OpenGLの新機能等が追加された369.00(Win用)と367.36.02(Linux用)ドライバが公開されました。が、こちら、デベロッパ向けとなります。特に理由が無い限りアップデートする必要はないと思いますが、試してみたい方は↓へどうぞ。
GeForce Driver for Windows 369.00 / for Linux 367.36.02
https://developer.nvidia.com/opengl-driver
OpenGLの新機能等が追加された369.00(Win用)と367.36.02(Linux用)ドライバが公開されました。が、こちら、デベロッパ向けとなります。特に理由が無い限りアップデートする必要はないと思いますが、試してみたい方は↓へどうぞ。
GeForce Driver for Windows 369.00 / for Linux 367.36.02
https://developer.nvidia.com/opengl-driver
↑の動画の2:47からどうぞ!
結果だけサクッと見たい人はリザルトだけ抽出した↓の画像をどうぞ。一番下に何勝かもちょこっと記載。
海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり翻訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。
<Windows10>
・GTX680SLIだとKiller Instinctがクラッシュするようになった
<OS不明>
・1070で120Hzと60Hzのデュアルモニタ環境だが、アイドル時のクロックが1620MHzになった
・Netflixの動画を見るとフルスクリーン時にスタッターが酷い。窓モードだと問題なし
・Netflix APPがフルスクリーンで正常に動作しない。ブラウザから見ると問題なし
(※Netflix関連の不具合報告は複数有)
ドライバ公開から2日ほど経ちましたが、投稿数は130件ほどでスレの流れは穏やかです。ただ、Netflixでの不具合報告が結構出ていますので、Netflixをお使いの方は避けた方が良いかもしれません。あと、デュアルモニタ環境でクロックが高くなるという報告も出ておりますが、こちらは1件のみでした。
各種VRへの最適化とAnselのサポートが追加された368.81ドライバが公開されました。今回のドライバで、DVIでピクセルクロックが330MHzを超えた場合のバグも解決されており、当該スレッドは喜びの声で溢れております。
以下、リリースノートに記載されている修正内容になります。
Windows7/8.1
・ArcheAgeでGameGuardがクラッシュする問題の修正
Windows10
・ViveでLink BoxのMiniDPが機能しない問題の修正
・ArcheAgeでGameGuardがクラッシュする問題の修正
・VRゲームでGPU Boostが機能しない問題の修正
・Gigabyte P55Wv5(GTX970M)をサポート
・DVIのピクセルクロックが330MHzを超えた際に起こる問題の修正
・ドライバをアップデート後に窓モードでテアリングが発生する問題の修正
ドライバのダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。
368.81WHQL Windows 7/8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/105061/jp
368.81WHQL Windows 7/8.1 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/105043/jp
368.69WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/105133/jp
368.69WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/105115/jp
2016/07/17追記
不具合情報書きました。
DOOMのVulkanパッチがきました。サクッと結果をどうぞ!
海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり翻訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。
<Windows10>
・1080SLI環境でEdge使ってたり動画見てるとTDRが出る
・↑うちのGTX570環境だと何の問題も無いぞ
・1080環境でCOD:BO3でFPSが超落ちた。368.51だと問題なし
<OS不明>
・TF2とBLACK MESAでG-Syncを使うとメニューが真っ黒になる
・NV:↑我々はこの問題を再現できませんでした
今回は特に目立った不具合報告はありませんでした。少し前に話題になったGTX10xxでDVIのピクセルクロックが330MHzを超えた際の問題については、次回のドライバで修正予定だそうです。
DiRT Rally VRに最適化された368.39ドライバが公開されました。リリースノートによると下記の修正が施されております。
Windows7/8.1
・cuda-memcheckがエラーを吐く問題の修正
・MOSAICでカスタム解像度が設定できない問題の修正
・XSplit Broadcasterでレンダリングエラーが出る問題の修正
・Sony VaioでWindowsの起動に失敗する問題の修正
Windows10
・FastSyncが有効だとWMP使用時にBSoDが発生する問題の修正
・iRacing: Motorsport Simulator用DX11プロファイルを追加
・The Crewがクラッシュする問題の修正
・cuda-memcheckがエラーを吐く問題の修正
・Adobe Premiere Pro CCでR3Dプレビューが機能しない問題の修正
