました。中身はKB3194496とほぼ同じで、KB3197356ではEdgeの不具合修正が追加されております。
で、こちらのパッチ、環境によってはインストールが完了するまでにものすごく時間が掛かる問題が出ております。具体的な解決策はなく、ただ待つのみとなります。
また、環境によってはインストール自体が失敗する場合もある模様。インストールが上手くいかない場合、ぼくんちのTV別館さんの記事を参考にスクリプトを使ってインストールするか、スルーしてMSの修正待ちとなります。
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【アプデ】 Windows10用パッチKB3189866のアップデートが進まなくなる不具合が出ているらしい。と、手動インストール用パッチの直リンク
(ソース:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/win/1474054199/584-)
上記の不具合だけでなく、2週間前にもあった環境によってアップデートが進まなくなる病持ちの模様。すんなり行く場合もあって、具体的に何が悪さをしているのかは判明しておりません。
既にインストールしてしまって、何かしらの不具合が出てしまっている方はぼくんちのTV別館さんの記事が解決の糸口になるかと思いますので是非ご一読をば。
まだ未インストールの方は、修正版が出るのを待つもよし、挑戦するもよし、判断はお任せいたします。
しっかし、こうも連続して糞パッチが配信されると、如何に10Homeの強制自動アプデ仕様が欠陥であるかMS自ら証明してしまっている件。
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2016/09/21、WindowsUpdateにKB3193821が配信されました。このパッチは2016/09/14に配信されたセキュリティパッチのKB3189866とまったく同じ内容ですが、KB3189866で発生していたアップデートが進まなくなる不具合が解消されております。
また、既に手動等でKB3189866を入れている環境には配信されません。KB3189866をスルーしていた人向けとなります。
タイトルで完結しておりますが、2016/09/14に配信されたWin10用パッチKB3189866のアップデートが環境によっては進まなくなる場合があるようです。
Twitterをざーっと見てみたら手動インストールで打開できたとの報告も出ております。上手く行くかどうかはわかりませんが、手動インスコを試してみたい方は下記よりパッチをダウンロードしてどうぞ。
Windows10 64bit用 KB3189866
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=116494&updateid=0405fe13-e4d5-4aff-8cf1-0500f5f673f7
Windows10 32bit用 KB3189866
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=116494&updateid=e0ae2b92-efac-4614-b7b1-eb8b99f88f9f
追記
2016/09/21に上記問題を修正したKB3193821がWUに配信されました。既にKB3189866を適用済の環境には配信されません。
タイトルで完結しておりますが、2016/8/24にWindows10に配信されたKB3176934を適用後に、PowerShell DSCが使えなくなったり、PowerShellのリモート関連が動作しなくなるそうです。MS曰く、この問題を修正したパッチは2016/8/30(米国日時)に配信予定とのこと。
一般ユーザにはあまり関係ないとは思いますが、PowerShellを使っていて上記の症状にお悩みの方はKB3176934のアンスコで対応する形となります。
2016/09/02追記
8/31に配信されたKB3176938でPowerShellのバグは解消されたそうです。
ソース
Windows PowerShell Blog
PowerShell DSC and implicit remoting broken in KB3176934
一応、MSは「問題」と認識しているようです。アップデートのたびに設定が初期化されて再設定とか面倒くさいってレベルじゃないですもんね。
でも、この設定初期化ってWin10に限らず、Win7でもたまにあったのですが、はたしてきちんと解決してくれるのか。MSには是非とも自社の設定なんかより「ユーザの設定」を重要視して、問題解決に取り組んでいただきたいところです。
アニバアプデで上記のように仕様が改悪されるようです。これに伴い、今まで10Proでは無効にできていたOS上の広告表示が無効にできなくなるとか。
無効にするにはEnterprise以上が必要となり、一般ユーザには入手が不可能となっております。
ちょっと過去のWin10上の広告配信履歴を振り返ってみましょうか。
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<2015年9月>
【Win10】 悲報 Windows 10 Build 10547でスタートメニューに広告が入る
<2016年2月>
【Win】 Windows10のロック画面にMicrosoftから広告が配信される?
