GeForce


(Source:GeForce GTX: Nvidia bittet Händler um Verkauf an Spieler, nicht Miner)

国内外問わず、GeForceに購入制限を設けているショップが増えています。マイニング需要等でゲーマーがGeForceを買えなくなるという事態を防ぐため、NVIDIAがショップに購入制限を設けるよう依頼しているそうです。

購入制限について、NVIDIA広報担当のBoris Böhles氏は下記のように述べています。

NVIDIAはゲーマーを優先しています。ゲーマーがGeForceを入手できるようにするために、パートナーには適切な手配を行うことをおすすめしています。

しかし、この依頼に強制力はなく、どうするかはショップの判断に委ねていることを同氏は強調しています。

いくらマイニング需要でGeForceが売れても、ゲーマーの手に渡らないほど売れるという事態はNVIDIAとしては好ましく思っていないようです。

RADEON

Radeon Software Adrenalin Edition 18.1.1ドライバが公開されました。このドライバは18.1.1 AlphaからAlphaが取れたものとなっており、古いゲームが動作しない問題や、その他多数のバグフィックスがメインとなっています。

リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・一部の古いDirectX 9ゲームがクラッシュする問題
・Radeon Overlayでパフォーマンスメトリック機能を使用すると、FreeSync環境でスタッターが発生する問題
・保護されたビデオコンテンツ再生中に断続的にフリーズしたりハングアップする問題
・ストアアプリの『映画&テレビ』を使用すると、何も表示されない問題
・マルチGPU環境でStarcraft 2をプレイすると表示がおかしくなる問題
・ベゼル補正が正常に機能しない問題
・スリープから復帰後、Edgeでビデオ再生すると何も表示されない問題
・Radeon Overlayの色がおかしくなる問題
・WattManのファンスライダーが正常に機能しない問題
・Vulkan API使用時、Enhanced Syncが有効にできない問題
・マルチGPU環境でPUBGのメニューでフリッカーが発生する問題
・マルチGPU環境でCLINFOが正常な値を反映しない問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

CPU,RADEON


(Source:First Hybrid Intel-AMD Chip Benchmarks With Dell XPS 15 Show ...)

RADEON搭載CPUとなるi7-8705Gを採用したDELLのノートPC、『Dell XPS 15 2-in-1』のRise of the Tomb Raiderでのベンチマーク結果が公開されました。サクッと結果をどうぞ!

GeForce

CPUの脆弱性について、当初、NVIDIAはセキュリティ情報のページで

Variant 2: NVIDIA GPUディスプレイドライバがこのvariantの影響を受ける可能性があることを示しています。

(Source:Googleキャッシュ)

と、NVIDIAの製品が影響を受けることを示した内容を掲載していました。しかし、それは誤りであるとジェンスン・ファンCEOは伝えています。

同氏曰く、NVIDIAのGPUハードウェアに問題があるからパッチを当てているわけではなく、CPU側の問題のためにパッチを当てているという。また、NVIDIAのGPU自体はMeltdownとSpectreの影響は一切受けないと明言しました。

当初掲載されていた内容は誤りだったようで、セキュリティ情報のページは、

Variant 2: 影響を受けるCPU上で実行されているNVIDIAソフトウェアが、更なる更新を必要とする可能性があることを示しています。

(Source:http://nvidia.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/4611)

CPUのために更新が必要になる、といった内容に変更されました。

GeForce

海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

GeForce


(Source:NVIDIA GeForce 390.65 Driver with Spectre Fix Benchmarked in 21 Games)

GeForceドライバのバージョン390.65でSpectre (Variant 1 / CVE-2017-5753)の修正が入りましたが、ここで気になってくるのが脆弱性を修正したことによるゲームパフォーマンスへの影響。海外メディアのTECH POWER UPは390.65 vs 388.71のグラフを公開しました。


(環境: i7-8700K@4.8GHz / DDR4-3866 16GB / Win10FCU64bit / WU・BIOSアップデート適用済)

イーサリアムのマイニングと、21ゲーム3解像度での結果は上記のようになりました。振れ幅は最大でも-2.5 ~ +2.5%となっており、TECH POWER UPは 「イーサリアムのマイニングには影響せず、ゲームパフォーマンスにも大きな違いはありません」 と伝えています。

GeForce

GeForce 390.65ドライバが公開されました。このドライバではNVIDIA Freestyleへのサポートが追加されています。NVIDIA Freestyleとは、プレイ中のゲームに

白黒やナイトモードなど、フィルタをかけることができるGeForce Experienceの最新機能とのことです。

CPU,RADEON

IntelはRADEON搭載CPUとなる『8th Gen Intel Core processor with Radeon RX Vega M Graphics』(以下、8000Gシリーズ)を正式に発表しました。

 i7-8809Gi7-8709Gi7-8706G
(vProモデル)
i7-8705Gi5-8305G
コア/スレッド4C8T
ベースクロック3.1GHz2.8GHz
ターボクロック4.2GHz4.1GHz3.8GHz
GPURadeon RX Vega M GH GraphicsRadeon RX Vega M GL Graphics
CU2420
SP1,5361,280
ベースクロック1,063MHz931MHz
ターボクロック1,190MHz1,011MHz
VRAM4GB HBM2
TDP
(全パッケージ)
100W65W

