Win10チューニング,WindowsUpdate

MicrosoftはWindows10 v1809 October 2018 Updateと『iCloud for Windows』(v7.7.0.27)に互換性がないことを発表しました。v1809 October 2018 Updateを適用すると、iCloud for Windowsが正常に動作しなくなる場合があるとのこと。

そのため、問題が解決するまでiCloud for Windowsをインストールしている環境にはv1809 October 2018 Updateの配信が停止されており、また、ISOファイルやMedia Creation Toolなどを使用した手動インストールも推奨されていません。

現在、MicrosoftはAppleと協力して問題解決にあたっているとのことです。

< Update 1: iCloud 7.8.1で修正 >

この不具合はiCloud for Windows 7.8.1にて修正されました。お困りの方はiCloudのバージョンアップで解決します。

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Win10チューニング,WindowsUpdate

更新履歴
①本文を加筆修正。
②v1809 October 2018 Update用KB4465065を追加。

MicrosoftはIntel CPUの脆弱性『L1 Terminal Fault(L1TF)』 (CVE-2018-3615 / CVE-2018-3646)に対応したWindows10用マイクロコードアップデートをMicrosoft Updateカタログにて公開しました。

対象CPUはSkylake (Core i-6000シリーズ) ~ Coffee Lake (Core i-8000シリーズ)となります。より詳細な対象CPUは下記KB情報のリンクよりご確認くださいませ。

MicrosoftによるとこれらのマイクロコードアップデートはWindowsUpdateには降ってこないとのこと。必要な方は上記Microsoft UpdateカタログDLリンクよりダウンロードをどうぞ。

これらのマイクロコードにはこれまでに公開されてきたSpectre Variant 2 (CVE-2017-5715)、Spectre Variant 3a (CVE-2018-3640)、Spectre Variant 4 (CVE-2018-3639)に対する緩和策も含まれています。

以下、これらのパッチとBIOSアップデートとの違いの簡単な説明になります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10用2018年10月度の更新プログラムを適用後、一部の環境で既定のアプリを設定できなくなるという不具合が発生しています。対象となるOSバージョンおよび更新プログラムは以下です。

OSバージョン2018年10月10日配信分2018年10月25日配信分
Windows10 v1809
October 2018 Update
KB4464330配信なし
Windows10 v1803
April 2018 Update
KB4462919KB4462933

Microsoftはこの不具合を認識しており、2018年11月下旬のWindowsUpdateで修正を予定しています。

Microsoftによると、何回か設定すると上手くいく場合もあるかもしれないとのことですが、確実な回避策は案内されていません。おそらく、該当KBをアンインストールすることで直るものと思われますので、お困りの方はアンインストールをお試しください。 (注: ただし、次回WUまで2018年10月度のセキュリティアップデートで塞がった穴は開いたままになります)

上手くいったら該当KBが再度入ってこないよう非表示入りにしましょう。非表示入りにはMicrosoft公式ツールの『wushowhide.diagcab』でもできますが、サードパーティ製の『Windows Update MiniTool』の方が直感的にわかりやすく高機能で便利です。

< Update 2: 修正済み >
この不具合は以下の更新プログラムにて修正されました。これら以降の更新プログラムを適用していると、この不具合は発生しません。

OSバージョン2018年11月28日配信分2018年12月6日配信分
Windows10 v1809
October 2018 Update
配信なし (未修正)KB4469342
Windows10 v1803
April 2018 Update
KB4467682-

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Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1803 April 2018 Updateからv1809 October 2018 Updateにアップデートする際、『開発者モード』になっているとアップデートに失敗するという不具合が発生しています。打開策は簡単で開発者モードをオフにするだけです。

『設定』 → 『更新とセキュリティ』 → 『開発者向け』と進み、『開発者モード』にチェックが入っていればそれ以外にしてください。デフォルトは『アプリのサイドローディング』です。これでアップデートが成功するようになります。

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Win10チューニング,WindowsUpdate

t

Windows10 v1809 October 2018 Updateを適用後、HDMI / USB Type-C / DisplayPortのいずれかでモニタを接続すると、環境によっては接続先モニタから音が出なくなるという不具合が発生しています。Microsoftによるとこの不具合の原因はIntel Graphics Driver 24.20.100.6344 / 24.20.100.6345にあるとのこと。

この不具合に伴い、Microsoftは該当ドライバがインストールされている環境に対してv1809 October 2018 Updateの配信を停止しました。

現在、MicrosoftはIntelと協力して問題解決にあたっているとのことです。

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Windows,WindowsUpdate

2018年11月14日に配信された64bit版Outlook 2010用更新プログラムKB4461529を適用すると、Outlook 2010が起動直後などにクラッシュする不具合が発生しています。

お困りの方はKB4461529をアンインストールすることでこの不具合は発生しなくなります。ただし、KB4461529はセキュリティアップデートとなっており、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。Microsoftは修正されるまでOutlook on the Webの利用を検討するよう案内しています。

Microsoftは近日中に修正した更新プログラムのリリースを予定しており、進展があり次第下記のページを更新するとのことです。

< Update 1: 修正パッチ公開 >
この不具合が修正されたKB4461585が公開されました。2018年11月22日現在、Download Centerでのみの公開となっており、WindowsUpdateでの配信時期は未定となっています。ダウンロードは下記ページよりどうぞ。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2018年11月14日に配信されたWindows10用更新プログラムを適用後、Windows Media Playerで特定のファイルを再生するとシークバーが使用できなくなるという不具合が発生しています。影響を受けるOSバージョンと更新プログラムは以下となります。

