Windows,WindowsUpdate

2017年5月10日に配信されたWindows 10用の月例アップデートは、えらく時間がかかるとの報告が出ています。

 ・KB4016871 (Ver.1703 Creators Update環境用)
 ・KB4019472 (Ver.1607 Anniversary Update環境用)

これらのパッチはすんなりとインストールされる場合もありますが、環境によっては適用まで1~3時間もかかる場合があるようです。

なぜ、これほどまでに時間がかかるのか、その原因は判明しておらず、この状況に陥った場合の解決策は 「気長に待つ」 以外に今のところありません。

Windows,WindowsUpdate

2017年5月10日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

以下、2017年5月10日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

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更新履歴
① Win8.1用FlashパッチのKB番号が間違っていたのを修正。(直リンクは正常です)
② KB3008923、KB3003057、KB2987107を一応記載
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Windows,WindowsUpdate

KB3008923KB3003057KB2987107など、2014年のInternet Explorer用セキュリティパッチが一部環境に配信されています。

なぜ、今になって2014年のものが配信されているのかは謎ですが、Internet Explorer用のセキュリティパッチは累積されているので、新しいものを入れていれば古いものを入れる必要はありません。

あと、Microsoftはたびたび誤配信をすることがあります。

 2017年3月
 【アプデ】 『Microsoft - WPD - 2/22/2016 12:00:00 AM - 5.2.5326.4762』はMicrosoftの配信ミス
 2015年10月
 【Win】 32bit版Office2010に64bit版のアップデートが誤配信される
 2015年10月
 【Win7】 WindowsUpdateにgYxseNjwafVPfgs~とかいう糞パッチが公開

最悪の場合、システムに異常をきたすことも。

今回が誤配信かどうかはわかりませんが、いずれにしても不自然な配信のため、警戒して非表示に入れておくことを推奨します。もし、何かしらの理由で本当に必要なパッチであったのなら、後から入れればいいだけですしね。

< Update 1: 補足 >
海外フォーラムによると、このパッチをインストールしても正常に機能せず、他のパッチと置き換えられることはないため、IEやシステムには影響は出ないとのこと。だからといってわざわざ入れる必要もなく、無視しておくことを推奨しています。

Win10チューニング,Windows


(Source:Windows 10 Creators Update Bloatware Free Edition)

Windows 10(Creators Update適用)からBloatware(プリインストールされていながら使用率の低いソフト)を排除した非公式のWindows 10 ISOが有志により作成&公開されました。

このISOはテレメトリ、Cortana、XboxとOneDriveを除く全てのWindowsストアアプリ、システムの復元、Microsoft Edge、Microsoft Internet Explorer、Home Group、Windows Defenderが排除されています。

あくまでただのISOのため、使用するためにはWindows 10のプロダクトキーが必要なのは変わりありません。また、Microsoft公式ではないため、使用は自己責任となります。

試してみたい方は↓からダウンロードをどうぞ。

 Windows 10 Creators Update Bloatware Free Edition
 http://forum.notebookreview.com/threads/windows-10-creators-update-bloatware-free-edition.804247/

ただ、このISOを入れてスッキリ環境を構築しても、Windows Update後や次期大型アップデート後にも排除状態を維持できたままでいるのかはわかりません。

Windows

Microsoftは教育向けに軽量OSの『Windows 10 S』を発表しました。このOSで使用できるアプリケーションはWindowsストアからダウンロードしたものに限定することで、クリーンな環境を維持できることを特徴としています。

そのため、『Windows 10 S』では、Windowsストア以外のアプリケーションを使用することはできません。Windowsストア以外のアプリケーションを使うには、Windows 10 Proにアップグレードが必要となります。

加えて、『Office 365 Personal』がWindowsストアでリリースされることも発表しました。

Windowsの強みである過去の資産をバッサリと切り捨てたこのOSは、Windows RTの二の舞になることなく普及することができるでしょうか。

Windows,WindowsUpdate

MicrosoftはWindows7 / 8.1で2017年3月度のオプションパッチ4月度のセキュリティパッチを適用すると、Kaby Lake / Bristol Ridge以降(RYZEN含む)のCPUを搭載したPCでは、Windows Updateをさせないという機能を搭載しましたが、どうやらそれが誤作動を起こしているようです。

海外フォーラムの投稿によると、

Win10チューニング,Windows


(Source:Windows 10 Creators Update rollout: First phase update)

<ザックリ意訳>
Creators Updateの提供はWindows Update経由の場合、問題が発生する可能性の低いコンピュータから順次配信されます。しかし、手動アップデートを行った場合、この機能がバイパスされてしまいます。

現在、Creators UpdateはBluetoothの接続が上手くいかない不具合などを抱えています。お使いのコンピュータで問題が発生した場合に自力で解決できる上級者でない限り、Windows Update経由でCreatrs Updateが自動的に提供されるまでお待ちください。


上記内容がMicrosoftのBlog上で公開されました。これは間違いなく今週の『もっと早く言えランキング』入り確定。そんなランキングありませんが。

安定性重視の方は、Creators Updateに限らず大型アップデートを急いでインストールする必要はないでしょう。その理由は下記の記事をご参照くださいませ。

【Win10】 Windows10 Creators Updateのインストールに関する留意事項

Win10チューニング,Windows


(Source:Windows and Office align feature release schedules to benefit customers)

