GeForce,液晶モニタ


更新履歴
① CRUを使用した追加検証分のメッセージを掲載。

GeForce 417.71ドライバより実装されたG-Sync互換機能。メッセージにて、NVIDIAが認定していないASUS MG279Qでの挙動について詳細な検証結果をいただきましたのでご紹介したいと思います。


    【通常の動作検証】

    という訳でWin10でMG279Q試してみました! 結論から言うと動きました! ただし、MG279Qは35ー90HzまでしかFreesyncにモニタが対応してないので、周波数を90Hzに設定しないとダメなようです。NvidiaのドライバはAMDのそれと違ってMG279Q用のモニタ情報を持ってないので、G-sync有効でも周波数を144Hzに設定できてしまいますが、それで動かすと30ー144で無理やりSyncさせようとするようで、120Hzでもフレームレート変動の大きい場所では画面表示が豪快にぶっ飛びました。90Hzに設定してもごくまれに画面がチラついたので(気にならない程度の微々たるものでしたが)、モニタの個体差によっては90Hzでもまともに動かない子もいるかもしれません。

    【CRUを使用した動作検証】

    MG279QのG-sync互換動作ですが、3年前(もう3年前か……)のhttps://www.nichepcgamer.com/archives/1046787145.htmlこれでも紹介してるhttp://nils.schimmelmann.us/post/133778060542/extending-the-asus-mg279q-freesync-rangeこれのCRUを使った方法で、同期可変域を弄れました。とりあえず60ー144Hzでチラつかずに動作させることに成功。ただ、57-144Hzで設定したのに何故か60Hzより下がらないので、完全に弄れてはいないのかもしれません。ついでに三年前に使ったうろ覚えの記憶で最初適当にCRUを弄ったら見事ドライバの完全破壊に成功して再インストールが面倒だったので、まあ完全に自己責任の世界ですね。

完璧ではないものの、きちんと設定すれば未認定のASUS MG279Qでも概ね問題なく動作してくれるようです。ASUS MG279Qをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。CRUの使用は危険が伴うため、何があっても自分で対処可能な方のみどうぞ\(^o^)/

余談ですがNVIDIAによると、G-Sync互換機能の動作条件は以下になります。

    【G-Sync Compatible動作条件】 (2019年1月16日時点)
    GPU: GeForce 10シリーズ(Pascal)、RTX 20シリーズ
    接続: DisplayPort経由での接続が必須
    ドライバ: 417.71以上
    OS: Windows10 x64

残念ながらWindows7 / 8.1は未対応とのことです/(^o^)\

GeForce

t

海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

更新履歴
初版

GeForce

GeForce RTX 2060とG-Sync互換Adaptive-SyncモニタをサポートしたGeForce 417.71ドライバが公開されました。今回サポートされるG-Sync互換Adaptive-Syncモニタは以下になります。

GeForce,液晶モニタ

NVIDIAはついにGeForceでAdaptive-Syncをサポートすることを発表しました。話は少しややこしいのですが、正確には、NVIDIAが認定したAdaptive-Sync対応モニタであれば、G-SyncモジュールがなくともG-Sync互換として利用できるというものです。

なので、純粋にAdaptive-Syncをサポートしている、というわけではありません。現在、G-Sync互換が認定されているモニタは以下になります。

G-Sync互換Adaptive-Syncモニタリスト
( [ ] 内は対応する可変リフレッシュレート範囲 )
Acer XFA240
[48-144Hz]
Acer XG270HU
[40-144Hz]
Acer XV273K
[48-120Hz]
Acer XZ321Q
[48-144Hz]
AOC AG241QG4
[30-144Hz]
AOC G2590FX
[30-146Hz]
ASUS MG278Q
[40-144Hz]
ASUS XG248
[48-240Hz]
ASUS VG258Q
[40-144Hz]
ASUS XG258Q
[48-240Hz]
ASUS VG278Q
[40-144Hz]
BenQ XL2740
[48-240Hz]

(Amazon製品ページリンク)

また、NVIDIAが認定していないAdaptive-Sync対応モニタ (まだ未検証のものや、NVIDIA側でテストに失敗したモニタ) であっても、G-Syncを有効にできるオプションが用意されているそうです。ただし、この場合、動作は保証されないでしょう。動いたらラッキー的なオプションですね。

これらの機能は2019年1月15日公開予定の最新版GeForceドライバにて利用可能になるとのことです。

GPU

Intelは公式ツイッターアカウントにて、


「私たちはAdaptive-Syncをサポートします」

と、Adaptive-Syncへの対応を明言しました。

IntelがAdaptive-Syncに対応するという話はこれまでにも出てきており、今回はそれを再確認する形となりました。ただ、これもこれまでどおり、具体的な対応時期や、iGPU / dGPUのどれに対応するのかまでは言及されていません。より詳細な続報が待たれます。

2018/12/13追記
IntelはGen11よりAdaptive-Syncに対応することを発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

GeForce,GPU


(Source:Reddit)

Dylan522p「2015年のIntel Developer Forum (IDF)でIntelのGPUがいつかAdaptive-Syncに対応するって言ってたけど、これは今も変わりない?」

Chris Hook「ええ。私はAdaptive-Syncの大ファンさ」

Dylan522p「これ、Redditに投稿してもいい?」

Chris Hook「いいよ」

RedditユーザーのDylan522p氏と、IntelでdGPUとヴィジュアルテクノロジーのマーケティング担当を務めるChris Hook氏との会話がRedditに投稿されました。その内容が上記になります。

Intelは2015年のIDFでAdaptive-Sync (FreeSync)への対応に言及しており、今回の発言はその再確認となります。ただ、対応時期や、iGPU / dGPUどれに対応するのかまでは言及されていません。

