Windows,WindowsUpdate

前回のあらすじ。Win8.1環境下でKB3035583が再表示。Windows7にも本日来ました。以下の内容は前回とほぼ同じです。

KB3035583はWindows10へアップグレードするためのプログラムです。中身に変更があったのか、非表示にしていてもWin7環境下でまた表示されるようになっています。不要なら入れる必要はありません。入れても無駄にPCのリソースを喰われるだけです。

一度非表示にしたからもう安心、と油断せず、しっかりと番号を確認・検索して、Windows10にアップグレードしたくない人や、無駄にPCのリソースを喰われたくない人は地雷を踏まないようご注意を。

KB3035583と入れなくても良いKBについては下記をご参照くださいませ。

【アプデ】 Windows Update KB3035583 GWXConfigManager.exeは糞である
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Windows,WindowsUpdate

KB2952664はWindows10へのアップグレード用のパッチのため、アプグレする気の無い人は再度非表示にしてどうぞ。

一緒に来ているKB3083710(ざっと見た限り、KB3083324の置き換え)はWindowsUpdateの新しいクライアントのようですが、セキュリティパッチでは無いWindowsUpdateクライアントのアップデートは、現状、使っていて問題がなければわざわざ入れる必要は無いと思います。テスターになりたい方はインストールしてどうぞ。

ちなみに2015年4月度以降のWindowsUpdateクライアントには、全てWin10関連が盛り込まれていると見て間違いないのでご注意ください。

詳細は↓こちらへどうぞ。
【Win7】 WindowsUpdateにWin10へのアプグレ項目はいつ追加されたのか

オプションは真っ先に罠パッチが投げ込まれるので、基本的に全スルー推奨でございます。入れないとやばいようなセキュリティパッチは重要に上がってくるでしょう(だからと言って重要のパッチは安全と言っているわけではありません)。試してみたい人はどうぞ遠慮なく。

インストール不要なKBリストは以下をご参照くださいませ。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Win8.1関連の追記
同日に来たWin8.1用KB3083711とKB2976978もこちらで追記。上記のWin7と似たような内容ですが。

KB3083711はファイル名からしてKB3083325の置き換えでWindowsUpdateのクライアントの模様。セキュリティパッチでは無いWindowsUpdateクライアントのアップデートは、現状、使っていて問題がなければわざわざ入れる必要は無いと思います。テスターになりたい方はインストールしてどうぞ。

上の方でも書いていますが、4月度以降のWindowsUpdateクライアントには全てWin10関連が盛り込まれていると見て間違いないのでご注意ください。

KB2976978は以前に来たものの再表示、CEIP関連のためわざわざ入れる必要はありません。MSに情報提供したい人は入れてどうぞ。

Windows,WindowsUpdate

再々々表示くらいかもしれない。中身に変更があったのか、非表示にしていてもWindows8.1環境下でまた表示されるようになっているそうです。

一度非表示にしたからもう安心、と油断せず、しっかりと番号を確認・検索して、Windows10にアップグレードしたくない人や、無駄にPCのリソースを喰われたくない人は地雷を踏まないようご注意を。

KB3035583と入れなくても良いKBについては下記をご参照くださいませ。

【アプデ】 Windows Update KB3035583 GWXConfigManager.exeは糞である
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Windows,WindowsUpdate


(Source:Digitalmediaphile / MSフォーラム)

Windows10のWindowsUpdateからSurfacePro3のファームウェアが配信されて、無事そのまま死亡するケースがある模様。お気をつけくださいませ。やっちまった人はソース元に対処方法が書かれていますのでそちらをご参照ください。

MSさん、順調に信用を落としていっていますが内部が混乱しているんすかね。日本のMS公式フォーラムでも、日本語が不自由なMS社員(写真を見た限り日本人ではない)がトンチンカンな対応をするようになっていますし。

