Win10チューニング,Windows

ねとらぼで要注意なWindowsの挙動が記事になっていたのでご紹介。

 Windows 10の「Ctrl+Z」(同時押し操作)で起こる挙動に、一部のユーザーから悲鳴が上がっています。特定の条件下でこの操作をすると、編集したファイルが警告もなく、ごみ箱にも入らず“完全削除”されてしまうとのこと。この挙動についてはWindows 10がリリースされた直後にも話題になっていましたが、最近になりまたメディアに取り上げられるなど話題になっています。

 この現象は、以下の手順を踏んだ際に発生します。

1.ファイルをコピーする
2.コピーしたファイルを編集する
3.編集したファイルを上書き保存して終了する
4.エクスプローラ上で「Ctrl+Z」をする
5.編集したファイルが消える

 例えばテキストファイルをコピーし、コピーした方のテキストファイルで原稿を書いていた場合、Ctrl+Zを押すと、それまで書いていた原稿が完全削除されてしまうことになります。要注意。

下記画像のように『test.txt』を複製した状況で、『test - コピー.txt』の中身を編集後に『CTRL + Z』を押すと『test - コピー.txt』が完全に消えてしまいます。『CTRL + Y』で『test - コピー.txt』はまたできますが、編集した内容は復活しません。

『CTRL + Z』の挙動自体、Windowsの仕様のため他のWindowsでも同じ挙動をしますが、Windows7以前では、

削除の確認ダイアログが表示されるため、うっかり『CTRL + Z』を押してしまっても安心です。

しかし、Windows8.1以降はこの確認ダイアログが表示されず問答無用で削除されてしまいます。普段から『CTRL + Z』を頻繁に使っている方はお気をつけくださいませ。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2017年12月8日、Microsoftは下記の不具合を発表しました。

今回は、日本語の Microsoft IMEの使用中にメモリ アクセス違反が発生する現象についてご案内します。

現象
Windows 10 Creators Update 以降で、日本語 Microsoft IME を使用中に、大量のキー入力を高速で行うと、メモリ アクセス違反が発生することがあります。

詳細
テキストボックス等の入力可能なコントロールで WM_IME_COMPOSITION メッセージを処理すると、コントロール上で入力された変換文字列を操作することが可能です。

例えば、テキスト ボックスで WM_IME_COMPOSITION メッセージを受信した際に、引数に NI_COMPOSITIONSTR および CPS_COMPLETE を指定して ImmNotifyIME() を呼び出すプログラムを作成すると、ユーザーによって入力された変換文字列を即座に確定させることができます。

ひらがなのみ、カタカナのみを入力として受け付けたいテキストボックス等がある場合は、このようなプログラムを作成することによって、ユーザーの入力支援を行うことができます。

ところが、このような処理を行うプログラムを Windows 10 Creators Update 以降で実行して、大量のキー入力を連続して高速で行った (同じキーを押し続ける等) 場合に、メモリ アクセス違反が発生してプログラムが強制終了することがあります。

原因
Microsoft IME 側の予測変換処理とアプリケーション側の変換処理が並行して高速で実行されたために、文字変換処理に必要な内部データに不整合が生じた結果、メモリアクセス違反が発生していました。

回避策
以下のいずれかの方法を、代替案としてご検討ください。
(a) Microsoft IME の予測変換を使用しない
(b) WM_IME_COMPOSITION メッセージではなく、WM_KEYDOWN メッセージを利用してユーザーが入力したキーを検出し、検出したキーの内容を元に独自で入力文字をテキストボックス等に表示する

この不具合にお悩みの方は、Microsoft IMEの予測変換を無効にしておけば改善されます。予測変換の無効の仕方は下記の記事をご覧くださいませ。

Win10チューニング,Windows

Windows10のMicrosoft IMEの予測変換を無効にする方法をご紹介。

タスクバー右端のIMEのアイコン『A』を右クリックして、

『プロパティ』を選択。

Microsoft IMEの設定ウィンドウが開くので、

Win10チューニング,Windows

Microsoft公式ページで公開が終了した古いバージョンのWindows10のISOファイルを入手する方法をご紹介。下記のサイトで簡単にサクッと落とせます。完。

使い方は特に難しいことはなく、上記画像のように欲しいISOファイルを選択していけば画面右側に

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こういった表示が出るので、『Download』を押せばダウンロードが始まります。お疲れ様でした。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2017年12月8日、Microsoftは下記の不具合を発表しました。

こんにちは、Platform SDK (Windows SDK) サポートチームです。

今回は Windows 10 Fall Creators Update 環境で GetPixel および SetPixel 関数の処理速度が、Windows 10 Creators Update 以前の Windows 10 の処理速度と比較し、遅くなる現象についてご案内いたします。

現象
プログラムの内容にもよりますが、ほぼ同等スペックの Windows 10 Creators Update と Windows 10 Fall Creators Update でGetPixel 、SetPixel 関数の処理速度を GetTickCount 関数を使用して計測した結果Windows 10 Fall Creators Update 上の処理速度は、Windows 10 Creators Update の数倍から数十倍遅くなることが報告されています。

