CPU,PCゲーム全般

前回のあらすじ。Windows10よりWindows7環境の方がRYZENは高パフォーマンス。

AMDはブログ上でWindows10がRYZENのSMTを上手く使えていない疑惑について下記の発表をしました。

<ザックリ意訳>
我々(AMD)はWindows10のスレッドスケジューラは『Zen』に対して正常に動作していると考えています。Windows7とWindows10のパフォーマンスの差異は、OSのソフトウェアアーキテクチャの違いが起因している可能性があります。

えーっと……。つまり、OSの根本的な部分の問題だから、Windows7とWindows10でパフォーマンス差が生じるソフトについてはどうしようもないって宣言なんですかねこれ……。

MSは調査すると言っていましたが、こっちはどうなるか……。

<Update 1>
国内メディアもこの件について取り扱いました。

 4gamer
 http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20170314023/
 PC Watch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1049379.html

結局のところ、AMDの姿勢は『ゲーム側のRYZEN最適化パッチで対処する』というところに話は戻ってきたようです。RYZEN最適化パッチが適用されず、Windows10でパフォーマンスが出ないゲームに関しては 「どうしようもない」 ってことのようで……。

Win10チューニング,Windows

↑Windows10のどのバージョンかはわかりませんが、エクスプローラに広告が入るようになった海外Redditで話題になっています。Microsoftはこれを『ヒント』と称しているようですが、そんなのはただの言葉遊びでどこからどうみても『広告』でしょう。

このスクリーンショットを見た海外勢のReddit上での反応を見てましょう。

Windows,WindowsUpdate

前回のあらすじ。1年以上前の日付のドライバ『Microsoft - WPD - 2/22/2016 12:00:00 AM - 5.2.5326.4762』が配信される。

MicrosoftはMSコミュニティ上でこの件について発表しました。

Windows,WindowsUpdate

2017年3月9日、一部環境(?)のWindows10に『Microsoft - WPD - 2/22/2016 12:00:00 AM - 5.2.5326.4762』が配信されました。このパッチはWindows Portable Devices関連のパッチのようですが、国内外問わず0x800f0217エラーが出たりしてインストールが失敗するという報告がいくつか出ています。

また、なぜ突如として1年以上前の日付のドライバが配信されたのか、その理由は明らかになっていません。

現時点ではインストールが失敗する程度の不具合報告しかありませんが、過去にWindows Updateに配信された『INTEL - System ~』系などのドライバはシステムに致命的な不具合をもたらすことがありました。

【アプデ】 タブレットキラーと化した『INTEL - System ~』先輩
【アプデ】 『INTEL - System - 8/19/2016 12:00:00 AM - 10.1.2.80』の続報、インストールはしない方が良い?

これらの前例を考慮し、海外メディアのInfoWorldでは

Microsoft - WPD - 2/22/2016 12:00:00 AM - 5.2.5326.4762』をインストールすることで具体的にどうなるのか、追加情報や報告があるまで、このドライバを避けることを強く推奨します。

と、注意喚起をしています。

今のところ致命的な不具合報告は見当たりませんが、『INTEL - System ~』も後になってから不具合報告が出てきたので、注意しておくに越したことはないでしょう。

< Update 1>
Windows8.1にも配信されているようです。8.1勢もお気をつけくださいませ。

(私信:情報提供ありがとうございます)

< Update 2 >
この件について、Microsoftが発表しました。誤配信ですって。

CPU,PCゲーム全般

Windows7用AM4 / RYZENドライバがAMDのサイトで公開されていますが、国内でも海外でもWindows7のインストールにてこずっている様子です。海外フォーラムでインストールに成功した人が手順を記載しているのでご紹介。

EnglishですがGoogle翻訳さんで比較的きれいに翻訳できる書き込みです。

 Ryzen: Strictly technical

 ↑をGoogle翻訳を通したページ

使用マザーボードは『ASUS ROG CROSSHAIR VI HERO』とのこと。Good luck!!
 2017/3/17追記 <注意>
 RYZEN搭載マシンにWindows7 / 8.1のアップデートは降ってこなくなるようです。詳細はこちらへ。

 2017/4/15追記
 ↑の打開策が海外勢により発見されました。詳細はこちらへ。
 

で、そのWindows7のインストールに成功した人が同フォーラム内で衝撃のベンチマーク報告をしています。

Windows,WindowsUpdate

2017年2月23日に2月度のKB890830(悪意のあるソフトウェアの削除ツール)が配信されました。チェックをしたい方はWindows Updateクライアントから or ↓の直リンクからどうぞ。