 MS公式フォーラム
 yahooメールが受信できない

 ・三行まとめ
  質問者「Outlookでyahooメールが受信できなくなりました」
  MS社員「他社製品の広告をやめてください」
  全員「は?」

本当にこういった会話をしているんです。詳細は上記リンク先をご覧ください。

Windows

タイトルの通り、Win10+avastの組み合わせでタスクバーとCortanaが動かなくなることがあるそうです。ご注意を。

当分の間はソフトの相性でこういった不具合は起こり続けるでしょう。常々申しておりますが、そういうのが面倒な人は様子見推奨でございます。無償アップグレードは来年の夏まで可能です。お使いのWindows7は2020年、Windows8.1に至っては2023年までサポートされております。

今、Windows10にアップグレードするかどうかの目安としては、下記の日本MS公式フォーラムのトラブル報告を見て、自分で対処出来そうかどうかが判断材料になるかもしれません。

日本MS公式フォーラム

ソース
TechWorm
Windows 10 critical error Taskbar and Cortana not working related to Avast Anti-virus
海外MS公式フォーラム
* Critical Error * Start Menu and Cortana aren't working.

Windows,WindowsUpdate


(ソース:Microsoft stays mum on mystery Windows 7 patch)

1行翻訳
MS「ごっめーん、うっかりミスってテスト中のを配信しちゃった☆」


Windows7用のアプデでインストールしたらシステムがクラッシュすることがあるそうです。現在は配信が停止されているようですが、こんなうっかりをやらかすようなWindowsUpdate、果たして自動更新は安心と言えるのでしょうか。言えるわけがない。

問題のある糞パッチのフルネームは

gYxseNjwafVPfgsoHnzLblmmAxZUiOnGcchqEAEwjyxwjUIfpXfJQcdLapTmFaqHGCFsdvpLarmPJLOZYMEILGNIPwNOgEazuBVJcyVjBRL

になります。一応。

Windows,レジストリ


結論、犯人はNetwork Connectivity Status Indicator (NCSI)。これで「あっ…(察し)」って人は、以下、見るだけ時間の無駄な記事内容でございます。

で、ずっと疑問でした。OS起動時に数百バイトほど、システムファイル(svchost.exe)が一体akamai鯖と何の通信をしているのだろうと。akamaiって何ぞって人は下記をご参照くださいませ。

 技術評論社
 第19回 世界の2割のトラフィックを捌くAkamai

国内でも海外でもまったく情報が見つからず、長いこと放置していたのですが、パケット解析ソフトのWiresharkを使って中身を覗いてみましたらこんな文字列が。

 www.msftncsi.com: type CNAME, class IN, cname www.msftncsi.com.edgesuite.net
 CNAME: a1961.dspg2.akamai.net

どうやら「www.msftncsi.com」と通信しようとしているようです。「www.msftncsi.com」について調べてみると「ネットワークに繋がっているかどうかの確認用鯖」だそうです。

OS起動⇒接続がちゃんと出来てるか調べてやんよ⇒www.msftncsi.com(akamai)と通信

大体こんな感じ。はい、謎が解けてスッキリしました。特に必要が無く、無効にしたい人は下記のレジストリを変更してどうぞ。

 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NlaSvc\Parameters\Internet
 EnableActiveProbing 1(有効) ⇒ 0(無効)

参考文献はWindowsVISTAの記事ですが、Windows7もこれでOS起動時にakamaiに接続しなくなりました。多分Vista以降、全部いけるんじゃないかと思います。

参考文献
付録K:WindowsServer2008のネットワーク接続状態インジケータとこれにより発生するインターネット通信
Appendix K: Network Connectivity Status Indicator and Resulting Internet Communication in Windows Vista

Windows,WindowsUpdate

↑らしいです。 (各画像はクリックで拡大)

頭おかしいんじゃねぇの。一応、簡単にオフには出来るそうです。が、そういう問題ではなく。10を使うならこれからもこういう糞みたいなアップデートのたびにいちいちオフにしていかないといけないのかと思うとハゲそう。

