Kaby Lake及びBristol Ridge以降(RYZEN含む)のCPU搭載マシンでWindows7 / 8.1をお使いの人向けに、Microsoftは下記のページを公開しています。
【マザボ】 ASUS、『ROG CROSSHAIR VI HERO』について正式に注意喚起を発表
(Source:ASUS製マザーボード「ROG CROSSHAIR VI HERO」ユーザー様に重要なお知らせ)
自動自爆バグで一躍話題になったASUSのAM4マザーボード『ROG CROSSHAIR VI HERO』について、2017年3月16日にASUSは正式に注意喚起を発表しました。
正直、このままBIOS公開だけで何も発表なしだったら割と見る目が変わっていましたが、発表まで遅かったものの対応としては及第点といえるでしょう。
ただ、謝罪の一言もないのは 「外資だなぁー」 といった印象。
関連記事
【マザボ】 ASUSのサイトでも『ROG CROSSHAIR VI HERO』の自動自爆回避BIOS 0902が公開
【マザボ】 悲報 ASUSのAM4マザーボード『ROG CROSSHAIR VI HERO』、BIOSのバグで勝手にBIOSアップデートが始まりそのまま死亡する | と、解決方法
【ゲーム】 Windows10 + RYZENでのゲームパフォーマンス向上テクニック
(Source:Tips for Building a Better AMD Ryzen System)
↑Windows10 + RYZENでのゲームパフォーマンス向上テクニックがAMDのブログに投稿されました。検証環境はRYZEN 7 1800X / DDR4 16GB (8GB x 2) / RX 480 / CROSSHAIR VI HERO (BIOS 5704)とのこと。
注目点は左から3つ目。電源オプションを『高パフォーマンス』に変更するだけと、誰でも簡単にできるチューニングとなっています。まだの方は試してみる価値はあるでしょう。
4つ目以降はメモリクロックをOCしたり、コアクロックをOCしたりと割とゴリ押し気味。他には、コア数が多いとパフォーマンスが出ないゲームもあります。詳細は↓をご参照くださいませ。
【ゲーム】 多コアCPUユーザがPCゲームで遭遇するかもしれない問題
注意点があるとすれば、上記の図はあくまで『F1 2016』での効果のため、他のゲームだとどれほどの効果が表れるかはわかりません。『F1 2016』より効果があるかもしれませんし、ないかもしれません。
あと、RYZENが正式にサポートしているメモリクロックは
↑ですが、AMDが社内でテストしたところ、Samsung製の『B-die』というメモリチップを使ったDDR4メモリでは2933~3500MT/sで動作したとのこと。この速度を達成できるポテンシャルを持っているメモリは
・Geil EVO X - GEX416GB3200C16DC [16-16-16-36 @ 1.35v]
・G.Skill Trident Z - F4-3200C16D-16GTZR [16-18-18-36 @ 1.35v]
・Corsair CMK16GX4M2B3200C16 VERSION 5.39 [16-18-18-36 @ 1.35v]
上記の3製品だとAMDは案内しています。これから組もうと思っている人は参考になりそうですね。
【マザボ】 ASUSのサイトでも『ROG CROSSHAIR VI HERO』の自動自爆回避BIOS 0902が公開 [Update 2]
前回のあらすじ。『ROG CROSSHAIR VI HERO』に自動自爆バグがあることが発覚。
ASUSのサイトでも『ROG CROSSHAIR VI HERO』用の自動自爆回避BIOS 0902が公開されました。2017年3月14日AM0:00時点では、まだ反映が上手くいっていないのか、EnglishサイトやJapaneseサイトだと表示されない場合があります。
Chineseサイトでは確実に表示されるので↓へどうぞ。
ROG CROSSHAIR VI HERO
https://www.asus.com.cn/Motherboards/ROG-CROSSHAIR-VI-HERO/HelpDesk_Download/
↑で公開されているBIOS 0902直リンク
http://dlcdnet.asus.com/pub/ASUS/mb/SocketAM4/CROSSHAIR-VI-HERO/CROSSHAIR-VI-HERO-ASUS-0902.zip
で、このBIOSですが、海外フォーラムで公開されていたBIOS 0902とSHA256が完全に一致しました。
SHA256:563b19ee5adffc16204de9bbf3930f3dbb2de3c75b42985345f873204506d87a
つまるところ、自動自爆バグについて認めたようなものですが、今のところASUSによる注意喚起や発表はありません。早急に公式発表をして、案内するべき事案だと思います。誠意ある対応を期待します。
< Update 2 >
2017年3月16日にASUSが正式に注意喚起を発表しました。
【CPU】 AMD、Windows10でRYZENのパフォーマンスが低い問題について発表 [Update 1]
前回のあらすじ。Windows10よりWindows7環境の方がRYZENは高パフォーマンス。
AMDはブログ上でWindows10がRYZENのSMTを上手く使えていない疑惑について下記の発表をしました。
<ザックリ意訳> (Source:AMD Ryzen Community Update) |
えーっと……。つまり、OSの根本的な部分の問題だから、Windows7とWindows10でパフォーマンス差が生じるソフトについてはどうしようもないって宣言なんですかねこれ……。
