Win10チューニング,Windows

「まじさー、Windows 10の頻繁な大型アップデートとかくっそ面倒なだけなんで。機能追加とかいらねぇから? OSに求めているのは安定性なのよ。いわば道具箱なのよ。わかる? 粛々とバグ修正とセキュリティアップデートだけを提供してくんない??」

といったような思考の方はいらっしゃいませんか。そういった方で、尚且つWindows 10の導入を検討している方はWindows 10 Enterprise LTSB(以下、LTSB版)に行き着くと思います。

しかしながらLTSB版は通常のショップなどでは販売されていません。どうすれば入手できるのか。調べてみたら、

Win10チューニング,Windows


(Source:Windows 10 Creators Update Bloatware Free Edition)

Windows 10(Creators Update適用)からBloatware(プリインストールされていながら使用率の低いソフト)を排除した非公式のWindows 10 ISOが有志により作成&公開されました。

このISOはテレメトリ、Cortana、XboxとOneDriveを除く全てのWindowsストアアプリ、システムの復元、Microsoft Edge、Microsoft Internet Explorer、Home Group、Windows Defenderが排除されています。

あくまでただのISOのため、使用するためにはWindows 10のプロダクトキーが必要なのは変わりありません。また、Microsoft公式ではないため、使用は自己責任となります。

試してみたい方は↓からダウンロードをどうぞ。

 Windows 10 Creators Update Bloatware Free Edition
 http://forum.notebookreview.com/threads/windows-10-creators-update-bloatware-free-edition.804247/

ただ、このISOを入れてスッキリ環境を構築しても、Windows Update後や次期大型アップデート後にも排除状態を維持できたままでいるのかはわかりません。

Win10チューニング,Windows

Windows10はネットに繋がっていないと、時刻が大幅にズレる場合があるようです。体験者によると日付が2日前にバックトゥザフューチャーしていたとか。

オフライン環境でご使用中orご使用を検討されている方はお気をつけくださいませ。MSによると修正パッチはTH2の次期バージョンになり、現在のところ下記のレジストリ変更による対処が可能です。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Config
UtilizeSslTimeData
1 ⇒ 0 に変更

この設定を行うことで、Windows10に搭載されたNETから時刻を拾ってくるSecure Timeという時刻精度を上げる新機能が無効化されます。それに伴い、バックトゥザフューチャーバグも発生しないとのこと。

オンライン環境の人は特に気にする必要はないと思いますが、オフライン環境の人は設定しておいた方が良いかと思われます。

ソース
マイクロソフト Network & AD サポートチーム公式ブログ
Windows 10 (TH2) をインターネットに接続せずに使用すると、突然時刻がずれる!?
プログラマー社長のブログ
Windows10をインターネットに接続せずに使う場合は要注意?

Win10チューニング,WindowsUpdate

場合があるようです。

応急処置として、KB3140743をアンインストールすれば復活するようです。KB3140743を適用したまま復活させる方法もあるようですが、少々面倒な模様。詳細は下記アドレスへどうぞ。

Windows 10 Update KB3140743 Breaks Xbox One Controller Support
http://forum.halomaps.org/index.cfm?page=topic&topicID=49128

さすがに箱コン絶対殺すマンはMSとしても望まないことだと思われるので、そのうち修正されるとは思いますが…ALL Defaultなライトユーザは「何もしていないのに箱コンが壊れた」って思うかもしれませんね…

TH2のときに少し話題になりましたが、Win10のアップデート時に互換性が無いと判断されたソフトやドライバは、OS側で勝手に削除するゴミ仕様なので、その辺が悪さしているのかもしれませんね。

関連記事
【Win10】 TH2にアップデートの際に一部のソフトが勝手に削除される理由

ソース
InfoWorld
Bad Windows 10 Xbox One controller driver forces Microsoft's hand

Win10チューニング,Windows

前回のあらすじ。


Windows10ではマルチモニタ時、四隅にマウスが停止する部分が存在していた。この問題はWindows8にも存在していたが、MouseCornerClipLengthのレジストリを書き換えるだけで対処が可能だった。

しかし、Windows10ではMouseCornerClipLengthのレジストリが無効化されており、マルチモニタ時に一時停止を強制される結果となった。

この報告を受けてMicrosoftは2015/03/31に「我々はこの問題を認識しています」と述べたが、約1年経った今も修正されてはいなかった。

マルチモニタユーザは絶望していた。

「一体どうすればいいんだ…」 「もうダメだ…」

誰もが諦めていたそのとき―――、一筋の希望が舞い降りた…!!