オフの仕方は下記画像をご参照ください。Englishですが大体分かると思います。

OSに求めていることって何でしょうか。個人的には「安定して毎日使えること」「勝手に不要な変化を加えないこと」です。中にはどんどん勝手に変わっていくOSが好きな人もいるのかもしれませんが管理人は嫌いです。

DirectX12のタイトルが出てきだす頃にはもう少しマシなOSになってますかねぇ…

一応、現時点ではIP版だけですので、もしかしたらこの糞アプデはIP版だけに留まる可能性も無きにしも非ず。もちろんそのまま製品版に適用される可能性も。

9/28追記
SOFTPEDIAによると表示される人とされない人がいる様子。表示されるようになる条件等は現在不明。

2016/02/28追記
より一層酷くなっています。

ソース
TenForums
Start Suggestions - Turn On or Off in Windows 10
InfoWorld
Windows 10: Let the Start menu ads begin

Windows

まず、下記の二つのbatファイルを作って適当に保存。

Safeオン.bat

sc config secdrv start= demand
sc start secdrv

Safeオフ.bat
sc stop secdrv
sc config secdrv start= disabled

次に下記のvbsを作って適当に保存。ドライブ名やフォルダ名やファイル名は任意で。

起動したいゲーム.vbs
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\BAT用フォルダ\Safeオン.bat""",1,True
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\ゲームフォルダ\実行ファイル.exe""",1,True
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\BAT用フォルダ\Safeオフ.bat""",0

このvbsを実行すれば、SafeDiscが使えるようになった状態でゲームが起動して、ゲーム終了時にはSafeDiscもオフになります。

Windows

そもそも、普通のアプリならTEMPファイルを残さずに消すかどうかの設定くらいあるものの、中にはあるんです、LOGやらTEMPファイルを残したままにして肥大化し続けるアプリが。

そんな糞アプリ使うな、って話ですが、やんごとなき事情や宗教上の理由で使い続けないといけない場合は、特定のフォルダやファイルを削除するbatファイルと、アプリ終了時に連動してbatファイルを動かすvbsファイルを作りましょう。まずはvbsの記述から。

適当なファイル名.vbs


CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\適当なフォルダ名\実行ファイル.exe""",1,True
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\適当なフォルダ名\削除するよ.bat""",0


vbsの記述はこんな感じ、このvbsを実行すれば「実行ファイル.exe」が起動されて、「実行ファイル.exe」が終了したあと「削除するよ.bat」が走ります。ドライブ名やフォルダ名やファイル名は適当に書き換えてご利用ください。

これで気が付いたらいつの間にかストレージの容量が少なくなっている、という事態が回避されます。

batファイルの記述は消すのがフォルダ単位だったりファイル単位だったりで記述が変わってくるのでぐぐってください。汎用的に使いやすいかもしれない一例だけ。

削除するよ.bat


Q:
cd \
rd /s /q Q:\TEMPフォルダだよ
md Q:\TEMPフォルダだよ


Qドライブの「TEMPフォルダだよ」のフォルダごと削除して新たに「TEMPフォルダだよ」を作る、といった例です。おしまい。

ここまで書いて、いまいちピンと来ない人が99.99%なシチュエーションだったので、このvbsのもっと家庭的で実用的な使い方をひとつ。旦那様の浮気にお悩みの奥様向けです。


CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\適当なフォルダ名\実行ファイル.exe""",1,True
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\適当なフォルダ名\あの女はだれ?.txt""",0


旦那様がよく使うアプリのショートカットをこのvbsのショートカットに変更しておけば(アイコンの変更もお忘れなく)、旦那様がアプリ終了時に「あの女はだれ?.txt」が開かれます。「あの女はだれ?.txt」の中身は愛をこめて任意でどうぞ。