回避策
有効な回避策は確認できていません。

状況
マイクロソフトでは、この問題について調査をしています。進展があり次第、本ブログを更新予定です。

今のところこの不具合の回避策はなく、Microsoftの対応を待つか、すぐにでもなんとかしたい場合はv1703 Creators Updateやv1607 Anniversary Update(注:2018年3月でサポート終了)に戻すしかありません。

具体的なソフト名などが出ていないため、今回の不具合との関連性はわかりませんが、v1709 Fall Creators UpdateにしてからPCの動作が重くなっていくという報告がいくつか出ています。

Win10チューニング,WindowsUpdate,Windowsの操作

Windows10 ProのWindowsUpdateで、更新プログラムの有無だけは自動確認して、ダウンロードとインストールは任意のタイミニングで手動更新する方法をご紹介。

自動確認もない完全な手動更新にしたい場合は下記の記事をご覧くださいませ。
【Win10】 Windows10 Proの自動更新を無効にして手動更新にする方法

なお、Windows10 Homeにはグループポリシーエディタがないため、この方法は使用できません。

以下、設定方法です。

Win10チューニング,WindowsUpdate,Windowsの操作

Windows10 ProでWindowsUpdateの自動更新を無効にして、手動更新にする方法をご紹介。何かしらの理由で自動更新の挙動を抑止したい場合、グループポリシーエディタから簡単に手動更新に切り替えることができます。

言うまでもないことですが、手動更新に変更したら自動で更新プログラムが降ってこなくなるため、しっかりと自己管理が必要になります。

更新プログラムの有無だけ自動確認にしたい場合は下記の記事をご覧くださいませ。
【Win10】 Windows10 Proの自動更新を無効にして手動更新にする方法 ~更新プログラムの有無だけ自動確認編~

なお、Windows10 Homeにはグループポリシーエディタがないため、この方法は使用できません。

以下、設定方法です。

Windows,ウイルス


(Source:Windows 10 Forums / Kaspersky Lak Forum)

カスペルスキーインターネットセキュリティ2018(以下、KIS2018)の導入環境で、Firefox 57.0.1を起動したときや終了したときなどにBSoDが発生するという不具合が出ています。

この不具合はKIS2018のバージョン18.0.0.405(d)が原因となっており、カスペルスキーは問題を修正したバージョン18.0.0.405(e)の作成に取り組んでいます。

今のところ、KIS2018だけの報告しか見当たりませんが、カスペルスキー系のエンジンを使用したアンチウイルスソフトでも同様の不具合が生じる可能性が懸念されるため、カスペルスキー系アンチウイルスソフトをお使いの方はお気をつけくださいませ。

Windows

Windowsのスタートメニューを旧スタイルに変更できるフリーソフト『Classic Shell』の開発終了がClassic Shellフォーラムでアナウンスされました。


(Source:Classic Shell no longer in development. Source code released)

悲しいお知らせがあります。私はClassic Shellの開発を終了することにしました。理由はいくつかあります。

1) 自由時間が足りません。Classic Shellに新しい主要機能を追加し、関連性を保つためには多くの努力が必要です。新しいバージョンのWindowsで動作させることも大変な作業です。その理由は主に『2)』です。

2) Windows10の更新頻度(年2回)が高すぎます。新しいバージョンが出るたびにClassic Shellのどこかをおかしくします。

3) Windowsの新しいバージョンはWin32プログラミングモデルから遠ざかり、多くの変更を加える必要があります。これは従来どおりのカスタマイズ性を達成することを非常に困難にします。

そこで私はClassic Shellのソースコードを公開することにしました。ソースコードを元に第三者による新しいプロジェクトの立ち上げを募ります。Classic Shellのフォーラム(http://www.classicshell.net/forum/)は2018年末まで議論の場を設けていますが、私が議論に頻繁に参加することはありません。

ソースコード:
https://sourceforge.net/projects/classicshell/
https://github.com/coddec/Classic-Shell

Windows10から採用されたWaaS (Windows as a Service / サービスとしてのWindows)の一環で、コロコロと仕様の変わる年2回の大型アップデートが、開発者にとっては大きな負担となっているようです。

頻繁なアップデートは開発者だけでなく、使用者にとっても負担となっている場面が多々見受けられるため、今回のClassic Shell開発者だけに限らず、今後も多方面から『WaaS疲れ』が浮き彫りになってくることが予想されます。

個人的には、WindowsUpdateは7/8.1仕様、機能やアプリケーションの追加は取捨選択式、慎ましやかに粛々とバグと脆弱性の修正、ただ、これだけをやってくれるWaaO (Windows as a OS / OSとしてのWindows)への回帰を願っているのですが、残念ながら近年のMicrosoftからは期待できそうにもありません。

Win10チューニング,WindowsUpdate

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2017年12月1日、Windows10 v1709 Fall Creators UpdateにKB4051963が配信されました。