MSは調査すると言っていましたが、こっちはどうなるか……。
<Update 1>
国内メディアもこの件について取り扱いました。
4gamer
http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20170314023/
PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1049379.html
結局のところ、AMDの姿勢は『ゲーム側のRYZEN最適化パッチで対処する』というところに話は戻ってきたようです。RYZEN最適化パッチが適用されず、Windows10でパフォーマンスが出ないゲームに関しては 「どうしようもない」 ってことのようで……。
【マザボ】 『MSI X370 XPOWER GAMING TITANIUM』 vs 『MSI B350 TOMAHAWK』
(Source:MSI B350 TOMAHAWK: A Capable AMD Ryzen Motherboard For $110)
Linux環境下で『MSI X370 XPOWER GAMING TITANIUM』 vs 『MSI B350 TOMAHAWK』というマザーボードの違いで性能にどれほどの差が出るのかという検証が海外で行われました。それぞれのセットアップは下記になります。
それでは衝撃の結果をどうぞ! (Less Is Betterはバーが短い方が、More Is Betterはバーが長い方がスコアが良い)
【マザボ】 悲報 ASUSのAM4マザーボード『ROG CROSSHAIR VI HERO』、BIOSのバグで勝手にBIOSアップデートが始まりそのまま死亡する | と、解決方法
ASUSのAM4マザーボード『ROG CROSSHAIR VI HERO』に、ランダムで勝手にBIOSアップデートが始まってそのまま死亡するというとんでもないバグが見つかりました。
この問題による被害者は国内外で出ている模様。
【CPU】 殻割したRYZENのダイとCPUクーラーをダイレクトタッチしたらどれくらい冷えるの?
(Source:AMD Ryzen Direct Die Cooling - Improvements?)
RYZENはソルダリングです。しかし、そんなRYZENを殻割してダイとCPUクーラーを液体金属でダイレクトタッチしたらどれくらい冷えるのか、そんな温度検証が海外で行われました。
3.9GHzでPrime95をぶん回したときの温度になります。まずは殻割前から、サクッと結果をどうぞ!
【マザボ】 AM4マザーボード、USB3.0が鬼門か?
AM4マザーボードでUSBの挙動がおかしいと話題になっています。2chに参考になりそうな書き込みがありましたのでご紹介。
660:Socket774:2017/03/10(金) 18:19:58.07 ID:ROc+rRPP.net
USB問題のとりあえず・(X370しか持ってないので他は知りません)
使用機器 PRIME X370-PRO 1700
・とにかくCPU及びチップセットにUSB3.0機器を繋がない
一度トラブルが発生するとすべてのポートがおかしくなる状態を確認
CPUチップセット問わず全部が認識しない状態を共有してる模様
デバイスの削除がなされないためソフトによってはそのデバイスが抜いても残り続ける
・相手が3.ポートだったとしてもUSB2.0なら問題ありません、家にあるほぼすべての機器で確認した
なんと2.0ならDACでも問題なし、ハブも2.0なら問題なし(ただし試したのは一機種のみ)
・USB3.0(X370・CPU)に絶対にハブを挿してはダメ(セルフ・バス)関係なく
ハブをかましたUSBHDDはデータコピー中にHDDが落ち大量のディスクエラーが発生
絶対ダメ
・asmediaの3.1ポート(AMD3.1ポート)にハブを繋いで実験しているが24時間たっても認識が途切れた形跡なし(優秀)(コピー失敗もなし)
・ここからはOS別
windows10は安全な取り外しのアイコン自体は出現するものの切断ができてないケースあり(アクセス可能
windows7は安全な取り外し自体が出ないケースあり(デバイスがゴーストとして残る
・ストレージを3台繋いで放置したまま寝てみたけどUSB3.0は切断状態
2.0だけ生き残った。ハブをかましていない場合はアクセス中に落ちたりすることは?今のところはない
マザーが壊れてるのか自信が持てない現状報告
663:Socket774:2017/03/10(金) 18:22:31.36 ID:ROc+rRPP.net
例
USB3.0 → USB3.0ハブ → USB3.0メモリ ×
USB3.0 → USB2.0ハブ → USB3.0メモリ ○
USB3.0 → USB3.0ハブ → USB2.0メモリ ○
USB3.1 → USB3.0ハブ → USB3.0メモリ ○
以上
トラブルが起きてる人は頑張ってください
現状、USB3.0は避けて、USB2.0の使用が安定しているようです。早く直るといいですね……。
【ゲーム】 多コアCPUユーザがPCゲームで遭遇するかもしれない問題 [Update 1]
RYZENスレに多コアCPUユーザがPCゲームで遭遇するかもしれない問題が書かれていたのでご紹介。
66:Socket774:2017/03/08(水) 21:27:24.01 ID:hBhC8RNY0.net
誰かダークソウル3もってる人ちょっとFPSみてくれ
グラボ r9 390で30強になってしまった
CPUは1コアをのぞいて遊びまくっている
GPUは100%
解像度はFHD
どこがボトルネックかわからん
【CPU】 RYZEN環境にWindows7をインストールする方法(ただし英語) | RYZENはWindows7環境の方が高パフォーマンス!?
