SSD

これまで、ストレージは3.5インチや2.5インチといったフォームファクタが長く続いていました。しかし、Intelはデータセンターやエンタープライズ向けに、新たなカード型SSD『ルーラーフォームファクタ』を発表しました。それがこちら。

oh... Revolution...

これを1Uサーバに詰め込むと最大1ペタバイトのストレージになるそうです。 「デカくしただけやん」 と突っ込みたくなりましたが、ラックマウントサーバ向けには合理的な形状なのかも……?

発売日や詳細等は明らかになっていませんが 「近い将来発売予定」 とのことです。

< Update 1: 思った以上に小さかった >

SSD


(Source:Viking Technology)

Viking Technologyは最大50TBのSAS SSD『UHC-SILO』シリーズを発表しました。エンタープライズ向けとはいえ、SSDはついにここまでの大容量に達しました。

ラインナップは25TBと50TBでMLC NANDを採用。最大500MB/sのシーケンシャルリードと、350MB/sのシーケンシャルライトで、1DWPDの5年保証とのこと。

1DWPDの5年となると、50TBモデルでTBWは91,250TB、つまり91ペタバイトという計算に。半端ない。なお、お値段は掲載されていませんでした。きっととてつもない価格帯なのでしょうね……。

SSD,マザーボード

前回のあらすじ。

Intel「せや! Optane Memoryとマザボの抱き合わせ販売したろ! これで在庫も捌けるで!」
小売業者「(いやこれ売れねぇだろ……)」

IntelはOptane Memoryとマザボの抱き合わせ販売を検討しているものの、小売業者は上手くいくとは見ていないと2017年5月にDigiTimesで報じられました。

で、



(Source:http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2017/0609/210321)


この産廃の抱き合わせ販売、本当にやるんすね……。

Optane Memoryはシステムドライブにしか適用することができず、システムドライブにSSDの使用を予定している方にとってはガチで産廃となりますのでお気をつけくださいませ。

CPU,SSD


(Source:Intel looking to bundle motherboard and memory to promote Kaby Lake)

<ザックリ意訳>
IntelはKaby Lakeプラットフォーム販促のために、200シリーズマザーボードとOptane Memoryのセット販売を検討している。

Intelは2017年1月にKaby Lakeベースのプロセッサを、2017年4月にOptane Memoryをリリースしたが、その需要は少なく、このセット販売が売り上げを増加させることを期待している。

しかし、Coffee Lakeが2017年8月下旬に発売されることもあって、小売業者はこのアイデアが上手くいくとは見ていないようだ。


上記内容が海外メディアのDigiTimesで報じられました。Intelがどれだけ期待しているのかは知りませんが、このセット販売に大きな効果があるとは思えませんね……。

Coffee Lakeが目前なのもありますし、何より大多数の人はOptane Memoryを必要としていないでしょう。

HDD,SSD

ホットスワップの実験をしていたところ、ストレージを接続するとBSoDが発生する現象に遭いました。一体何が原因なのか。Google先生に聞いてみたところ、ASUSのページにその答えがありました。

SSD

3D MLCの書き込み速度ってどんなもんでしょうか。通常のMLCと何か違うのでしょうか。

ということで、ADATAの3D MLC採用SSD『Ultimate SU900』のベンチマーク結果をサクッとどうぞ。注目点はHD Tune Proのグラフと書き込みAvgです。

比較対象にMLCの『TOSHIBA HG5Q』と『SanDisk Extreme PRO』を載せています。

PCゲーム全般,SSD

現時点では最大32GBとなるため、ストレージというよりキャッシュという使い方になってしまうOptane Memoryですが、ゲーマー勢には有なのか、無しなのか。

Intelが提唱するゲーム用途でキャッシュとして使用した図が↓こちら。

SSD,マザーボード


(Source:https://www.asus.com/microsite/mb/intel-optane-ready/)

Intelはコンシューマ向けに2017年4月24日から『Optane Memory』を出荷することを発表しました。それに伴いASUSはOptane MemoryをサポートするIntel 200シリーズ用マザーボードのBIOSアップデートを公開しました。

注意点として、『ROG STRIX Z270G GAMING』用のBIOSを入れた人曰く、OCが正常に機能しなくなったため、結局ロールバックすることになったそうです。

Optane Memoryを導入予定の方は↓からBIOSをダウンロードしてどうぞ。Optane Memoryの導入をしない人はわざわざアップデートする必要はないでしょう。

SSD,マザーボード



(Source:MSI's M.2 "Heat Shield" Increases SSD Temperature)

MSIのマザーボードにはM.2 SSDを冷やすために『M.2 SHIELD』というヒートシンクが付属してきます。しかし、これを使ってはいけません。なぜなら

SSD,静音


(画像クリックで拡大)
(ソース:http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000806487/SortID=19527652/ | http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000339858/SortID=15358785/)


最初見たとき「マジかよ…」と思いましたが、冷静に考えてみれば駆動する部品が無くてもコイルさんはお鳴きになられるので、こういうことがあっても不思議じゃない…。聞いた話によると鳴くマウスもあるとか…

報告も少ないことからレアケースだと思いますが、静音目的でSSDを導入して鳴いたら深い悲しみに包まれそうっすね…

結論、交換保証は神。

SSD

↑Crucial MX300「CT750MX300SSD1」の中身です。Micron製が使われている模様。で、TLCというと前回前々回の記事にも書きましたが、大きなファイルの書き込み速度が遅く、機種によってはHDDにすら負ける始末。

3D TLC NANDはどうなのか。安心と信頼のHD Tune Proによるベンチマーク結果がこちら。例により注目点はグラフとAverageです。

SSD

タイトルの繰り返しになりますが、大きなファイルの書き込み速度のお話です。

TLC SSD4種のCrystalDiskMarkとHD Tune Proでの書き込み速度のベンチマーク結果をご覧くださいませ。HD Tune Proの結果はグラフとAverageに注目です。

SSD

Linuxのディストリビューション検証用に購入したSSD、ADATAの「Premier SP550 ASP550SS3-240GM-C」のレビューを。

最初に結論を申しますと、動画編集等のキャッシュにしたり大きなファイルのコピペを頻繁にやる人にはオススメできません。その理由がこちら。

SSD,ハードウェア全般

(ソース:「Intel SSD 750」専用水冷ヘッド「EK-FC I750 SSD」がEK Water Blocksから発売)


SSD用水冷ヘッドて。ちなみにIntel SSD 750って↓こんなんです。

これってそんなに熱くなるのだろうかと疑問に思い検索。軽く調べた限り、単品での温度は見つけられず、Intel SSD 750自体がどれだけ発熱するのかはわかりませんが、変態構成での温度が出てきました。


わ、わかります?ゲフォの間に挟まっているのがIntel SSD 750です。へ、変態だー!(褒め言葉)

この構成での温度は↓こんな感じ。

GPUアイドル / ケースのフロントファンオフ

室温 : 24-25度
Intel SSD 750温度 : 53度

GPUアイドル / ケースのフロントファン1020RPM
室温 : 26-27度
Intel SSD 750温度 : 49度

ちょっと熱いかな、って程度ですが、問題はGPUの高負荷時。


(ソース:Intel 750 Series SSD Reviewed: NVMe for the Consumer)

GPU高負荷(Valleyベンチマーク実行) / ケースのフロントファン1020RPM
室温 : 28-29度
Intel SSD 750温度 : 72度

ああ、うん、なるほど、こういう構成だと冷やしたくなるかも…