GeForce

海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり翻訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。


<Windows10>
・1080SLI環境でEdge使ってたり動画見てるとTDRが出る
・↑うちのGTX570環境だと何の問題も無いぞ
・1080環境でCOD:BO3でFPSが超落ちた。368.51だと問題なし

<OS不明>
・TF2とBLACK MESAでG-Syncを使うとメニューが真っ黒になる
NV:↑我々はこの問題を再現できませんでした


今回は特に目立った不具合報告はありませんでした。少し前に話題になったGTX10xxでDVIのピクセルクロックが330MHzを超えた際の問題については、次回のドライバで修正予定だそうです。

RADEON

マザボ側の過電流問題は改善しました。ただし、


(ソース:AMD Radeon RX 480 Power Consumption Concerns Fixed with 16.7.1 Driver)

6pin側は増えています。Compatibility Mode(電力を抑えるモード)を有効にしても、75W以内には収まっておりません。

マザボ側のオーバーと比べたら遥かに安全で、電源の規格上はダメだそうですが、これくらいは実質的に問題ないからオッケー、という説を見かけましたが電気に詳しくない自分には判断がつきません…/(^o^)\

あと、Windows8.1用のドライバはまだ出ていないようです。無理矢理インストール方法はこちらを参考にどうぞ。
(※ダウンロード選択のページにWindows8.1用は無いのですが、7か10用ドライバのページに飛ぶと「AMD Radeon Software Crimson Edition 16.7.1 Driver for Windows® 10, Windows® 8.1 & Windows® 7 64-bit」というリンクがあります。7/8.1/10共通っぽい??未確認なのでわかりませんが、8.1の方は普通にインスコを試してみる価値はあるかも)

以下、リリースノートに記載されている内容になります。

<リリースハイライト>
・RX480のリファレンスモデルを使用時、マザーボードからの電流を低下させました
・[Compatibility Mode]を追加しました。何かしらの問題が発生した場合、これを有効にすることで電力を削減できます。デフォルトでは無効に設定されています
・Polarisカードにおいていくつかの人気ゲームタイトルのパフォーマンスが最大3%増加しました
b

<修正された問題>
・RX480使用時のPCIeの帯域幅を制限しました。16.7.1で正しい速度になっています
・RX480使用時にGTAVでスタッターが発生した問題の修正
・DOOMで表示がおかしかった問題の修正
・HITMANで表示がおかしかった問題の修正
・RX480+FreeSyncでちらつきが発生した問題の修正

ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

Radeon Software Crimson Edition 16.7.1
http://support.amd.com/ja-jp/download

GeForce

DiRT Rally VRに最適化された368.39ドライバが公開されました。リリースノートによると下記の修正が施されております。


Windows7/8.1
・cuda-memcheckがエラーを吐く問題の修正
・MOSAICでカスタム解像度が設定できない問題の修正
・XSplit Broadcasterでレンダリングエラーが出る問題の修正
・Sony VaioでWindowsの起動に失敗する問題の修正

Windows10
・FastSyncが有効だとWMP使用時にBSoDが発生する問題の修正
・iRacing: Motorsport Simulator用DX11プロファイルを追加
・The Crewがクラッシュする問題の修正
・cuda-memcheckがエラーを吐く問題の修正
・Adobe Premiere Pro CCでR3Dプレビューが機能しない問題の修正
・GTX1080FEのファンage/sage問題の修正 (何故か再掲載されています)
・GRID K1 + VM上のWin10環境でクラッシュする問題の修正
・XSplit Broadcasterでレンダリングエラーが出る問題の修正
・Sony VaioでWindowsの起動に失敗する問題の修正


ドライバのダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。

368.69WHQL Windows 7/8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/104750/jp
368.69WHQL Windows 7/8.1 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/104732/jp

368.69WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/104822/jp
368.69WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/104804/jp

2016/07/09追記
不具合情報書きました。

RADEON

↑RX480 4GBモデルに特別なBIOSを入れると

↑RX480 8GBになる場合がある模様。どうしてこうなった!

RX480 4GBの初期ロットは物理的に8GB積んでいる場合があるものの、BIOSで4GBに制限しているのだとか。これはレビュアー向けのサンプルではなく、市販品での話だそうです。で、その封印された4GBをアンロックするBIOSが公開されました。

日本で4GB版はまだ未発売ですが、個人輸入で入手済みでチャレンジしてみたい方は↓を参考にどうぞ。

TechPowerUp
AMD Retail Radeon RX 480 4GB to 8GB Memory Unlock Mod Works, We Benchmarked

言うまでもなく自己責任になります。中にVRAMチップが8枚あるか確認するために分解した時点で保証もなくなります。なんというおみくじ…。当たりの確率はどんなもんなんでしょうね…

RADEON

a
(画像クリックで拡大)

↑RX480のデフォルト電圧を


(画像クリックで拡大)

