GeForce

2016年8月に登場したPascal TITAN Xですが、上位となるGP102コアのフルスペック版『TITAN Xp』が登場しました。Pascal TITAN Xとの違いは下記になります。

 TITAN Xp
(2017)
Pascal TITAN X
(2016)
GPUGP102-450GP102-400
CUDA38403584
TMUs240224
Base Clock? MHz1417 MHz
Boost Clock1582 MHz1531 MHz
Memory Clock11.4 Gbps10.0 Gbps
Memory Bandwidth547.7 GB/s480 GB/s
Computing Power12.15 TFLOPS10.97 TFLOPS
MSRP$ 1,200$ 1,200

お値段はどちらも$1,200ですが、NVIDIA直販サイトでPascal TITAN Xの販売は終了しました。現在はTITAN Xpが下記の直販サイトで既に販売開始しています。

 NVIDIA
 TITAN Xp Graphics Card with Pascal Architecture | NVIDIA GeForce

以下、カタログスペックになります。

GeForce


(Source:影驰GTX 1070无双显卡评测:简单就是终极的复杂)

GALAXのGTX 1070 KATANA 1スロットモデルのベンチマークが公開されました。といってもスペックは

 GTX 1070 1slot
GTX 1070 Founders
Base Clock1519 MHz1506 MHz
Boost Clock1709 MHz1683 MHz
Memory Clock2002 MHz (8008 MHz)2002 MHz (8008 MHz)

Founders Editionからほんのわずかに持ち上げられたクロックのため、性能にはそこまでの差はありません。

注目点は温度で、Fire Strikeを15分間ぶん回したときの温度は

GTX 1070 Founders Editionが82度で、GTX 1070 1slot85度と、Founders Editionよりも高い温度ではありますが、1スロットサイズでこの程度の差なら十分に優秀と言えるでしょう。

ELSAからもGTX 1050 Ti 1スロットモデルなんていうマニアックなカードが出ていますが、1スロット空冷でさらに上の性能が欲しい人には、唯一無二の選択肢となりそうです。

以下、製品画像になります。興味ございましたらどうぞ!

RADEON

17.4.1ドライバが公開されました。主にVR向けのサポートが2点追加となります。

・Fury / 390 / 290シリーズでOculus' Asynchronous Spacewarpのサポート
・Windows10 + RX 480 / 470でSteamVR Asynchronous Reprojectionのサポート

前者はOculus、後者はVive向けとなります。さらに今回のアップデートで

・DP1.4 HBR3 Support
・8K 60Hz dual cable support
・8K 30Hz single cable support

8K 60Hzもサポートされるようになりました。DELLの8Kモニタが気になっている人もこれで安心ですね!!!

また、リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・ボーダーレスフルスクリーンでFreeSyncを使うとフリッカーが発生する場合がある
・Radeon Settings上からドライバのアップデートをすると、インストール名に停止したり応答しなくなる場合がある
・マルチGPUが有効だとGhost Recon Wildlandsでスケーリングがおかしい場合がある
・Radeon Softwareをインストール直後にAMD Xconnectが取り外されるとシステムがハングアップする場合がある


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

 Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.1
 http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.4.1-Release-Notes.aspx

GeForce,WindowsUpdate

2017年3月29日付けで一部環境のWindows Updateのオプションに『NVIDIA - Display - 2/23/2017 12:00:00 AM - 21.21.13.7878』が配信されました。

報告数は非常に少なく、配信される理由や条件もわかりませんが、最新のゲームをやらない人や、現在の環境で安定している人はわざわざ入れる必要はないでしょう。

また、最新のゲームをやる人なら手動でゲームタイトルに最適化されたドライバを入れているでしょうし、やっぱり入れる必要はないでしょう。 (Windows Updateに配信されるGeForceドライバは、基本的にNVIDIAで公開されているものより古いバージョンです)

関連記事
【アプデ】 Windows Updateに『NVIDIA - Display - 12/29/2016 12:00:00 AM - 21.21.13.7653』が配信

RADEON


(Source:AMD Radeon RX 570 and 580 exposed)

RADEON RX 580(ES版)の写真が公開されました。といっても既報のとおり、Polarisを使ったリブランド製品になるため目新しさは特にありません。RX 480では6pinでしたが、RX 580では8pinに変更されてクロックが上がりました。

以下、公開された写真とRX 570のGPU-Zのスクリーンショットになります。

GeForce

前回のあらすじ。GTX 980 Ti StrixはGPUクーラーに

ヒートパイプダイレクトタッチを採用していて全然冷えず、リファレンスに近い温度でした。

そんなStrixシリーズですが、GTX 1080 Ti Strixでは


(Source:Tom's TV : découverte de la GeForce GTX 1080 Ti ROG Strix d'Asus)