<2016年8月>
アニバアプデで10Proにも強制広告表示?
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じわじわと広告OS化していってますね…
Windows10はネットに繋がっていないと、時刻が大幅にズレる場合があるようです。体験者によると日付が2日前にバックトゥザフューチャーしていたとか。
オフライン環境でご使用中orご使用を検討されている方はお気をつけくださいませ。MSによると修正パッチはTH2の次期バージョンになり、現在のところ下記のレジストリ変更による対処が可能です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Config
UtilizeSslTimeData
1 ⇒ 0 に変更
この設定を行うことで、Windows10に搭載されたNETから時刻を拾ってくるSecure Timeという時刻精度を上げる新機能が無効化されます。それに伴い、バックトゥザフューチャーバグも発生しないとのこと。
オンライン環境の人は特に気にする必要はないと思いますが、オフライン環境の人は設定しておいた方が良いかと思われます。
ソース
マイクロソフト Network & AD サポートチーム公式ブログ
Windows 10 (TH2) をインターネットに接続せずに使用すると、突然時刻がずれる!?
プログラマー社長のブログ
Windows10をインターネットに接続せずに使う場合は要注意?
KB3159398 (※このパッチに不具合有)
攻撃者により特権の昇格が起こる脆弱性の修正。
一般の方にはあまり関係ないと思いますが、このパッチを適用するとグループポリシーがおかしくなる?ようで、パッチを削除すると解決するとのこと。自分、シス管でも何でもないんで詳しくはわかりませんが、シス管の方は下記のMSフォーラムをご一読された方が良いかもしれません。
MSフォーラム
KB3159398の不具合?
上記のWin7/8.1で起こる不具合ですが、Win10でKB3163018を適用した場合も同様にグループポリシーの不具合が発生するとメッセージで教えていただきました。Win10のシス管の方もお気をつけくださいませ。
(私信:情報提供ありがとうございます)
追記
MSからも発表されました。下記に対処方法も書かれていますので、お困りの方はこれで解決するかもしれません。
MSサポートチームブログ
https://blogs.technet.microsoft.com/jpntsblog/2016/06/17/ms16-072/
上記ファイルの並び順、左右でどちらが見やすいでしょうか。
左がXP以降のデフォルトで、右がWindows2000以前になります。どちらが良し悪しというのはありません。古くからWindowsを使っている人には右は懐かしいのではないでしょうか。
以下、ファイル表示の並び順を右側に変更したい人向けの内容になります。
KB2952664/KB2976978の前回の配信日は2016/04/08、約2ヶ月ぶりとなります。お久しぶりです!ぶぶ漬けでもいかがどすえ?
はい、ということでKB2952664(Win7用)/KB2976978(Win8.1用)が2016/06/09に配信されました。どちらもWindows10にアップグレードするためのパッチにつき「Win10ノーセンキュー」という人は非表示にしてどうぞ。
以下、この2パッチについての既報になります。もし、インストールしてしまって、削除したい人は参考にどうぞ。
KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには
アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動
この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。
KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。
前回のあらすじ。勝手にWin10にされる現象が多発。
今回、2nd seasonが到来したようで再び猛威を振るっております。ツイッター検索で「Windows10」「Win10」辺りで検索するとそれはもう酷いことになっております。未対策勢はお気をつけくださいませ。
このウイルスはアンチウイルスソフトでは防げません。レジストリでの対処なりツールでの対処なり該当KBを入れない対処なりが必要になります。
該当KBを入れないことによる対処方法は下記の記事をご参照くださいませ。
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト
前回が3/11、今回が5/17、あと1回くらい阿鼻叫喚があるかないかってところでしょうか…。「ゴリ押し大好き!もっとゴリ押しして!」って人には嬉しいかもしれませんが、そんな人、この世にどれくらいいるんすかねぇ…。ちなみに自分は大嫌いです。
(ソース:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160511_756756.html)
一部PCで動作が異常に遅くなる可能性があるそうです。犯人はCortana。
この不具合が発生した人は、Cortanaの設定で
「Cortanaは、おすすめの最新情報の表示」をオフにすることで緩和できるかもしれないそうです。