ちょっと手間ですが、全アプリのショートカットをこのvbsに変更しておけば、きっと奥様の愛が旦那様に伝わること間違いなしでしょう。(その後、火曜サスペンスにならないとは言っていない)

Windows


(Source:GPU memory allocation limit on Directx9/Windows 8 / 【RADEON】 Rx-300 series Part12)

<ザックリ意訳>
[ユーザ報告]
全てのDirectX9 x64アプリケーションはWindows8.1で4GB以上のVRAMを割り当てることができません。
 Windows8.1/10でDirectX9c(x64)を使って4GB以上のVRAMを割り当てることが出来ない。例えば、12GBのVRAMのあるGPUを使うと、Win7では正しく7GBを割り当てることが出来る。
 テクスチャのコールでエラーが発生する。
 システムメモリの問題ではない。検証環境は32GBのシステムメモリを搭載している。

[MSからの回答]
この問題を認識し、Windows開発チームに引き継ぎました。


Windows8.1や10でDirectX9世代のゲームにMODをどっさり入れたり、MMDがDirectX9 x64らしいので超巨大テクスチャを使いまくると(MMDでそんな巨大テクスチャを使うことがあるのかは知りませんが)、この問題に引っかかりそうですね。

2017/10/18追記
ついにこの問題が修正されました。ただしWindows10のみ。詳細は下記の記事へどうぞ。
【DX9】 Windows10FCUでDirectX9のメモリ割り当てバグが修正される

Windows,WindowsUpdate

MSフォーラムを見ていたら↓こんな投稿が。 (クリックで拡大)


(ソース:svchost.exe(netsvcs)が、異常な通信を行う件(サービス:wuauserv))

これ、もろに

【Win】 WUを自動にしているとWin10を勝手にDLされることが判明
【Win】 WU自動設定ユーザにWin10が勝手にDLされる件 続報

この弊害ですよね。 (wuauserv = WindowsUpdateのサービス)
しかも転送量に制限のあるWifi接続ユーザのようで…やっぱ被害者出てんじゃん…額にしてン千円でしょうがえぐいわ…

GPU,Windows

Windows7で4GBを超えるVRAMを積んだGPUを使うと、システム情報等で上手く取得されない場合があるようです。あくまでシステムの表示が変なだけで、実際の使用には影響は無いみたいですが、

4GBを超えるメモリを持つビデオカードがあります。このシナリオでは、ビデオカードのメモリのサイズが正しく表示されません。たとえば、ビデオカードの実際のメモリサイズが6GBの場合は、メモリのサイズが2GBとして表示されます。

KB2799464
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2799464

2chに上記パッチが紹介されていました。このパッチを当てると正常な表示になるようです。こんなのあったんすね。当てても当てなくても良いレベルですが、気になる人は下記直リンからDLどうぞ。対象OSはWin7/2008です。

KB2799464 (注:64Bit用)
http://hotfixv4.microsoft.com/Windows%207/Windows%20Server2008%20R2%20SP1/sp2/Fix421210/7600/free/457426_intl_x64_zip.exe

ダウンロードリンクの取得に、MSからの自動応答メールでこのリンクが返ってきたんですが、これで合ってるんすかね。間違っていたらごめんちゃい。そのときは手動でDLリンクの取得をしてくださいませ。

Windows,WindowsUpdate

前回のあらすじ。WindowsUpdateを自動設定にしているとWin10が勝手にDLされる。
この現象、国内メディアでもついに取りあげられました。詳細は↓へどうぞ。

ITmediaニュース
「Windows 10」、予約しなくても約6GBのファイルを自動ダウンロード(回避方法あり)

解決方法だけ書きますと

•Windows 7:KB3035583、KB2952664、KB3021917
•Windows 8:KB3035583、KB2976978

上記パッチのアンインストール&非表示化で解決するそうです。これでWindowsUpdateを自動のままにしていても大丈夫になるのかな?でもMSのことだから名前を変えるなりして、またPCに仕込ませようとしてきそう。自動コワイ。