・GTX1080FEのファンage/sage問題の修正 (何故か再掲載されています)
・GRID K1 + VM上のWin10環境でクラッシュする問題の修正
・XSplit Broadcasterでレンダリングエラーが出る問題の修正
・Sony VaioでWindowsの起動に失敗する問題の修正
ドライバのダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。
368.69WHQL Windows 7/8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/104750/jp
368.69WHQL Windows 7/8.1 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/104732/jp
368.69WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/104822/jp
368.69WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/104804/jp
2016/07/09追記
不具合情報書きました。
ザックリ意訳
<MSIの公式声明>
レビュアー向けサンプルカードも、市販のカードもパフォーマンスに違いはありません。BIOSは市販カードは「ゲームモード」に設定されていますが、レビュアー向けサンプルカードは「OCモード」に設定されています。
これはレビュアーの多くがMSIゲーミングアプリを使用しないためです。MSIゲーミングアプリを使用したときと同等の性能を発揮させるために、レビュアー向けのサンプルカードは「OCモード」をデフォルトにしたBIOSが使われております。
我々はレビュアー向けサンプルカードに使われたGTX1080/1070 GAMING X用のBIOSを公開いたしました。もしあなたがMSIゲーミングアプリを使用せずにOCモードを楽しみたいのであればご利用ください。
MSI GTX 1080 Gaming X
https://www.msi.com/Graphics-card/support/GeForce-GTX-1080-GAMING-X-8G.html#down-bios
MSI GTX 1070 Gaming X
https://www.msi.com/Graphics-card/support/GeForce-GTX-1070-GAMING-X-8G.html#down-bios
(ソース:http://www.techpowerup.com/223571/techpowerup-impact-msi-issues-oc-mode-by-default-bioses)
ただし、このBIOSを適用した時点で製品保証は消えるかもしれません。気になる方は日本国内でご購入の場合はASKへお問い合わせされた方が良いかと思います。
尚、「今後レビュアー向けにOCモードのBIOSは使わない」とは一言も言っていない模様。また、今回公開されたBIOSはGTX1080/1070のみで、過去の製品分に関してはノータッチ、以降の製品について公開されるかも不明です。
メーカーが提供する専用アプリってどれくらいの人が入れているんでしょ。自分は他のソフトと競合したら嫌なので、余計なものは入れたくない派です。
メディア企業が記事にしたレビューは、BIOSやアプリに言及がない場合MSI/ASUS共に「専用アプリ(があれば)を入れて最高パフォーマンス設定にしないと出ない数字」と見ておいた方が良いかもしれません。少なくとも「デフォルトじゃない」よねっていう。
余談ですが、MSIもASUSも専用アプリはLinuxでは動作しないようです。
関連記事
【GPU】 レビュアー向けGPUカードのクロックが高い件、ASUSが声明を発表
【GPU】 悲報 ASUSとMSI、レビュアー向けGPUカードは市販品より高クロック設定のBIOSが使われていた
前回のあらすじ。ASUSとMSIのレビュアー向けGPUカードは、クロックの高いBIOSが使われていた。
この件に関して、ASUSが声明を発表しました。あわせて海外メディアのVideoCardzさんの評価と共にどうぞ。
ザックリ意訳
<ASUSの公式声明>
GTX1080 ROG StrixにはOCが可能なソフトが付属しています。ソフト上から簡単にOCモードを選択することができます。
市販品はデフォルトではゲームモードに設定されておりますが、プレスサンプルはデフォルトでOCモードに設定されています。これは、レビュー記事では主に最大パフォーマンスでレビューされるため、レビュアーの時間や労力を節約させるためです。
我々がメディアに送付したサンプルと、市販品との間に違いはありません。
<VideoCardz.comの評価>
BIOSが違っていても上記の理由をもって、ASUSは今回の件を問題とは見ていないようです。
理論的には大きな問題ではありませんが、しかし、レビュアーがデフォルトがOCモード状態であることを知らなかった場合、わずかではあるものの高速な結果が「市販品のデフォルト」として残る可能性があります。
皆様はASUSの声明にご納得いただけたでしょうか?
(ソース:http://videocardz.com/61171/asus-issues-official-statement-on-boosted-review-samples)
ここで疑問なのは、レビュアーに送付されるものにはしっかりと「市販のものとはBIOSが異なり、デフォルトでOCモードが適用されております。レビューいただく際はご注意ください」と知らされているのかどうか。
おそらくこの件は、これ以上ASUSからの発表はないような気がします。MSIはまだ発表しておりませんが、似たようなことを言って終わるんじゃないでしょうか。
ただ確かなことは、メディア企業が記事にしたASUS(今後こういったことはしないと明言しない限りMSIも)の製品レビューを見る上で「盛られていないか」と警戒するようになりました。
ん…?
