ファイルのプロパティを見ると『アクセス日時』というのがあります。
これは文字通り、そのファイルにアクセスした日時を示すものですが、SSDを使用している場合、アクセスしただけでむやみに更新されるとSSDの寿命を縮めることになるため、無効が望ましい設定となっています。
この設定はWindows7以降はデフォルトで無効になっているので、基本的にはノータッチで問題ありません。
後述しますが、SSDにWin10A2Uをインストールした人は要注意です。A2Uではデフォルトで有効になっている場合があり、アクセス日時の更新が行われてSSDが無駄に消耗されているかもしれません。ちょっと長いですが、最後までご覧いただければと思います。理屈抜きでサクッと対策をしたい場合はコマンドプロンプト(管理者)を起動して『fsutil behavior set disablelastaccess 1』と入力してください。これで無駄に消耗されることはありません。 |
逆に有効にしたい場合は、レジストリエディタを開いて、
『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem』の『NtfsDisableLastAccessUpdate』の値を変更することで無効/有効が切り替えられます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem NtfsDisableLastAccessUpdate 0 → 有効 / アクセス日時を更新する |
Windows10 v1709 Fall Creators Updateまではこの設定方法でした。
ここからが本題ですが、Windows10 v1803 April 2018 Update(以下、Win10A2U)ではこのレジストリ項目の値に変化がありました。