このパッチでは2017年11月15日から発生していたEPSONの一部プリンタで印刷ができない不具合の修正や、2017年10月18日から発生していたDirectX9ゲームでフレームレートが低下する不具合の修正が含まれています。DX9ゲーバグ、修正まで約1ヶ月半と中々に長かったですね……。

その他の修正項目はMS公式ページのこちら(日本語)こちら(英語)をご参照くださいませ。 (※日本語化がまだだと日本語ページでも英語が表示されます)

KB4051963の適用は普通にWindowsUpdateからどうぞ。何かしらの理由で手動で適用したい場合は下記の直リンクからどうぞ。

Windows,WindowsUpdate

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2017年11月15日に配信されたWindowsUpdateを適用すると、EPSON製の一部プリンタで印刷がができなくなる不具合が出ていましたが、この問題を修正するパッチが公開されました。

しかし、WindowsUpdateには配信される場合とされない場合があるため、降ってこなかった際は手動でダウンロード&インストールが必要になります。WindowsUpdateに配信されてこなくて、この問題でお困りの方は下記直リンクよりダウンロードをどうぞ。

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更新履歴
① WUに降ってくる場合と降ってこない場合がある模様。条件は不明。
② Win10v1703CU用パッチKB4055254が公開されたので追記。
③ Win10v1607AU用パッチKB4051033が公開されたので追記。
④ Win10v1709FCU用パッチKB4051963が公開されたので追記。

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関連記事
【アプデ】 WindowsUpdate 2017年11月度 注意事項と各KBメモと直リンク

Windows,ウイルス


(Source:Born's Tech / gHacks / Reddit / HP Support Forum)

HPは自社製品を使用するユーザのPCに『HP Touchpoint Manager』というソフトの配信とインストールを開始しました。このソフトがインストールされると、同時に『HP Touchpoint Analytics』というテレメトリサービスまでインストールされてしまいます。

このテレメトリサービスは1日1回、HPにデータを送信しているようですが、送信されるデータの中身については明らかになっていません。また、このテレメトリサービスがインストールされていると、CPUの負荷が高くなり、システムに大幅なパフォーマンス低下を引き起こす場合があります。

他にも、このテレメトリサービスをインストールされたユーザからは 「同意なしにいつの間にかサイレントインストールされていた」 との非難の声も出ています。

インストール経路はハッキリとは判明していませんが、一部のユーザは 「HP Support AssistantにHP Touchpoint Analyticsが追加されていた」 と報告しており、HP Support Assistantを介して適用されている可能性が濃厚となっています。

このテレメトリサービスがお使いのPCに混入しているかは、サービスに『HP Touchpoint Analytics』があるかどうかで確認できます。もし、あった場合はテレメトリサービスがインストールされています。

ユーザにとっては何のメリットもなく、無駄にCPUリソースを使われて電力を消費されるため、 「それでもHPに協力したい!」 という人以外は、下記の手順でアンインストールすることをおすすめいたします。

  1. サービスを開いて『HP Touchpoint Analytics』をダブルクリック
  2. サービスの状態を『停止』にして、スタートアップの種類を『無効』にして『OK』を押す
  3. コントロールパネルの『プログラムと機能』を開いて『HP Touchpoint Manager』をアンインストールする

なお、HP Support Assistantを使い続けるかぎり、今後も似たようなことがまた起こる可能性は高いと思われます。HP Support Assistantの使用についてもご一考した方が良いでしょう。

Windows,WindowsUpdate

Microsoft UpdateカタログとWSUSでKB4049068が公開されました。このパッチはWindows7 ~ 10とServerに対応している1MBにも満たない小さなパッチです。

2017/11/28AM08:00時点でKB4049068のパッチ情報はきていませんが、このパッチはハイチとモロッコのタイムゾーン変更パッチKB4020322との置き換えがあります。つまり、最新版のハイチとモロッコのタイムゾーン変更パッチと見て間違いないでしょう。

不要であればわざわざ入れる必要もありませんが、必要な方は下記のリンク先よりどうぞ。

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1709 Fall Creators Update(以下、Win10FCU)のWindowsUpdateの設定で、半期チャネル(CBB)にして機能更新プログラム(半年毎の大型アップデート)を延期していると、セキュリティの修正を含む品質更新プログラム(別名、累積更新プログラム)が降ってこなくなるバグが発生しています。

これは品質更新プログラムの延期が0日にも関わらず、その設定が無視されます。機能更新プログラムの延期を0日にすると、

Windows,レジストリ

エクスプローラなどから複数のファイルを選択して、右クリックでコンテキストメニューを開くと、15ファイルまでは

15ファイルまではコンテキストメニューから開ける

『開く』があり、普通に開くことができます。しかし、16ファイル以上になると、

16ファイル以上はコンテキストメニューから開けない

コンテキストメニューからは開けません。『開く』が消えてしまいます。なぜ、このようなことになっているのか。仕様です。

マウス操作だけで多くのファイルを一気に開こうとした際に、この15ファイル制限が不便に感じる場合があるかもしれません。この制限が不便と感じた人は、制限を解除してしまいましょう。