はい。

久しぶりに情報を追ってみたら対処方法が出ておりました。MSがまったく修正をしないことに業を煮やしたユーザが、引っ掛かりを無効化させるプログラムを作ったようです。無効化させたい人は下記アドレスからダウンロードしてどうぞ。

Non Stick Mouse in corners of Windows 10

http://www.jawfin.net/?page_id=143

Windows10環境が無いため、使っていないので詳しくは分かりませんが、ざっと見た限りではOSを書き換える系ではなく、常駐プログラムのようです。

常時、引っ掛かりを無効にしたい人は、スタートアップにショートカットを入れて、OS起動時にこのプログラムも起動させるようにしておくと良いでしょう。

VirusTotalに掛けたら2件引っ掛かりましたが、誤検出かと思われます。気になる人はDelphiのソースコードも公開されているので、確認してみると良いでしょう。ちなみに自分にはサッパリわかりまてん。

つーか、MSはOSレベルで有効/無効の切り替えを出来るようにする気が無いんですかね。この強制引っ掛かり、割と糞だと思うんですけど。「認識しているとは言ったが直すとは言っていない」こうですか。

関連記事
【Win10】 マルチモニタ環境の人はWindows10にする前にご注意

Win10チューニング,Windows


(画像クリックで拡大)

Win10は使っていないので仕様はあまりよくわからないのですが、上記画像のようにロック画面にMSから広告が配信される場合があるようです。各所の報告によれば、この機能は無効化出来るそうです。

OSをインストールしたら不要なものは即無効&削除する勢ならとっくに対処済みかと思いますが、たぶん、そこまでしっかりチューニングをする人の方が少数派かと思います。

スタートメニューに広告が入るといった予兆はありましたが、何故、MSは既存のWin7/8.1ユーザにしつこいほどWin10をプッシュするのか、その片鱗が徐々に姿を見せてきていますね。

スタートメニューの広告も「無効にできるから問題ない」という意見を見かけて、今回も「無効にできるから問題ない」という意見をソース元のコメントで見かけましたが、これから一体どれだけ「無効にできるから問題ない」操作をすることになるんでしょうね。

ソース
PC Perspective
Lock Screen Ads Apparently Come to Windows 10

一応、無効化の仕方も載せておきます。英語版Windows10ですが、画像なのできっと分かるかと思います。

Windows,WindowsUpdate

される現象が発生し、海外で話題になっている模様。pdfの読み込みがAdobe ReaderからEdgeに変更されたり、その他、デフォルトのアプリに戻されたり。

自分はWin10を使っていないので詳しくは分かりませんが、下記のお方のツイートが回避(復旧?)の参考になるかもしれません。


https://twitter.com/junhiyoh/status/698078272941215744
https://twitter.com/junhiyoh/status/698078952695271424
https://twitter.com/junhiyoh/status/698079657539670016
<↑訂正有>
誤:画像系ppX43hnxtbyyps62jhe9sqpdzxzn1790zetc
正:画像系AppX43hnxtbyyps62jhe9sqpdzxzn1790zetc

https://twitter.com/junhiyoh/status/698079855632515072
https://twitter.com/junhiyoh/status/698080427102203904
https://twitter.com/junhiyoh/status/698081120751976448
https://twitter.com/junhiyoh/status/698081387010654208
https://twitter.com/junhiyoh/status/698082011928354816
https://twitter.com/junhiyoh/status/698082529434206208
https://twitter.com/junhiyoh/status/698082801472532480
https://twitter.com/junhiyoh/status/698083198094352384
https://twitter.com/junhiyoh/status/698083787960287232
https://twitter.com/junhiyoh/status/698084184376549377


割と面倒くさそうです。

ところで、アップデートしたら設定を初期状態に戻す仕様についてですが、MSは度々やらかします。

関連記事
【Win】 悲報 Win10へのアプグレ抑止レジストリをMSが故意に初期化する
【Win10】 Windows10TH2へのアップデート問題
【Win】 Windows Media Playerとさよならしよう

迷惑なのでやめてほしいっすね…

Win10チューニング,Windows

2行翻訳
「FMAPP.exeを終了させたら一発で直った」
「マジだった」

ソース
Windows 10 hardware is off to a shaky start
Windows 10 Mouse Lagging


FMAPP.exeはRealtekのドライバ関連で、このファイルを改名したりして起動させないようするだけで良いそうです。Windows10で同様の問題をお持ちの人は、FMAPP.exeが起動しているか確認してみると良いかもしれません。

ファイルの場所
C:\Program Files\Realtek\Audio\HDA\FMAPP.exe

Windows,WindowsUpdate

↑らしいです。 (各画像はクリックで拡大)

頭おかしいんじゃねぇの。一応、簡単にオフには出来るそうです。が、そういう問題ではなく。10を使うならこれからもこういう糞みたいなアップデートのたびにいちいちオフにしていかないといけないのかと思うとハゲそう。

オフの仕方は下記画像をご参照ください。Englishですが大体分かると思います。

OSに求めていることって何でしょうか。個人的には「安定して毎日使えること」「勝手に不要な変化を加えないこと」です。中にはどんどん勝手に変わっていくOSが好きな人もいるのかもしれませんが管理人は嫌いです。

DirectX12のタイトルが出てきだす頃にはもう少しマシなOSになってますかねぇ…

一応、現時点ではIP版だけですので、もしかしたらこの糞アプデはIP版だけに留まる可能性も無きにしも非ず。もちろんそのまま製品版に適用される可能性も。

9/28追記
SOFTPEDIAによると表示される人とされない人がいる様子。表示されるようになる条件等は現在不明。

2016/02/28追記
より一層酷くなっています。

ソース
TenForums
Start Suggestions - Turn On or Off in Windows 10
InfoWorld
Windows 10: Let the Start menu ads begin