KB890830ファイル直リンク: 7/8.1/10共通 64bit / 32bit

余談ですがMSカタログでは下記のように

7用と8.1/10用で別々に表記されていますが、リンク先のファイルは同じため、Windows7 / 8.1 / 10どのOSでも使用できます。(bitは合わせる必要があります)

Windows,WindowsUpdate

2017年2月22日にAdobe Flash Playerの修正パッチKB4010250(Win8.1/10)が配信されました。本家が配信されたのは2017年2月14日、MSさんのやる気の無さが窺えます。組み込み型にした結果、本家公開から1週間も遅れるなら、さっさと組み込みなんて廃止すべきでしょう。

さらに、テレメトリパッチのKB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)も配信されています。2017年2月10日に配信されたばかりなのにしつこいですね。ただ、ネット上の報告数は少なく、条件はわかりませんが来る場合と来ない場合があるようです。

以下、既報ですが、KB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)を入れても何も良いことはありません。非表示推奨の紛うことなき糞パッチです。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。 「MSに協力したい!」 って人はご自由にどうぞ。

注意事項として、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには

アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動

この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。

KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。

関連記事
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Windows,WindowsUpdate


(Source:February 2017 security update release)

<ザックリ意訳>
2017年2月度のWindows Updateに問題が見つかったため、本日の配信に間に合わせることができませんでした。そのため、2017年2月度のアップデートは延期することになりました。ご不便をおかけして申し訳ありません。


ですって。配信日がいつになるか、具体的な日にちの記載はありませんでした。

< Update 1 >

ソース元に追記が加わり、2月分は3月度(日本時間で2017年3月15日配信)に配信するそうです。

Windows,WindowsUpdate


(Source:January 10, 2017—KB3213986 (OS Build 14393.693))

<ザックリ意訳>
2017年1月度のWindows10用パッチKB3213986を適用すると、マルチモニタ環境で3Dアプリケーション(ゲームなど)を実行した場合に表示が遅延したり飛んだりする場合があります。暫定的な解決方法は下記のいずれかになります。

 ・3Dアプリケーションをウィンドウモードで実行する
 ・1モニタ構成にしてから3Dアプリケーションを起動する


上記内容がKB3213986のページの『既知の問題』に記載してされております。文脈から察するにフルスクリーンモードがアウトのようです。

いちいち上記のような対応をするのが面倒な場合、KB3213986をアンインストールする、という手段もありますが、そうした場合は2017年1月度の脆弱性の修正が放置されることになります。

マルチモニタ環境で普段からフルスクリーンでゲームをされている方をお気をつけくださいませ。

備考
TH2用KB3210721、TH1用KB3210720でも上記問題が出る模様。

< Update 1 >
上記問題を解決するパッチKB3216755が公開されています。

修正パッチは今のところIP版のWindows Updateには配信されていますが、通常のWindows10だとWindows Updateには配信されず、Microsoft Updateカタログからダウンロードしなくてはいけません。

ダウンロードは下記からどうぞ。

 KB3216755 64bit版 Windows10 1607用
 KB3216755 32bit版 Windows10 1607用

64bit版で約1GB、32bit版で約560MBと大きいサイズとなっています。

Win10ゲーマー勢には相当重要なパッチだと思うのですが、なぜWindows Updateに配信されず長期に渡って放ったらかしにしているのかはわかりません。MSの怠惰っすかね。うーんこの。

PCゲーム全般,Win10チューニング


(Source:PC games news and reviews from PCGamesN.com)

Windows10IP版に配信された『ゲームモード』でのベンチマーク結果が公開されました。ゲームパフォーマンスにどう影響するのか、サクッと結果をどうぞ!