ついにヒートパイプダイレクトタッチをやめた模様。どれくらい冷えるようになるのか楽しみですね。

< Update 1: 温度公開>

GeForce

海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

RADEON

Mass Effect: Andromeda(DX11)でマルチGPUがサポートされた17.3.3ドライバが公開されました。使用方法はコマンドラインで『-RenderDevice.AmdCrossfireEnable 1』と入力すれば良いそうです。

また、リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・マルチGPUでMass Effect: Andromedaをプレイするとテクスチャにフリッカーが生じる


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

 Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.3.3
 http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.3.3-Release-Notes.aspx

GeForce

Mass Effect: AndromedaとRock Band VRに最適化された378.92ドライバが公開されました。今回のドライバはゲームの最適化のみで不具合の修正はありません。

378.78でも案内しましたが、378.66までリリースノートに記載のあった『 [Windows 10][Bethesda Softworks games (Fallout 3, Fallout New Vegas, Skyrim)]Games crash when launched. [1802925](訳:Windows10でBethesdaの古いゲーム(FO3、Skyrimなど)が起動時にクラッシュする)』が消えて、古いBethesdaゲームも無事起動するようになっています。

ドライバのダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。

378.92WHQL Windows 7/8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/116368/jp
378.92WHQL Windows 7/8.1 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/116350/jp

378.92WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/116404/jp
378.92WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/116386/jp

2017/3/22追記
不具合情報を書きました。

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

PCゲーム全般,RADEON

3月18日に発売された『NieR: Automata』ですが、RADEONでのみ画面が真っ白になるバグが発生している模様。取り急ぎこのバグを回避する方法はドライバを16.11.5まで戻すことで、真っ白にならなくなるそうです。

試してみたい方は↓からドライバをダウンロードしてどうぞ。

 Radeon Software Crimson Edition 16.11.5

他にも、1600x900でしかフルスクリーンにできないなど、各種不具合報告が目立っているため、デベロッパには迅速な修正が求められます。

関連記事
【ゲーム】 NieR: Automataの微調整MODが登場、フルスクリーン問題も修正済み
【ゲーム】 NieR: Automataの各種ベンチマーク公開

RADEON

Mass Effect: Andromedaに最適化された17.3.2ドライバが公開されました。Mass Effect: AndromedaでRX 480 8GB使用時、17.3.1から最大12%のパフォーマンスアップをしているとのこと。また、リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・The Division(DX12)でテクスチャが異常表示される場合がある
・GPU4枚構成でフォーオナーをプレイすると、フリッカーやブラックスクリーンが発生する場合がある


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

 Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.3.2
 http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.3.2-Release-Notes.aspx

GeForce

Ghost Recon Wildlandsに最適化された378.78ドライバが公開されました。リリースノートによると


「様々なタイトルのパフォーマンスを向上させるDirectX 12の最適化が含まれています」 

とのこと。また、下記の不具合の修正が施されています。


・DiscordにGFE FPSカウンターが表示される
・GTX 1050 Ti搭載のノートPCでBSoDが発生する場合がある
・GTX 980 Ti使用時『Optimize for Compute Performance』がオフのとき、PhysXが強制的にCPUに移行する
・GTX 980を使ってGPUGrid CUDAアプリケーションで計算をしようとするとエラーが発生する
・GTX 980 Tiを使ってPrimeGrid Genefer OpenCL toolで計算をしようとするとエラーが発生する
・NvFBC H.264でエンコードをするとクラッシュする


ドライバのダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。

378.78WHQL Windows 7/8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/115912/jp
378.78WHQL Windows 7/8.1 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/115894/jp

378.78WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/115930/jp
378.78WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/115948/jp

< Updarte 1 >
378.66までリリースノートに記載のあった『 [Windows 10][Bethesda Softworks games (Fallout 3, Fallout New Vegas, Skyrim)]Games crash when launched. [1802925] (訳:Windows10でBethesdaの古いゲーム(FO3、Skyrimなど)が起動時にクラッシュする)』が消えました。直ったのかも?あるいは記載漏れという可能性も。