↑手動で下げると…

RADEON


(画像クリックで拡大)
(ソース:http://www.ask-corp.jp/news/2016/06/sapphire-radeon-rx-480-8g-gddr5.html)

「ま、まぁ、WHQLは無いけどBetaドライバで動くのなら…」

あの頃の僕はそう思っていた。


655Socket7742016/07/03(日) 22:57:12.47 ID:X9k+Ak2gr.net
>>570
遅レスだけど
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1467208427/576
にも書いた通り
現状のCrimson16.6.2はWin8.1用のドライバだけ中のinfファイルにRX480の情報が一切書かれていないので
そのまま使ってもRX480+Win8.1のPCにはインストール不可

AMDのフォーラムによれば
修正版Crimsonドライバが出るのを待つか
今すぐどうにかしたければWin7用のCrimson16.6.2(radeon-crimson-16.6.2-with-dotnet45-win7-64bit.exe)をダウンロードして
パッケージを解凍し(インストールを途中で止めるか7-zipのようなソフトを使う)
AMD\Radeon-Crimson-16.6.2-With-DOTNet45-Win7-64Bit\Packages\Drivers\Display\W76A_INF\
の中のC7303809.infを右クリックする方法でインストールできるとのこと
Radeon設定もインストールする場合は
AMD\Radeon-Crimson-16.6.2-With-DOTNet45-Win7-64Bit\Packages\Apps\CN\CNext\cnext64\ccc-next64.msiをインストール

Can't install new drivers for RX 480
https://community.amd.com/thread/202351


Beta版でもすんなりとはいかず一手間必要な模様…

2chに書かれている手順じゃないとインストールできないのだとすれば、ASKはちょっと説明不足なんじゃ…。大元たるAMDがさっさとちゃんとしたドライバを出すべきではありますが…

RADEON


(ソース:Official Statement from AMD on the PCI-Express Overcurrent Issue)

ザックリ意訳
いくつかのシナリオでRX480のチューニングは最適ではなかったことがわかりました。我々は再調整したドライバのテストを行っております。2016/7/5に進捗状況を報告します。


とのこと。

現時点で使用を控えた方が良いのかどうか、その点に関して触れられてはおりませんでしたが、個人的には様子見をオススメいたします。少なくともOCはしない方が良いと思います。

関連記事
【GPU】 RX480で7時間ゲームをぶっ続けプレイしたらマザーボードのPCIeが死亡との報告が
【GPU】 RADEON RX480、仕様を上回る過電流でマザーボードに損傷の可能性

RADEON


(画像クリックで拡大)

ザックリ意訳
Witcher3を7時間遊んでいたら急に画面が真っ暗になったんだ。GPUが死んだのかと思って750Tiに変えてみたけど認識しなかった。しかし、スロット2に挿したら認識されたよ。再びスロット1に挿してみたけどやっぱり認識されなかった。スロット1がお亡くなりになったよ…

(ソース:https://community.amd.com/thread/202410)


という報告がAMDのフォーラム上に出ており、海外メディアなどで取り上げられております。ただし、他の人から「証拠となる画像なり動画なりアップしてくれない?」と言われているものの、スレ主からの反応は今のところありません。

おもしろ半分に書いたガセかもしれませんし、今現在リアルタイムで画像なり動画なりを準備しているのかもしれません。

真偽のほどは定かではありませんが、このままスレ主から反応がないようであれば上記のスレはガセの可能性が高いものと思われます。

レビュアーからマザーボードの損傷については可能性としては取り上げられていましたが、現実問題として起こるのであれば、このスレ主に限らずいずれ何かしらの動画なり画像が上がってくるでしょう。

Reddit上のAMAでAMDは「RX480の過電流報告は受けており、現在調査中です」と回答していますが、RedditだけではなくAMDのトップページなりで早急に公式回答を出すべきでしょう。

少なくとも現時点では「リファレンスモデルは安全の確認が取れるまで使わない方が良い」と思われても仕方ないかと思います。

続報1
スレ主からの反応がありました。スレ主曰く、CMOSクリア等でもスロ1が復活することはなく、また、スレ主がエアRX480ユーザではないということの証明にしっかり所持しているという画像が公開されました。




(画像クリックで拡大)

わざわざ買ってまで手のこんだ嘘を流布させるとも思えずおそらく本当のことかと思います。個人的にはスロ1に挿して電源オンにしたモニタの様子の動画も見てみたいところです。

ここで注意点なのですが、よく見ると

コアが1350MHzにOCされています(記事初版時、気づきませんでした…)。これらの情報をまとめると「RX480を定格Boost(1266MHz)より84MHz高くOCしたらマザーボードのPCIeが破損した」というところでしょうか。リファレンスモデルのRX480ユーザの方はOCは控えた方が良いかと思います。

続報2
AMDが公式発表を行いました。

関連記事
【GPU】 RADEON RX480、仕様を上回る過電流でマザーボードに損傷の可能性

GPU

ザックリ意訳

<MSIの公式声明>
レビュアー向けサンプルカードも、市販のカードもパフォーマンスに違いはありません。BIOSは市販カードは「ゲームモード」に設定されていますが、レビュアー向けサンプルカードは「OCモード」に設定されています。