結論。MSまじうんこ。(小学生並の感想)

以下余談。

この件、もっと騒がれるべきだと思うんですけどねぇ。従量制ネット接続の人なんか無駄に通信されまくって損ぶっこいてるかもしれませんし、容量の少ないタブレットなら容量不足で不調になっているかもしれませんし。

こういう行動を許してしまったら「いつか使うかもしれないから○○の体験版も入れておいてあげるね」等、何でも有になってしまうと思うんですが。割と糞。アドウェアレベル。こういう糞みたいなことするからMSに不信感を抱かれるって理解するべき。理解出来ないんでしょうかね。理解出来ないからやるんでしょうね。

こんな胸糞悪いことする企業に「自動でお任せ」する気なんて起こりませんよ。

9/13追記
従量制ネット接続の被害者が出ていたようです。

Windows,WindowsUpdate


(ソース:http://www.kitguru.net/gaming/operating-systems/matthew-wilson/windows-10-might-be-downloading-on-to-pcs-without-consent/)

WindowsUpdateを自動設定にしているユーザのPCに$Windows.~BTという隠しフォルダが作成され、予約の有無やアプグレの意思を問わず、とりあえずWindows10へのアプグレ用ファイルがDLされることがあるようです。

MSいわく「今後アップグレードするかもしれないから、WindowsUpdateを自動設定にしている人には、念のために先にDLしておいてあげるね(意訳)」といった具合。

タブレットなど、Cドライブの空き容量が少ない端末だと容量を圧迫されたり、従量制のネットワーク契約の人ならあっという間に上限に達してしまうことがあるかもしれません。

Win10にする気が無い人はWUの設定は手動にしておいた方が良いでしょう。MSまじうんこ。(小学生並の感想)

こういうことをされると、自動化に対してますます拒否感が強くなっていきます。

9/12追記
続報書きました、詳細は↓へどうぞ。
【Win】 WU自動設定ユーザにWin10を勝手にDLされる件 続報

Windows,WindowsUpdate

10/10追記
結論から言えばKB3083324は入れる必要はありません。
その他、入れなくても良いKBリストは↓をご参照ください。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト


6月度 https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3050265
8月度 https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3075851
9月度 https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3083324

それぞれWindowsUpdate関連のアップデートで、ファイルを見比べてみると名前が同じで、KB3083324は差し替えのご様子。

6月度のKB3050265はメモリリーク問題の修正(搭載メモリが少ない人に恩恵があるらしい)。8月度のKB3075851はよくわからないけど、環境によって(多くが32bit環境で)CPU負荷が上がるなどの不具合有。9月度のKB3083324は一体なんじゃらほい。

海外勢いわく「こんなロクに説明がされていない怪しいパッチはとりあえずインストールすんな。WindowsUpdateのベータテスターになりたいなら入れろ(意訳)」という意見も。 (ソース:Don't check that box! Windows 7 patch KB 3083324 sneaks in)

はい、ごもっとも。セキュリティ関連でもないようですし、現状のWindowsUpdateに不満が無い人は入れなくても良いかもしれません。

9/10追記
9月度のWUを適用したら、一部環境でsvchost.exeがCPUを酷使するようです。犯人は不明ですが、8月度のKB3075851もCPUを暴れさせていたので、もしかしたら9月度のKB3083324が犯人かも?ただの推測なのであしからず。

9/11追記
KB3083324が原因かどうかはわかりませんが、どこかの段階でWindows10を勝手にDLする罠が仕込まれているようです。これがWindowsUpdate本体の仕業なのか、その他のKBの仕業なのかは現時点では不明です。無駄に容量を喰われたくない人はWindowsUpdate本体のアップデートは慎重になった方が良いかもしれません。