 2017/3/17追記:↑、無事起動したとのメッセージをいただきました。修正されたようです。

2017/3/11追記
不具合情報書きました。

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

GeForce

海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

RADEON

Ghost Recon Wildlandsに最適化された17.3.1ドライバが公開されました。Ghost Recon WildlandsでRX 480使用時、17.2.1から最大6%のパフォーマンスアップをしているとのこと。また、リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・BF1をプレイ中にタスクの切り替えをして、またゲームに戻ったときにテクスチャがちらつく場合がある
・フォーオナーでキャラクター表示がおかしくなったりちらつく場合がある
・マルチGPUでフォーオナーをプレイするとテクスチャがちらつく場合がある
・ユーザアカウント名にスペースがあると、Radeon Settingsがインストールできない場合がある
・一部のRX 480製品でマウスカーソルの表示がおかしくなる場合がある
・システムがスリープ、あるいは休止状態になったとき、WattManの設定が保持されない場合がある
・一部のR9 380製品でWattManの設定を調整すると、表示がちらついたりアプリケーションがハングアップする場合がある
・カスタムでRadeon Softwareをインストール中、今すぐ再起動を選択しても再起動されない場合がある
・マルチモニタ環境でボーダーレスフルスクリーンモードのFreeSyncを使うとスタッターやフリッカーが発生する場合がある
・Windows上でHyper-Vが有効になっているとRadeon ReLiveは機能しない
・CS:GOでRadeon Chillを使うとスタッターが発生する場合がある
・DOTA 2でRadeon Chillを使うと一部環境でスタッターが発生する場合がある


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

 Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.3.1
 http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.3.1-Release-Notes.aspx

関連記事
【CPU/GPU】 GigabyteのAM4マザーボード『GA-AX370-Gaming K7』にはWin7用ドライバ有 | Crimson ReLive、Win8.1 32bit版が早くも終了 | RYZEN用OCソフト

GeForce


(Source:NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti features GP102-350 GPU)

GTX 1080 TiPascal TITAN Xの違いが公開されました。比較して足りないところは赤色で塗られています。基本的に同じレイアウトのボードが使用されていますが、GTX 1080 Tiの方がPascal TITAN XよりMOSFETなどの追加チップが多く搭載されています。

また、Founders EditionではDVI無しでしたが、基板的にはDVIを追加できる構造になっているため、カードメーカーからDVI搭載モデルの登場も予想されます。

追記
FE版にはDP-DVI変換ケーブルが入っているようです。これが144Hzで使えたら万々歳ですね。てか、DPとDVIって変換なんてできたんですね/(^o^)\ 知りませんでした……。

GeForce

↑おわかりいただけたでしょうか……。そう、GTX 1080 TiからDVI端子が消滅いたしました。DVI自体、そろそろ古い規格なので省かれるのも仕方ないのかもしれませんが、120/144Hz入力がDVIオンリーなモニタなどを使っている人には悲報でございます。

しかし、NVIDIAのGTX 1080 Tiのページを見てみると、

DL-DVIとの表記があります。記載ミスなのか、仕様上は対応しているということなのかはわかりませんが、後者であればカードメーカーからDVI搭載モデルのGTX 1080 Tiも登場するのではないかと思われます。

DVIモニタを使いたい人は各カードメーカーに期待ですね。

2017/3/6追記
GTX 1080 Tiのページから『DL-DVI』の表記が消えました/(^o^)\ しかし、基板の構造的にはDVIの追加が可能になっています。詳細はこちらへどうぞ。

GeForce

378.77Hotfixドライバが公開されました。このドライバでは下記の不具合の修正が施されています。


・GTX 1050 / 1050 Ti搭載のノートPCにドライバのインストールが正常にできない問題
・マインクラフトや他のJavaベースのタイトルでクラッシュする問題
・Pascalカードでデバッグモードが正常に機能しない問題


378.66から発生していたノートPCに正常にインストールできない問題がやっと修正されたようです。あと、マインクラフトとデバッグモードの件は378.57でも告知されていますが、今回も同じ内容が書かれています。

まだ直りきっていなかったんでしょうかね……。(あるいは、単純に過去の内容の消し忘れか)

ダウンロードは下記の直リンクからどうぞ。

 378.77Hotfix Windows 7/8.1 64bit版
 378.77Hotfix Windows 7/8.1 32bit版

 378.77Hotfix Windows 10専用 64bit版
 378.77Hotfix Windows 10専用 32bit版

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【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

GeForce

ZOTACから2016年12月末に発表された長さ211mmのというかわいいサイズの『GeForce GTX 1080 Mini』ですが、日本国内でも発売されました。

出力端子はDP x3、HDMI、DVIを備えていて、スペックはFounders Editionから

 GTX 1080 MiniGTX 1080 Founders
Base Clock1620 MHz1607 MHz
Boost Clock1759 MHz1733 MHz
Memory Clock10 GHz10 GHz

わずかに持ち上げられたクロックになっています。肝心のお値段ですが、2017年2月18日時点での実売価格は税込92,000円前後となっています。

以下、このカードの画像になります。