2019年3月18日(現地時間)、NVIDIAは2019年4月のGeForceドライバアップデートにて、GeForce GTX 1060 6GB以上のグラフィックスカードでDirectXレイトレーシング(DXR)が使用できるようになることを発表しました。詳細な対応カードリストは以下になります。
ただし、RTコアを持たないGTXシリーズでは、シェーダーコアによってDXRの処理が行われるため、以下に示すようにフレームレートに大きな差が生じるとのことです。
2019年3月18日(現地時間)、NVIDIAは2019年4月のGeForceドライバアップデートにて、GeForce GTX 1060 6GB以上のグラフィックスカードでDirectXレイトレーシング(DXR)が使用できるようになることを発表しました。詳細な対応カードリストは以下になります。
ただし、RTコアを持たないGTXシリーズでは、シェーダーコアによってDXRの処理が行われるため、以下に示すようにフレームレートに大きな差が生じるとのことです。
(Source:Guru3D / TECH POWER UP)
バトルフィールドVにレイトレーシング(DXR)が実装されて、有効 / 無効時のベンチマークが上がってまいりました。有効と無効とでフレームレートにどれほどの差が出てくるのか。結果がこちら!
GTX 1050 3GBのゲームベンチマークが公開されました。まずは、サクッとスペックを振り返ってみましょう。
GTX 1050 Ti 4GB | GTX 1050 3GB | GTX 1050 2GB | |
CUDA | 768 | 768 | 640 |
ベースクロック (MHz) | 1290 | 1392 | 1354 |
ブーストクロック (MHz) | 1392 | 1518 | 1455 |
メモリスピード | 7 Gbps | 7 Gbps | 7 Gbps |
メモリサイズ | 4 GB GDDR5 | 3 GB GDDR5 | 2 GB GDDR5 |
メモリバス | 128-bit | 96-bit | 128-bit |
帯域幅 (GB/s) | 112 | 84 | 112 |
(Source:NVIDIA)
GTX 1050 3GBのCUDA数はGTX 1050 Tiと同じ768 CUDAで、クロックに関してはGTX 1050 Tiを上回っています。しかし、メモリバスは96-bitで帯域幅は84 GB/sと、GTX 1050 Ti / 1050 2GBの3/4の速度しか出ていません。
この仕様だとどういったゲームパフォーマンスになるのか、結果がこちら!
ASRockはMicro STXの小型ベアボーンキット『DeskMini GTX/RX (Z370)』シリーズを発表しました。チップセットはZ370を採用し、GPUはMXMフォームファクタのGTX 1080またはGTX 1060を搭載しています。
GTX 1080 / 1060を搭載しながらもそのサイズは他社製品と比べて小型となっています。
メモリはDDR4-2666 SO-DIMMに対応し最大32GB、ストレージ周りはSATA3.0 x2、M.2スロット x3。CPUに関してはTDP65Wまでとされているためチョイスには注意が必要です。
なるべく小型でパワフルなゲーミングマシンを作りたいという人には良い選択肢になりそうですね! なお、各ラインナップの発売時期と価格はまだ明らかになっていません。
先日、中国語圏で噂になったGTX 1060の5GBモデルですが、早くもGigabyteが『GTX 1060 WINDFORCE OC 5G GV-N1060WF2OC-5GD』を公開しました。
(Source:Gigabyte (ページ削除済) / Googleキャッシュ)
スペックは1280CUDA、VRAM5GB、最大クロックはベース1582MHz / ブースト1797MHz(OCモード)で動作し、インターフェイスはDVI x2、DP x1、HDMI x1を備えています。
理由はわかりませんが、現在、Gigabyteのページからこのカードの情報は削除されており、Webキャッシュからその存在を確認することができます。
(Source:NVIDIA将推出网吧“吃鸡”专用显卡GTX 1060 5G,GPU核心曝光)
GTX 1060には3GBモデルと6GBモデルがありますが、中国語圏メディアのEXPreviewによると、GTX 1060の5GBモデルが登場するとのことです。3GBモデルではVRAMが少なく、6GBモデルは値段が高い、という状況を緩和するための製品だとか。
主な違いは下記になります。
GTX 1060 6GB | GTX 1060 5GB | GTX 1060 3GB | |