9/12追記
9/11追記の「Win10を勝手にDLする罠」については、KB3083324は関与していないようです。この問題に関しては下記をご参照くださいませ。

【Win】 WUを自動にしているとWin10を勝手にDLされることが判明
【Win】 WU自動設定ユーザにWin10を勝手にDLされる件 続報

Windows,WindowsUpdate

9/9に配信されたKB3086255を適用するとSafeDiscを使ったゲームが動かなくなるようです。
(ソース:September 2015 Windows updates KB3086255 breaks many games)

 追加情報:MS公式告知にも記載されていました。

この更新プログラムは、一部の古いゲームを実行する機能に影響する可能性があるサービスをオフにします。
(マイクロソフトセキュリティ情報 MS15-097 (KB3086255) - 緊急)

適用してセキュリティ面を取るか、適用せずにゲームを取るかの判断はお任せいたします。

追記
パッチを当ててもコマンドプロンプトから以下のコマンドを入力すれば、一時的にKB3086255を無効化出来るようです。実際に試してはいませんが、

ゲーム開始前(SafeDiscを使えるようにする)
sc config secdrv start= demand
sc start secdrv

ゲーム終了後(SafeDiscを使えなくする)
sc stop secdrv
sc config secdrv start= disabled

これでイケると思います。batファイルを作っておけば楽かと。無理だったらごめんちゃい。


9/19追記
ゲーム起動前にSafeDiscを自動的に使えるようにする⇒ゲーム起動⇒ゲーム終了時に自動的にSafeDiscを使えなくする、これらの流れを簡単にする方法を書きました。詳細は下記記事へどうぞ。

【Win】 vbsを使ってゲームの起動とSafeDiscの有効無効の自動化


<各コマンド詳細>
サービスの無効化
sc config secdrv start= disabled
サービスの自動化
sc config secdrv start= auto
サービスの手動化
sc config secdrv start= demand
サービス開始
sc start secdrv
サービス停止
sc stop secdrv

(ソース:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3086255)

Windows

何らかの理由で特定のドライブへのアクセスを、別のドライブに肩代わりさせることが出来るのがシンボリックリンクです。とりあえず使い方から。

参考例として「C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\ClassicShell」のClassicShellフォルダをKドライブに肩代わりさせる方法。

CドライブのClassicShellフォルダをKドライブにコピペ、CドライブのClassicShellフォルダを削除、以下のコマンドをコマンドプロンプトから実行。

cd C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming
mklink /d ClassicShell K:\ClassicShell

おわり。

 仮に「Classic Shell」と、間にスペースがある場合は

 cd C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming
 mklink /d "Classic Shell" "K:\Classic Shell"

 と、ダブルコーテーションで囲ってやればOKです。

これでC:\中略\ClassicShellへのアクセスは全てK:\ClassicShellで行われます。元のCドライブに戻したいときは、Cドライブに出来たClassicShellフォルダ(シンボリックリンク)を削除、Kドライブにある本体を元の場所にコピペ、その後KドライブにあるClassicShellフォルダを削除。

で、これ、何に使うの、って話ですが、使い方は人それぞれ。HDDのカリカリ音を限界まで下げたい場合に音の発生源をRAMDISKへ移動したり、酷使しすぎて残り寿命が心配なSSD内の書き換えが発生しまくるファイルやフォルダを移動させたり、HDDに入れたゲームの再設定が面倒だからアンスコせずにSSDへ移動したり、ネトゲのローディング時間を1秒でも下げるために特定のファイルをRAMDISKに移動とか、可能性は無限大。

 ちなみにSSD vs RAMDISKについてはこちらの記事をご参照ください。
 効果はイマイチ。本当に1秒2秒なレベルです。

余談ですが書き換えの発生確認にはMoo0ファイルモニターが便利です。Moo0ファイルモニターがどんなソフトかは↓をご参照くださいませ。

【ゲーム】 セーブデータを見つける方法

あるいは直接DLサイトへ↓どうぞ。

Moo0 ファイルモニター
http://jpn.moo0.com/software/FileMonitor/