これはレビュアーの多くがMSIゲーミングアプリを使用しないためです。MSIゲーミングアプリを使用したときと同等の性能を発揮させるために、レビュアー向けのサンプルカードは「OCモード」をデフォルトにしたBIOSが使われております。

我々はレビュアー向けサンプルカードに使われたGTX1080/1070 GAMING X用のBIOSを公開いたしました。もしあなたがMSIゲーミングアプリを使用せずにOCモードを楽しみたいのであればご利用ください。

MSI GTX 1080 Gaming X
https://www.msi.com/Graphics-card/support/GeForce-GTX-1080-GAMING-X-8G.html#down-bios
MSI GTX 1070 Gaming X
https://www.msi.com/Graphics-card/support/GeForce-GTX-1070-GAMING-X-8G.html#down-bios

(ソース:http://www.techpowerup.com/223571/techpowerup-impact-msi-issues-oc-mode-by-default-bioses)


ただし、このBIOSを適用した時点で製品保証は消えるかもしれません。気になる方は日本国内でご購入の場合はASKへお問い合わせされた方が良いかと思います。

尚、「今後レビュアー向けにOCモードのBIOSは使わない」とは一言も言っていない模様。また、今回公開されたBIOSはGTX1080/1070のみで、過去の製品分に関してはノータッチ、以降の製品について公開されるかも不明です。

メーカーが提供する専用アプリってどれくらいの人が入れているんでしょ。自分は他のソフトと競合したら嫌なので、余計なものは入れたくない派です。

メディア企業が記事にしたレビューは、BIOSやアプリに言及がない場合MSI/ASUS共に「専用アプリ(があれば)を入れて最高パフォーマンス設定にしないと出ない数字」と見ておいた方が良いかもしれません。少なくとも「デフォルトじゃない」よねっていう。

余談ですが、MSIもASUSも専用アプリはLinuxでは動作しないようです。

関連記事
【GPU】 レビュアー向けGPUカードのクロックが高い件、ASUSが声明を発表
【GPU】 悲報 ASUSとMSI、レビュアー向けGPUカードは市販品より高クロック設定のBIOSが使われていた

GPU

前回のあらすじ。ASUSとMSIのレビュアー向けGPUカードは、クロックの高いBIOSが使われていた。

この件に関して、ASUSが声明を発表しました。あわせて海外メディアのVideoCardzさんの評価と共にどうぞ。


ザックリ意訳

<ASUSの公式声明>
GTX1080 ROG StrixにはOCが可能なソフトが付属しています。ソフト上から簡単にOCモードを選択することができます。

市販品はデフォルトではゲームモードに設定されておりますが、プレスサンプルはデフォルトでOCモードに設定されています。これは、レビュー記事では主に最大パフォーマンスでレビューされるため、レビュアーの時間や労力を節約させるためです。

我々がメディアに送付したサンプルと、市販品との間に違いはありません。

<VideoCardz.comの評価>
BIOSが違っていても上記の理由をもって、ASUSは今回の件を問題とは見ていないようです。

理論的には大きな問題ではありませんが、しかし、レビュアーがデフォルトがOCモード状態であることを知らなかった場合、わずかではあるものの高速な結果が「市販品のデフォルト」として残る可能性があります。

皆様はASUSの声明にご納得いただけたでしょうか?

(ソース:http://videocardz.com/61171/asus-issues-official-statement-on-boosted-review-samples)


ここで疑問なのは、レビュアーに送付されるものにはしっかりと「市販のものとはBIOSが異なり、デフォルトでOCモードが適用されております。レビューいただく際はご注意ください」と知らされているのかどうか。

おそらくこの件は、これ以上ASUSからの発表はないような気がします。MSIはまだ発表しておりませんが、似たようなことを言って終わるんじゃないでしょうか。

ただ確かなことは、メディア企業が記事にしたASUS(今後こういったことはしないと明言しない限りMSIも)の製品レビューを見る上で「盛られていないか」と警戒するようになりました。

ん…?

以前から警戒していたような気も…

関連記事
【GPU】 レビュアー向けGPUカードのクロックが高い件、MSIも声明を発表
【GPU】 悲報 ASUSとMSI、レビュアー向けGPUカードは市販品より高クロック設定のBIOSが使われていた

GPU


(画像クリックで拡大)

↑ほんのわずかではあるものの、レビュアーに送付したカードは市販のものより高クロック設定されたBIOSが使われていたと話題になっております。

以下、現在確認が取れているGPUのリストになります。


(画像クリックで拡大)

続報
この件に関して、ASUSが公式声明を発表しました。

続報2
MSIも公式声明を発表しました。

ソース
TechPowerUp
MSI and ASUS Send VGA Review Samples with Higher Clocks than Retail Cards