GPU | GP106-400-A1 | GP106-350-K3-A1 | GP106-300-A1 |
Cores | 1280 | 1280 | 1152 |
VRAM | 6GB | 5GB | 3GB |
3GBモデルは1152CUDA、6GBモデルは1280CUDAとコアスペックに差異がありますが、5GBモデルは1280CUDAを搭載し、6GBモデルから1GB減っただけの仕様となっています。
なお、このカードは中国のインターネットカフェ向け製品とされており、一般に流通するかは定かではありません。
追記
GigabyteがGTX 1060 5GBモデルを公開しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
先日、NVIDIAは『TITAN X Collector's Edition』なるカードのティザームービーを公開しましたが、その詳細を発表しました。一言でいえば、TITAN Xpが光るようになっただけのものです。
カードはSTAR WARSをモチーフにしており、緑色に光る『Jedi Order』と赤く光る『Galactic Empire』の二つのエディションが用意されています。
両エディションともに1,200ドルで2017年11月8日より予約開始、11月中旬に出荷予定とのことです。なお、日本への発送には対応しておらず、入手には転送サービスなど使う必要があります。予約や詳細については下記のキャンペーンページへどうぞ。
NVIDIA
Star Wars Collector's Edition Graphics Cards | GeForce Titan Xp
NVIDIAは『TITAN X Collector's Edition』なるカードを準備しており、ティザームービーを公開&ツイートしました。
(Source:https://twitter.com/NVIDIAGeForce/status/926433998590558208)
しかし、このカードがどういったものになるのか、詳細は何も語られていません。既存のTITANシリーズとは異なる性能なのか、それとも性能はそのままに文字通りコレクターズアイテム的な製品なのか、続報が待たれます。
2017/11/8追記
NVIDIAが詳細を発表しました。詳しくは下記の記事へどうぞ。
【GPU】 NVIDIA、『TITAN X Collector's Edition』を正式に発表
ZOTACは長さ211mmのというかわいいサイズの『GeForce GTX 1080 Ti Mini』を発売しました。2017年2月に発売されたGTX 1080 MiniのGTX 1080 Ti版ですね!
出力端子はDP1.4 x3、HDMI2.0b、DL-DVI-Dを備えていて、スペックはFounders Editionから
GTX 1080 Ti Mini | GTX 1080 Ti Founders | |
Base Clock | 1506 MHz | 1480 MHz |
Boost Clock | 1620 MHz | 1582 MHz |
Memory Clock | 11 GHz | 11 GHz |
わずかに持ち上げられたクロックになっています。以下、このカードの製品画像とカタログスペック詳細になります。
MSIは『GeForce GTX 1080 Ti LIGHTNING X』の国内取り扱いを発表しました。
『GeForce GTX 1080 Ti LIGHTNING X』はオーバークロック耐性の高いチップを選別し、14+3+1フェーズの電源回路を搭載した独自の基板を採用することで、より高いオーバークロック設定にも対応できることを売りとしています。
補助電源は8pin x3、出力インターフェイスはDVI-D x1、DisplayPort1.4 x2、HDMI2.0b x2。2017年7月14日発売で市場想定価格は税込123,980円前後とのこと。
以下、スペックシートになります。
Pascal世代のローレンジモデルGeForce GT 1030が各社から一斉に発売されました。リファレンススペックは
GeForce GT 1030 | |
CUDA | 384 |
ベースクロック | 1,227 MHz |
ブーストクロック | 1,468 MHz |
メモリ | 2 GB GDDR5 64bit 6,008MHz |
TDP | 30 W |
と、非常に低いTDPで、省電力を重視したい人向けのカードとなっています。ローレンジ帯なだけあって、お値段は税込1万円前後で販売されています。
以下、2017年5月17日に発売した各社カードのスペック詳細になります。
(Source:https://videocardz.net/)