RX Vega M GL搭載モデルではGTX 1050 4GB以上、RX Vega M GL搭載モデルではMax-Q版GTX 1060 6GB以上であることをスライドショーでアピールしています。

これらのCPUが搭載された多くの製品は2018年春頃に登場すると言われており、Intel NUCからはNUC8i7HVK、NUC8i7HNKの2つの製品が予定されています。

また、DELLやHPからも近いうちに8000Gシリーズ搭載製品が発表予定とのことです。

以下、公開されたスライドショーになります。

RADEON

Radeon Software Adrenalin Edition 18.1.1 Alphaドライバが公開されました。17.12.1以降で、一部の古いゲームが動かなくなる不具合が出ていましたが、このドライバではその不具合が修正されています。

ただし、注意点として 「このAlphaドライバはAMDによって完全にテストされていないため、一般的な使用には推奨されません」 と記載されています。Alphaドライバということもあり、安定性がどれほどのものかは未知数ですが、試してみたい方は下記よりダウンロードをどうぞ。

2018/1/19追記
Alphaの取れた18.1.1ドライバが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

PCゲーム全般,RADEON

Radeon Software Adrenalin Edition 17.12.1以降で一部の古いゲームが動作しなくなった問題について、当初、テクニカルサポートエンジニアのray_m氏は

    これらのタイトルは2007年のものです。この問題は古いAPIモジュールによって引き起こされた可能性が高く、貴重なエンジニアリングリソースを割くことはまずありません。

と述べていましたが、ソフトウェアディレクターのTerry Makedon氏は下記のツイートをしました。

    私は 「AMDは古いゲームをサポートしない」 という記事を目にしましたが、これは真実ではありません。私たちはバグを特定し、修正を急いでいます。『Command & Conquer 3』シリーズや『The Witcher: Enhanced Edition』などが再び動くでしょう。

ray_m氏の対応は不具合を 「修正しない」 と言い、ユーザの最後の書き込みからわずか25分後に、臭いものには蓋をするかのごとく当該スレッドをロックしたりと、どこからどう見ても塩対応でした。今回のTerry Makedon氏の発言はそれとは180度異なり 「修正する」 と明言しています。

良い方向に捉えるならray_m氏との間に何かしらの齟齬があったのか、邪推するなら炎上したから対応を変えたのか、あるいはray_m氏が言動や行動に問題のある人物なのか、真相はわかりませんが、モヤっとしたものは残りつつもAMDが方針を改めてくれたことは古いゲームファンにとっては朗報と言えるでしょう。

2018/1/5追記
修正されたドライバが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,RADEON


(Source:Intel)

RADEONを搭載したIntel CPU『i7-8809G』がIntelのサイトに掲載されました。

ベースクロックは3.1GHz、コアは4C8Tとなり、以前にリークされた情報と一致していることが確認されました。このリストはIntelのサイトの

オーバークロック対応CPUのページに掲載されており、8000Gシリーズもオーバークロックが可能であることが明らかになりました。

今回、掲載されたのはi7-8809Gだけですが、他にもi7-8705Gとi7-8706Gがラインナップされると言われています。

CPUCore i7-8809GCore i7-8705GCore i7-8706G
CPU Clock3.1 GHz3.1 GHz
Cores / Threads4C8T4C8T
GPU Device ID694C:C0694E:C0
SP1536SP (24CU)
GPU Clock
1000 ~ 1200 MHz

2018/1/8追記
Intelが正式に発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【CPU】 Intel、RADEON搭載CPU 8000Gシリーズを正式に発表

PCゲーム全般,RADEON


(Source:AMD Forum 12 / Reddit)

Radeon Software Adrenalin Edition 17.12.1以降で2007~2008年のゲーム『Command & Conquer 3』シリーズや『The Witcher: Enhanced Edition』などでエラーが出たり起動しないといった不具合が出ており、AMDのフォーラムで話題になっています。

この問題に対してAMDは下記の回答を行いました。

CPU,GPU

Intelは第6世代のSkylakeから第8世代のCoffee Lakeまでを対象にしたiGPUドライバ『Intel Graphics Driver for Windows 15.60.1.1.4901』を公開しました。このドライバにはBattlefield 1、Star Wars Battlefront II、Rise of the Tomb Raiderなどのゲームへの最適化が含まれています。

と言っても、iGPUでこの辺のゲームをやりこんでいる人はあまりいないかと思われます。注目はゲーム以外の以下の改善点。

  • バランスモードまたはパワーセービングモードでのフレームレートのレポート精度の向上
  • DX12またはVulkanを使用した場合のMSAAパフォーマンスの大幅な向上
  • 7th Gen Coreプロセッサー以上でのH.265/HEVC動画再生パフォーマンスの向上
  • Intel Media SDK(MSDK)の改良により、PowerDirectorやMAGIXなどでのエンコーディング品質の向上

第7世代のKaby Lake以降のiGPUをお使いの方で、H.265/HEVCの動画再生がイマイチと感じている人はアップデートしてみる価値があるかもしれません。

ダウンロードは下記サイトよりどうぞ。対応OSはWindows10 64bit v1607 Anniversary Update以降となります。