RADEON




AMDはNaviベースとなる『RADEON RX 5000』ファミリーを発表しました。RX 5000ファミリーではRadeon DNA (RDNA)と呼ばれるゲーミングアーキテクチャを採用しており、GCN世代と比較してクロックあたり1.25倍のパフォーマンスアップと、1.5倍の電力効率を実現しているとのこと。

また、AMDは、RADEON RX 5700シリーズとGeForce RTX 2070の比較に『Strange Brigade』を実行したところ、RADEON RX 5700シリーズの方が約10%高速であることをアピールしています。

RADEON RX 5700シリーズは2019年7月発売予定。より詳細な情報は2019年6月11日AM07:00(日本時間)より開催されるE3 2019でのライブストリームイベント『AMD Next Horizon Gaming』にて発表が予定されています。

2019/7/8追記
RADEON RX 5700シリーズの各種ベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【GPU】 RADEON RX 5700 XT / 5700無印の各種ベンチマーク公開

RADEON


(Source:PCGamesN)

AMDは2017年8月に可変レートシェーディング(Variable Rate Shading (VRS))の特許を出願しており、2019年2月28日に内容が公開された。これはNavi GPUにVRSが搭載される可能性が高いことを示している。

VRSとは、GPUが細かくレンダリングする必要がある部分とない部分を判断し、GPUが一度に行う処理を最適化するための技術である。例えば壁や空などは低いシェーディングレートで処理を行っても画質に影響はしない。

VRSを使用し、さまざまな部分のシェーディング速度を可変させることで、ゲームパフォーマンスの向上が期待される。

上記内容がPCGamesNにて報じられました。上記はわかりやすく噛み砕いた説明ですが、より詳細な特許内容は以下のページ(英語)にてご確認いただけます。

実際にNaviに搭載されるかどうかはまだわかりませんが、期待の高まるニュースとなりました。

なお、VRSはNVIDIAもTuringアーキテクチャからNVIDIA Adaptive Shading (NAS)という名前で搭載しており、『Wolfenstein II: The New Colossus』がNASに対応しています。

CPU,RADEON


AMDは第2世代となる12nm版RYZEN Pinnacle Ridgeが2018年4月にローンチとなることを発表し、CPUのロードマップを公開しました。


ロードマップでは2018年にZen+、2019年にZen 2、2020年にZen 3が予定されており、毎年新しいRYZENが登場することになりそうです。

また、AMDはGPUのロードマップも公開しました。

Vegaの次は7nm版Vegaとなるようです。新しいアーキテクチャとなるNaviの登場時期は2019年予定とのことです。

CPU,RADEON

AMDのリサ・スーCEOは第45回J.P. Morgan主催のカンファレンスで、7nm世代について下記のように言及しました。

リサ・スー: 我々の目標は7nmテクノロジーを積極的に使用することです。2017年後半にはテープアウトを行います。

「えっ、テープアウトって、2017年に7nm世代の生産が始まるの?」

というわけではなく、Redditの注釈によるとここでいう 「テープアウト」 は 「7nm世代のデザイン」 のことを指しているとのこと。実際に7nm世代の


Zen 2及びNaviが生産されるのはまだまだ先のようです。

2018/1/8追記
AMDがNaviは2019年になると発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,RADEON

AMDは『2017 Financial Analyst Day』で各種発表を行いました。以下、『2017 Financial Analyst Day』で登場したAMDのCPU/GPU関連情報のザックリまとめになります。