Windows10 OSバージョン2018年11月14日配信KB
v1809 October 2018 UpdateKB4467708
v1803 April 2018 UpdateKB4467702
v1709 Fall Creators UpdateKB4467686
v1703 Creators UpdateKB4467696
v1607 Anniversary UpdateKB4467691
v1507 Threshold 1KB4467680

Microsoftは今後の更新プログラムにて、この不具合の修正を予定しています。なお、この不具合の回避方法は案内されていません。お困りの方はWindows Media Playerを窓から投げ捨ててサードパーティ製のプレーヤーを使用しましょう。

この他にも2018年11月配信の更新プログラムを適用すると、Microsoft AccessがクラッシュするようになったりOutlookがクラッシュするようになったりと、今月は自社製品の破壊活動に余念がありません。これらのアプリケーションをお使いの方はお気をつけくださいませ。

< Update 1: 修正済み >
この不具合は2018年12月12日配信のWindowsUpdateにて修正されました。

WindowsUpdateを実行し、2018年12月12日配信(あるいはそれ以降)の更新プログラムを適用することでこの不具合は発生しなくなります。

Windows,WindowsUpdate

d

2018年11月7日に配信されたOffice 2010用更新プログラムKB4461522 / KB2863821を適用すると、Microsoft Accessや他のアプリケーションがクラッシュするようになる不具合が発生しています。この不具合に伴って、Microsoftはこれらの更新プログラムを取り下げました。

お困りの方はKB4461522 / KB2863821をアンインストールすることでこの不具合は発生しなくなります。これらの更新プログラムにセキュリティアップデートは含まれていないため、アンインストールしてもセキュリティ上の問題はありません。

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1803 April 2018 Update以降の環境でCookieが正常に保存できなくなるという不具合が発生しています。とはいえ、この不具合はSysprepで作成したイメージを使用しなければ発生しないため、一般ユーザーが遭遇することはまずありません。発生条件は下記になります。

    [ 不具合の発生条件 ]

  • Windows10 v1709環境にて、SysprepのCopyProfileを使用してイメージ展開を行った後、機能更新を適用した場合
  • Windows10 v1803もしくはそれ以降の環境にて、CopyProfileのCopyProfileを使用してイメージ展開を行った場合

Microsoftはこの不具合の回避策をアナウンスしていますので、Sysprepでイメージを作成したい場合には下記のページをご覧くださいませ。

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1809 October 2018 Update適用後、タッチキーボードに多数の不具合が発生しています。現在確認されている不具合は以下となります。

不具合①は詳細のリンク先にて回避策が案内されていますが、2018年11月18日時点で不具合②および③の回避策はありません。Microsoftはこれらの不具合を調査しており、進展があり次第、上記リンク先にて案内を予定しています。

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Win10チューニング,WindowsUpdate

勝手にファイル削除バグが原因で公開・配信を停止していたWindows10 v1809 October 2018 Updateですが、2018年11月14日よりISOファイルが再公開されました。再公開されたISOファイル(および2018年11月度WUのKB4467708KB4464455)にて修正された不具合は下記の記事をご覧くださいませ。

試したい方は下記よりダウンロードをどうぞ。

Windows10 64bit用 v1809 October 2018 Update
https://software-download.microsoft.com/pr/Win10_1809Oct_Japanese_x64.iso?t=a3d55afa-48eb-4746-9712-4eff54e847e9&e=1542304346&h=8abf106dea83fb090abdde3dcd276c31

Windows10 32bit用 v1809 October 2018 Update
https://software-download.microsoft.com/pr/Win10_1809Oct_Japanese_x32.iso?t=a3d55afa-48eb-4746-9712-4eff54e847e9&e=1542304346&h=c6a5b317e9db11b4fce30990a55a3a2a

この直リンクは2018年11月16日AM02:52まで有効です。

それ以降はMS公式ページからどうぞ。Windowsからアクセスすると直接ISOのダウンロードはできず、Media Creation Toolのダウンロードを案内されますが、ブラウザのユーザーエージェントをMAC等にすれば直接ISOのダウンロードができます。

    MACのユーザーエージェント
    Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_12_6) AppleWebKit/604.1.38 (KHTML. like Gecko) Version/11.0 Safari/604.1.38

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Win10チューニング,WindowsUpdate

2018年11月8日からWindows10 Proで、ライセンス認証エラー(エラーコード:0xC004C003)になったり、ProエディションなのにHomeと誤認されたりする不具合が日本やアメリカなど多くの国で発生しています。

原因はMicrosoftのアクティベーションサーバーに問題が発生しているためです。現在、Microsoftはサーバーの復旧にあたっており、1~2日中には問題が解決される見込みとのことです。

< Update 2: 復旧 >
サーバーが復旧しました。Microsoftによると放っておいても24時間以内に自動でライセンスの認証が行われるとのことです。以下の手順を行うことで、手動で即座に認証させることも可能です。

    認証手順:
    [設定] → [更新とセキュリティ] → [ライセンス認証] → [トラブルシューティング]

WindowsUpdate,ハードウェア全般

富士通は発火・発煙の危険性があるノートパソコンを対象に、WindowsUpdate経由で『バッテリ充電制御機能アップデート』を配信することを発表しました。

富士通曰く、このアップデートを適用することで 「バッテリの消耗に合わせて充電制御を行い内圧を下げることで、これまで以上に安心してお使いいただくことができます」 とのこと。

対象機種は2010~2016年製。お心当たりのある方は下記の富士通のページを確認しておいた方が良いでしょう。

富士通
バッテリ充電制御機能アップデートのお願い (個人向けページ)
バッテリ充電制御機能アップデートのお願い (法人向けページ)