Windows

Windowsインストールメディア作成ツール(MediaCreationTool.exe)を使ってMicrosoftからOSのイメージファイルを落とそうとしたものの 「ダウンロードは正常に完了しませんでした」 と表示された場合はどうすればいいのか。

この表示がされるということは、十中八九、サービスの『Background Intelligent Transfer Service (BITS)』が無効になっているはずなので

一時的にでも手動にしてからWindowsインストールメディア作成ツールを実行しましょう。これで打開できます。

PCゲーム全般,Windows


(Source:Windows 10's Game Mode shows up in latest Insider Preview release / The Creators Update)

MicrosoftはWindows10の新機能『ゲームモード』を正式に発表しました。以前お伝えしたとおり、OSがゲームを優先する仕組みとなっているようです。また、UWPでもWin32でも動作する仕様となっているとのこと。

現時点では機能しておらず、どれくらいのパフォーマンスアップが見込めるのかはまだわかりませんが、今後のビルドアップで機能するようになると語っております。

追記
Windows10IP版でのゲームモードベンチマークが公開されました。詳細は↓へどうぞ。

【ゲーム】 Windows10IP版『ゲームモード』のベンチマーク公開

PCゲーム全般,Windows


(Source:Microsoft bringing new 'Game Mode' ... / Windows 10 may be getting a new "Game Mode" ...)

<ザックリ意訳>
Windows 10 Build 14997で『gamemode.dll』という新しいファイルがみつかりました。現在のところ、このファイルは機能していませんが 「『ゲームモード』で動作しているとき、OSのリソースはゲームを優先する仕組みのように見える」 とツイッターユーザは報告しています。

この報告が本当であれば、Microsoftは新しいゲームモードに取り組んでいることになり、Creators Updateでの実装が期待されます。

このモードは自動的に動作するのか、あるいは手動で選択が可能なのか、Win32をサポートするのか、あるいはUWP専用なのか等、いくつかの疑問をMicrosoftに問い合わせたところ 「現時点で共有できる情報はありません」 との回答を得ました。


まだハッキリした発表もなく、どういう形になるかはわかりませんが、パフォーマンスアップが期待できるならゲーマー勢にはありがたいですね!

追記
Windows10IP版でのゲームモードベンチマークが公開されました。詳細は↓へどうぞ。

【ゲーム】 Windows10IP版『ゲームモード』のベンチマーク公開

Win10チューニング,WindowsUpdate


(Source:Windows 10 Cumulative Update KB3206632 Obviously Hit by Installation Issues)

<ザックリ意訳>
2016年12月14日にWindows10に配信されたKB3206632は、バグ修正やセキュリティアップデートが含まれたパッチですが、一部環境でダウンロードが95%で止まったり、更新完了まで2時間以上掛かったなどの報告が相次いでいます。


同種の問題は2016年10月のKB31973562016年9月のKB3189866でも起こっており、ソース元の記事では「またかよ」と言われております。ほんと「またかよ」っすね…

しかし、まったく問題なくすんなりインストールが完了したとの報告も多数出ており、この問題に遭遇する条件は判明しておりません。いずれにしてもアップデートをする際は、ある程度時間が掛かるかもしれないことを念頭に置いておいた方が良いかもしれません。

余談ですが、米MSフォーラムによるとこのパッチをインストールすることで、インターネットに接続できなくなる不具合が解決するそうです。

Win10チューニング,WindowsUpdate

aaa

2016年12月9日に配信されたWindows10用パッチKB3201845のインストール後に、ディスク使用率が100%になるという報告が相次いで出ております。


521名無し~3.EXE2016/12/12(月) 22:40:04.79 ID:SFkmMa1p.net
うちもKB3201845インストール後ディスク使用率100%になってた。
調べて見ると
WPR_Initiated_DiagTrackAotLogger_WPR System Collector.etl
にやたら書き込みしてたんで何か調べたら
Connected User Experiences and Telemetry こと DiagTrackサービス
ガリガリやってたのでサクッと殺したらとりあえず元に戻ったっぽい

522名無し~3.EXE2016/12/12(月) 22:50:29.13 ID:YLwadHCN.net
>>521
今アクセスしているファイルを調べたところでしたが
全く同じ状況です。タスクマネージャからSystem(NT Kernel & System)を
選択してプロセス停止で良いのでしょうか?

524名無し~3.EXE2016/12/12(月) 22:54:49.43 ID:SFkmMa1p.net
>>522
サービス管理ツール(コンパネかタスクマネージャのサービスタブから開ける)を開いて
Connected User Experiences and Telemetryってサービス右クリして停止でおk
再起動後また動き出すのが嫌だったらプロパティから無効にしてください。

525名無し~3.EXE2016/12/12(月) 22:57:52.60 ID:H6v5bWM+.net
>>>521
まったく同じ症状だった.
助かったよ

526名無し~3.EXE2016/12/12(月) 23:01:53.64 ID:IA+2e+X3.net
>>521
>>524
助かりました。
ありがとうございました。


なんというひどい挙動……。