Pascal世代のローレンジモデル、GT 1030の各種製品画像が公開されました。当初、GT 1030は512CUDAといわれていましたが、VideoCardzに掲載されているGT 1030製品のスペック表は全て384CUDAと書き記されていました。
GT 1030 | GTX 750 | GTX 750 Ti | |
Process | 14nm | 28nm | 28nm |
Core | GP108 | GM107 | GM107 |
CUDA | 384 | 512 | 640 |
VRAM | 2 GB | 1 GB | 2 GB |
Memory Bus | 64-bit | 128-bit | 128-bit |
TDP | 35W以下 | 55W | 60W |
Launch Price | $59~69? | $119 | $149 |
GT 1030は2017年5月の第2週に登場予定との噂が出ていて、今回、各種製品画像も出てきたので、そろそろ発表があるかもしれません。以下、現在公開されている各社の製品画像になります。
(Source:KFA2 GeForce GT 1030 EXOC White, os mostramos la primera GeForce GT 1030)
KFA2のGeForce GT 1030 EXOC Whiteの詳細がリークされました。このカードはOCモデルとなっていてスペックは下記になります。
GT 1030 EXOC White | GTX 750 | |
Process | 14nm | 28nm |
Core | GP108-300 | GM107-300-A2 |
CUDA | 384 | 512 |
Base Clock | 1252 MHz | 1020 MHz |
Boost Clock | 1506 MHz | 1085 MHz |
VRAM | 2 GB | 1 GB |
Memory Clock | 6000 MHz | 5012 MHz |
Memory Bus | 64-bit | 128-bit |
Memory Bandwidth | 48 GB/s | 80.2 GB/s |
TDP | 30W | 55W |
Launch Price | €80 | $119 |
GT 1030は512CUDAといわれていましたが、このモデルは384CUDAとなっています。GT 1030には384と512CUDAモデルが混在するのか、あるいはどちらかのソースが間違っているのか。
欧州では80ユーロで販売予定ですが、ドルでの価格は判明していません。
(Source:低功耗神器GT 1030下月中发布:GP108核心全球首曝)
Pascal世代のローレンジモデルGeForce GT 1030で使用されるGP108-300の↑写真が公開されました。この写真では大きく見えますが、実際には小さいそうです。
正直なところ『30番台』というだけであまり興味はなかったのですが、チラッとスペック表を見てみればCUDA数が512ではありませんか。このCUDA数はGTX 750と同じになります。軽く比較してみましょう。
GT 1030 | GTX 750 | GTX 750 Ti | |
Process | 14nm | 28nm | 28nm |
Core | GP108 | GM107 | GM107 |
CUDA | 512 | 512 | 640 |
VRAM | 2 GB? | 1 GB | 2 GB |
Memory Bus | 64-bit | 128-bit | 128-bit |
TDP | 30W | 55W | 60W |
Launch Price | $59~69? | $119 | $149 |
メモリバスが少し気になりますが、ソース元曰く 「GTX 750と750 Tiの間の性能です」 とのこと。それでいてこのお値段とTDP、ライトゲーマー勢だけでなく、ゲームはしないけどdGPUが必要勢(-EやRYZENユーザとか)にも結構有かもしれません。
GT 1030は2017年5月の第2週に登場予定との噂です。
2017/05/11追記
当初512CUDAといわれていましたが、どうやらCUDA数は384のようです。
中国のASLというメーカーがロープロファイルで1スロットモデルのGTX 1050 Tiを発表しました。
出力端子はDVIとHDMIの2つで、Base Clockは1293MHz、VRAM4GBとなります。
ロープロならチラホラ見かけますし、1スロットも稀に見かけますが、その両方を兼ね備えているGPUって珍しいですね! 日本では目にしないようなメーカーなので、おそらく国内での販売は期待できないでしょう……。
以下、製品画像とスペックシートになります。