(Source:Born's Tech / gHacks / Reddit / HP Support Forum)
HPは自社製品を使用するユーザのPCに『HP Touchpoint Manager』というソフトの配信とインストールを開始しました。このソフトがインストールされると、同時に『HP Touchpoint Analytics』というテレメトリサービスまでインストールされてしまいます。
このテレメトリサービスは1日1回、HPにデータを送信しているようですが、送信されるデータの中身については明らかになっていません。また、このテレメトリサービスがインストールされていると、CPUの負荷が高くなり、システムに大幅なパフォーマンス低下を引き起こす場合があります。
他にも、このテレメトリサービスをインストールされたユーザからは 「同意なしにいつの間にかサイレントインストールされていた」 との非難の声も出ています。
インストール経路はハッキリとは判明していませんが、一部のユーザは 「HP Support AssistantにHP Touchpoint Analyticsが追加されていた」 と報告しており、HP Support Assistantを介して適用されている可能性が濃厚となっています。
このテレメトリサービスがお使いのPCに混入しているかは、サービスに『HP Touchpoint Analytics』があるかどうかで確認できます。もし、あった場合はテレメトリサービスがインストールされています。
ユーザにとっては何のメリットもなく、無駄にCPUリソースを使われて電力を消費されるため、 「それでもHPに協力したい!」 という人以外は、下記の手順でアンインストールすることをおすすめいたします。
- サービスを開いて『HP Touchpoint Analytics』をダブルクリック
- サービスの状態を『停止』にして、スタートアップの種類を『無効』にして『OK』を押す
- コントロールパネルの『プログラムと機能』を開いて『HP Touchpoint Manager』をアンインストールする
なお、HP Support Assistantを使い続けるかぎり、今後も似たようなことがまた起こる可能性は高いと思われます。HP Support Assistantの使用についてもご一考した方が良いでしょう。