もし、iGPUが対応してくれれば、GeForceでFreeSyncを使用する裏技がかなりお手軽にできるようになりそうです。 (それまで、NVIDIAがこの裏技を無効にするようなことをしてこなければですが……)

2018/12/13追記
IntelはGen11よりAdaptive-Syncに対応することを発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

GeForce,RADEON

Redditにて、GeForceでFreeSyncの動作に成功したとの報告が出てまいりました。報告者のbryf50氏によると、以下の手順で成功したとのことです。

液晶モニタ

FHD24インチのFreeSyncモニタは海外ではいくつか販売されているものの、日本国内ではとなるFHD24インチFreeSyncモニタが発売されました。FHD27インチモデルの「GB2788HS」もあります。

使われている液晶パネルはTNで、ブルーライト低減機能やフリッカフリー等、他社製品でもよく目にする機能があるため、たぶんですが、BenQやAsusなどで使われているFHD24インチ144Hzモニタと同種のパネルかと思われます。

さて、144Hzと謳っておりますが、FreeSyncというと気になるのが有効範囲。24インチモデルのGB2488HSU-2は


(ソース:http://www.iiyama.co.jp/products/lcd/24/GB2488HSU-2/spec.html)

45-120Hzとなっており、27インチモデルのGB2788HSは


(ソース:http://www.iiyama.co.jp/products/lcd/27/GB2788HS/spec.html)

45-144Hzと、27インチの方が広くなっております。

肝心のお値段ですが…


5
(画像クリックでAmazonへ)

24インチモデル、安い…。G-Syncも見習って…

FHD24インチ144HzでFreeSync無しのBenQの現行モデル「XL2430T」が4万円近くするため、FreeSyncも付いてこのお値段はかなりお買い得感がありますね。

ちなみに旧モデルで最安値のXL2411Z(DP及びFreeSync無しFHD24インチ144Hz)でも31,800円とその差は約4千円。iiyamaがんばったなぁ…

ソース
iiyama
24型/27型液晶ディスプレイ 「ProLite GB2488HSU-2/GB2788HS」 発表

GeForce,液晶モニタ

しばらくG-Syncを使ってみて思ったのがゲームジャンルの向き不向き。全てのゲームに対して「G-Syncは素晴らしい」とは言えないことがわかりました。

マウスカーソルさばきが重要で、尚且つフレームレートが極端に下がることのあるゲーム、例えばRTSとかクリック操作でキャラやユニットを動かすゲームとか、こういうのには向きません。

フレームレートが高く保てていれば問題度は低いのですが、大規模戦や重いシーン等でフレームレートが極端に下がる場面では、マウス操作がすごくやり辛くなります。

どういうことかと申しますと、G-Syncはフックされているゲームに合わせてモニタのリフレッシュレートが可変するため、フレームレートが下がる場面ではマウスカーソルまでカクカクになります。

そりゃそうっすよね、マウスカーソルだけ最高リフレッシュレートに張り付くとかどんな超技術だよって話です。

そんなことちょっと考えたらわかるものの、今の今まで「マウスカーソルがカクつく」なんて現象に遭遇したことがなく、想像すら出来ていませんでした。管理人の想像力不足。

マウスカーソルを目で追うのが重要なゲームなら、G-Syncは使わない方が良いかもしれません。FreeSyncも同様の挙動のはず。そういうゲームしかやらない人で、勝つことを目的としているのであれば、ウンタラSyncは不要と言い切っても良いと思います。

最高リフレッシュレートに張り付ければまったく問題はないのですが、そしたらウンタラSyncの意味も無いよねっていう。

関連記事
【モニタ】 G-Syncが有効になる解像度とモニタ設定
【モニタ】 どうやってもG-Syncが効かなくなったときの対処方法

液晶モニタ

スペックから見るに、多くが既存の液晶パネルだと思われます。珍しいサイズと解像度はありません。同種の選択肢が増えるといったところでしょうか。

XG2703-GS ($1,217(!?)) 3月出荷開始
27インチ、IPS、2560x1440、165Hz、G-Sync。応答速度の記載は無し。基本的にPG279Qと同じですね。そしてお値段がヤバイことになっています。日本円にして代理店税も付加したらなんぼになるんやこれ…FS2735超えあるで…

XG2401 ($404) 1月下旬出荷開始
24インチ、1920x1080、144Hz、FreeSync。IPSという表記は無く、応答速度1msとのことなのでTNかと思われます。FreeSync範囲は不明。

XG2701 ($529) 1月下旬出荷開始
27インチ、1920x1080、144Hz、FreeSync。こちらもIPSという表記は無く、応答速度1msなのでたぶんTN。FreeSync範囲は不明。

XG2700-4K ($913) 1月下旬出荷開始
27インチ、IPS、3840x2160、60Hz、FreeSync。応答速度5msとのこと。FreeSync範囲は不明。

FHD24インチのFreeSyncモニタは「Nixeus NX-VUE24A」「AOC G2460PF」「Acer XF240H」などがありますが、何故かどれも日本未発売(並行輸入品除く)。XG2401が日本で発売されれば、国内初のFHD24インチFreeSyncモニタとなりそうです。

2016/01/18追記
iiyamaからFHD24インチのFreeSyncモニタが日本で発売されました。しかも安い。

にしても…ゲーミングなモニタのお値段ってどんどん上がっていっていますね。MG279Qが出た当初は「た、高ぇ…」なんて思いましたが、今となってはとても良心的なお値段に見えてくる不思議!

ソース
TECH POWER UP
ViewSonic Launches New Series of High Performance Gaming Monitors