Microsoftは毎年3月と9月の年2回、Windows10の大型アップデートを定期的に配信することをblog上で発表しました。Microsoftの発言に基づくと、『Redstone 3』は2017年9月に配信となり、その次の『Redstone 4(仮)』は2018年3月に配信となります。

言うまでもなく、これは半年ごとに新機能が追加されることを意味します。しかし、言い換えれば、半年ごとに設定は初期化されて、各種動作検証が必要になってくることも意味します。機能追加を歓迎する人もいるでしょうが、この『手間』のせいで逆の人もいるでしょう。

これがいつまで続くかについては言及されていませんが、こういう発表をするくらいなので当分の間は続くことが予想されます。

設定を全然いじらずデフォルトのままでしか使用しなかったり、半年ごとの再設定や動作検証が苦ではない人には問題ないかもしれませんが、再設定や動作検証に煩わされることなく、安定して長期間使いたい人は、Windows10以外の選択肢を考える必要があるかもしれません。

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Windows


(Source:TechPowerUp Announces MemTest64 - Test Memory from Within Windows)

再起動やMS-DOSモードで起動したりせず、Windows XP~10までの64bit OS上で動作するメモリテストソフト『MemTest64 1.0』が公開されました。このソフトはさまざまなアルゴリズムを用いてテストが行われ、エラーが発生した場合は自動的に検出されます。

メモリのオーバークロックやタイミングの設定をした後など、安定性の検証にご活用いただけるかと思います。また、ファイル構成はexeファイルが1つのみでインストールの必要もなく、レジストリもいじられないため非常にお手軽な仕様となっています。

ただし、1点だけ注意点があります。ページングファイルを有効にしておく必要があります。使用中のメモリを解放するために、他のアプリケーションをページファイルにスワップアウトする必要があるためです。

ページングファイルが無効だったり、有効でも容量があまりにも小さいと、限られたサイズのメモリ量しかテストできませんのでお気をつけください。

試してみたい方は↓からダウンロードをどうぞ!

 MemTest64
 https://www.techpowerup.com/memtest64/

Windows,WindowsUpdate

2017年4月19日、Windows Updateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

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更新履歴
① 『Intel - System - 4/4/2017 12:00:00 AM - 1.0.0.1031』を記載
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Windows,WindowsUpdate


(Source:For you testers: Here's how to spoof a Kaby Lake processor inside a VirtualBox Win7 VM)

<ザックリ意訳>
2017年4月度の月例パッチKB4015549、もしくはKB4015546などを適用すると、Kaby Lake / Bristol Ridge以降(RYZEN含む)のCPUを搭載したPCでは、↑上記スクリーンショットようにWindows Updateができなくなります。

しかし、スクリーンショットのエクスプローラに表示されている『wuaueng.dll』の日付に注目してください。このファイルを古いものに変更すると、

Windows,WindowsUpdate

2017年4月12日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

今回のパッチには『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』『セキュリティのみの品質更新プログラム』共に最新のWindows Updateクライアントが入っています。つまり、最新CPUでWUお断り機能入りでございます。

以下、2017年4月12日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

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更新履歴
① WU産KB4015549に不具合情報(備考)を記載
② MSカタログ産KB4015546とWU産KB4015549に不具合情報(備考)を記載
③ KB4015546とKB4015549の不具合情報(備考)に被害報告の出ている海外フォーラムへのリンクを追記
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Win10チューニング,WindowsUpdate

Creators Update後、スタートメニューに真っ白なアイコンで↑『Wireless Display Media Viewer』というのが現れました。このアプリケーションに関する情報はなく、起動しても真っ黒な表示がされて正しく動作もせず、しかもアンインストールもできません。

中国語圏のMSフォーラムで 「『Wireless Display Media Viewer』ってどうやったら削除できるの?」 という話題が出ていますが、向こうのMS社員曰く 「一時的にこのアプリケーションを置いたままにしておくことをおすすめします。数日後にダウンロードが完了しているか確認してみてください」 といったような案内をしています。

中国語なので翻訳は微妙なところですが、後から配信されるようなニュアンスです。とりあえず無理に削除しようとせずに置いておいた方が良さそうです。なお、どういうアプリケーションなのかは、向こうのMS社員からも案内はありませんでした。

英語圏のMSフォーラムによると、

MSが販売する『Microsoft Wireless Display Adapter』に関連するアプリケーションではないかとフォーラムの住人は予想していますが、真偽は定かではありません。

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Win10チューニング,WindowsUpdate

Creators Updateで 「は?」 と思った仕様変更と解決方法をご紹介。『画面のど真ん中に大きく「A」や「あ」が表示』『「テキスト サイズのみを変更する」が消滅』の2点になります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

まだCreators UpdateもWindows Updateには配信されていませんが、さらにその先の大型アップデートに『Redstone 3』というコードネームが計画されていて、既に開発が進められています。

このアップデートは

2017年に登場を予定していて、11月頃になるのではないかと言われています。
(2017/4/21追記:2017年9月に配信だそうです)

「やった! 年内にまた大型アップデートが来る! 新機能はどんなのかな? 楽しみ!」
「数ヵ月後にはまーた動作検証に再設定かよ…………」

など、肯定的な意見、否定的な意見、色々と出てきそうです。

ところでこの大型アップデートラッシュっていつまで続くのでしょうね。Windows10のメインストリームサポートは2020年で終了ですが、それまで定期的に続いて、どれだけ設定してもリセットされ続けるならOSをカスタマイズをしたい人にとっては面倒くさい日々が待っているかもしれません。

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