関連記事
【GPU】 レビュアー向けGPUカードのクロックが高い件、MSIも声明を発表
【GPU】 悲報 ASUSとMSI、レビュアー向けGPUカードは市販品より高クロック設定のBIOSが使われていた
↑ほんのわずかではあるものの、レビュアーに送付したカードは市販のものより高クロック設定されたBIOSが使われていたと話題になっております。
以下、現在確認が取れているGPUのリストになります。
続報
この件に関して、ASUSが公式声明を発表しました。
ソース
TechPowerUp
MSI and ASUS Send VGA Review Samples with Higher Clocks than Retail Cards
海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり翻訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。
<Windows10>
・ダークソウル3とBATMAN Arkham Knightでフレームレートが下がった。365.10では問題ない
・980TiのSLIだとTotal War: WARHAMMERで表示がチラつく
・The Crewがクラッシュするようになった
・NV:↑The Crewのバグ報告ありがとうございます。この問題を(ドライバ担当に)報告します
・980TiのSLIだとHomefront: The Revolutionで表示がチラつく
・NV:↑Homefrontのバグ報告ありがとうございます。今この問題を調査しています
<OS不明>
・CS:GOがクラッシュする。365.19だと問題ない
The Crewの問題はRedditでも報告が出ているため、プレイされている方はお気をつけくださいませ。
また、368.22のときにBF4の不具合報告があり、この問題をNVIDIAも認識しておりましたが、リリースノートの「修正された問題」にも「既知の問題」にも書かれておらず、フォーラムでも目にしませんでした。
翌日、フォーラムを見てみたら
ザックリ意訳
Q.BF4の表示問題は直ったんけ?
A.直ったで
と書かれてありました。BF4勢には朗報ですね。
StrixというとGTX980Ti Strixではオリファンの中では冷えが悪くリファレンスに近い温度。それなのに日本メディアでは「冷える!」という謎の記事が目につきました。
その一方で、同じヒートパイプダイレクトタッチでも980Ti Matrixはよく冷えておりました。
GTX1080のStrixではどうなのか。同じヒートパイプダイレクトの980Ti Strix、980Ti Matrix、1080 Strixのファンを見ると
Mirror's Edge Catalyst、Edge of Nowhereに最適化された368.39ドライバが公開されました。このドライバにはGTX1070のサポート及び、GTX1080のファン問題の修正も含まれております。以下、リリースノートに記載されている修正内容になります。
Windows7/8.1
・Total War: WARHAMMERでスタッターが発生する問題の修正
・WarThunderの3D Visionレーティングを低下しました
Windows10
・GTX1080でファンの回転数が急に上下する問題の修正
・Total War: WARHAMMERでスタッターが発生する問題の修正
・Laplaceの起動に失敗する問題の修正
・EdgeでYoutubeをフルスクリーン再生しているとスタッターが発生する問題の修正
・MGSVを起動すると画面が真っ白になる問題の修正
・モニタスリープからシステムスリープに移行するとシステムがハングする問題の修正
・The DivisionをSLIでプレイしていると20-30分後にスタッターが発生する問題の修正
例のファン問題はWin10での修正リストに含まれており、Win7/8.1では発生しなかったということでしょうか?今回のドライバで本当にちゃんと直ったかどうかといいますと
GeForce公式フォーラム上では「直った」との報告が連続しております。
ドライバのダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。
368.39WHQL Windows 7/8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/103936/jp
368.39WHQL Windows 7/8.1 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/103918/jp
368.39WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/104008/jp
368.39WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/103990/jp
ザックリ意訳
2016/06/01:修正テストをしてるよ
2016/06/02:次のドライバで修正するよ
前回のあらすじ。GTX1080のファンが暴走。
その問題ですが、GeForce公式フォーラム上にてNVIDIA曰く、近いうちにリリースされる次のドライバで修正予定とのこと。ドライバで直るならこの問題を抱えていた人にとっては、とりあえず一安心といったところでしょうか。
気になるのは、発生する人/しない人、一体どこに違いがあったのか、そこもハッキリしてもらいたいですね。
Windows10 + EVGA Precision X + 特定のノートPCで液晶パネル物理破損問題のときのように何かのソフトウェアが競合していたのか、ハードウェアの問題だけど無理矢理ドライバに制御を組み込んだのか、完全にドライバ側の問題なのか。
2016/06/08追記
ファン問題が修正されたドライバ(368.39)が出ました。