Windows7用AM4 / RYZENドライバがAMDのサイトで公開されていますが、国内でも海外でもWindows7のインストールにてこずっている様子です。海外フォーラムでインストールに成功した人が手順を記載しているのでご紹介。
EnglishですがGoogle翻訳さんで比較的きれいに翻訳できる書き込みです。
使用マザーボードは『ASUS ROG CROSSHAIR VI HERO』とのこと。Good luck!!
2017/3/17追記 <注意>
RYZEN搭載マシンにWindows7 / 8.1のアップデートは降ってこなくなるようです。詳細はこちらへ。
2017/4/15追記
↑の打開策が海外勢により発見されました。詳細はこちらへ。
で、そのWindows7のインストールに成功した人が同フォーラム内で衝撃のベンチマーク報告をしています。
【メモリ】 Cinebench R15はメモリのシングル / デュアル / クアッドチャネルでスコアにどれくらい影響するの?
前回のあらすじ。Cinebench R15はメモリクロックがどれくらい影響するの? ↑これくらい影響するようです。
で、気になったのがデュアルチャネルとクアッドチャネル。この違いでどれくらいスコアに影響するのか、気になりませんか? 気になります!
Cinebench R15だけでなく、R11.5とAIDA64も交えた素晴らしい検証結果がありましたのでご覧くださいませ。検証環境はX99プラットフォームの5960Xになります。シングル / デュアル / クアッド、それぞれのスコアをどうぞ!
【ゲーム】 AMD RYZENでのゲームパフォーマンスは改善されるのか
(Source:AMD's CEO says patches will boost Ryzen gaming performance: It 'will only get better')
<ザックリ意訳>
AMDはRYZENでのゲームパフォーマンスを向上させるためにデベロッパと協力して最適化を図ることを発表した。具体的にはゲーム側にパフォーマンス向上パッチを適用するという方法だ。
AMD CPUテクニカルマーケティングチームのRobert Hallockは 「時間は掛かるだろうが、我々はそれを成し遂げます」 と語っている。現在、AMDはOxide Games / Bethesda / SEGAとすでに協力をしている。
上記内容が海外メディアのPCWorldで報じられました。パッチでどうにかなる分に関しては良いでしょう。これは朗報と言えます。
問題となるのはRYZENでの最適化にまで手を回さないデベロッパ。こっちに関しては先日公開された各種ベンチマーク結果からの改善は期待できないということでしょう。
また、ゲーム側のパッチで対処をするということは、BIOSのアップデートやOS側のパッチなどではどうにもならない、とも受け取れます。なんといいますか、朗報と悲報が入り混じったような発表ですね。
最適化はどれだけ上手くいくのか、どれだけのデベロッパがRYZENでの最適化に着手するのか。これにより、ゲーミングPCとしてのRYZENがどう変わってくるのかが今後の見所になるかもしれません。
【CPU】 RYZENのレビューが各所で一斉公開&リンク集 | そしてゲームベンチは非常に悪い
各所でRYZENのベンチマークが一斉に公開されました! 以下、国内外のレビューリンク集になります。あと、記事下部にゲームベンチについてちょろっと記載。記事タイトルでネタバレ気味ですがゲームベンチは酷いです。
【マザボ】 ASUS『ROG CROSSHAIR VI HERO』のBeta BIOS 5704にご注意
(Source:Ryzen 1700X CPU-Z more tests coming.)
発送の手違いから1700X / ROG CROSSHAIR VI HEROをフライングゲットされた方がRedditに現れました。いくつかの報告やベンチマーク画像などをアップしているのですが、その中でもROG CROSSHAIR VI HEROを使う上での注意点を一つご紹介。 (ベンチ画像等は記事下部にまとめて貼り付けています)
ROG CROSSHAIR VI HERO用にBeta BIOS 5704が2017年3月1日付けで公開されているのですが、このBIOSを適用すると、