CPU


Coffee Lakeの発売解禁と同時に、各所で一斉にレビューが公開されました。詳細は下記のレビューリンクへどうぞ!

<日本国内>
 4gamer
 「Core i7-8700K」「Core i5-8400」レビュー
 PC Watch
 6コアになってコスパが向上したCore i7-8700Kをベンチマーク

<海外>
 PC Perspective
 The Coffee Lake Story: Intel Core i7-8700K and Core i5-8400 Review
 ANAND TECH
 Initial Numbers on the Core i7-8700K and Core i5-8400
 Kit Guru
 Intel Core i7-8700K and Core i5-8400 (w/ Gigabyte Z370 Aorus Gaming 7) Review
 Guru3D
 Intel Core i7 8700K processor review
 Eurogamer
 Intel Coffee Lake-S: Core i7 8700K review

詳細は上記を見ていただくとして、各所から分かりやすいグラフを引っ張ってきてサクッと見ていきましょう。といっても、これまでに出てきた前情報どおりの結果のために、あまり目新しいものはないかもしれません。

まずはゲームベンチマークから。

CPU



(Source:HKEPC / Intel Core i7-8700K delidded)

i7-8700Kを殻割した画像がリークされました。i7-7700Kと比較するとコア数が増えた分、大きくなっていますね! それでも総面積は22nmのIvy Bridge世代と同じくらいでしょうか。

Coffee Lakeも以前からグリスバーガーと言われており、これまでの流れからソルダリングに戻る気配なんてこれっぽっちもありませんでしたが、今回の殻割画像の登場で100%グリスバーガーが確定いたしました。

CPU,マザーボード


(左:Kaby Lake 右:Coffee Lake)
(Source:VideoCardz / TECH POWER UP / Intel 1 / Intel 2 / David Schor)

David Schorなる人物によると、Kaby LakeとCoffee Lakeのピンアサインは

Kaby LakeCoffee Lake
VSS377391
VCC128146
RSVD (未使用ピン)4625

上記のように異なっているとツイートしました。

この件は海外メディアの各所で報じられ、TECH POWER UPによると 「ファームウェアでのロックだけでなく、ハードウェア的にも互換性がないだろう」 と伝えていますが、コメント欄では 「追加された電圧ピン(VSS / VCC)は、以前からある未使用ピン(RSVD)のため互換性は保てます」 という突っ込みも出ています。

これまでに出てきた情報をまとめると、下位互換についてはGuru3Dが以前に暴露したようにファームウェアロックで、上位互換については電圧ピンが足りなくて無理といった感じでしょうか。

(Z270/Z170マザボ側で論理的に未使用ピンを電圧ピンとして割り当てる、なんてことができるのであれば上位互換もできるのかもしれませんが、どうなんでしょう……)

2017/10/19追記
ASUSがZ270でもMEとBIOSアップデートでCoffee Lakeに対応可能ということをバラしました。なお、Intelが許可しない模様。詳細は下記の記事へどうぞ。
【CPU】 ASUS、Z270でCoffee Lakeに対応可能とバラす。やっぱり対応可能なんじゃないか!

2017/12/3追記
BIOSを改造してZ170でCoffee Lakeを動作させた猛者が現れました。詳細は下記の記事へどうぞ。
【マザボ/CPU】 Z170でCoffee Lakeの動作を成功させた猛者が現れる。やっぱり動くじゃないか!!

CPU



(Source:Core i7-8700K处理器首发测试:简单粗暴的方法让性能暴涨40%)

中国語圏メディアのEXPreviewにて、i7-8700K@4.5GHz vs i7-7700K@4.5GHzベンチマーク対決が公開されました。といっても、これまでに出てきたリーク情報どおり、マルチコアが効く処理においてはザックリ1.5倍といったところです。

しかし、今回はついにゲームベンチマーク対決も出てきました。サクッと結果をどうぞ! (ゲームベンチマークは3枚目の画像です)

CPU

Intelは2017年9月24日(現地時間)にデスクトップ版Coffee Lakeを正式に発表しました。スペックに関してはこれまでのリークどおり、最上位のi7-8700Kは3.7GHz(TB4.7GHz)で間違いありませんでした。

<i7-8700K クロック仕様>

今回、新たに出てきた情報はお値段。

i7-8700Kの1000個ロット時の価格は359ドルと設定されました。また、発売日も10月5日(現地時間)とのことです。国内だと10月5日の深夜販売か、翌日の10月6日でしょうか。

追記
国内発売日は2017年11月2日になりました。

CPU,マザーボード

少し前にASRockがツイッター上で、


 Evan Jensen「Z270でCoffee Lakeを使えますか?」
 ASRock「いいえ。Coffee Lakeと200シリーズに互換性はありません」

と、発言しました。この時点で200シリーズとCoffee Lakeに互換性がないことは明らかになっています。

では、300シリーズとKaby Lakeに互換性はあるのか。海外メディアのHardware.Infoは実際にZ370にKaby Lake Celeron G3930を乗せてテストを行いました。結果、

CPU

MSカタログでIntelディスプレイドライバ22.20.16.4758が配信されていて、このドライバの『igdlh64.inf』の中には、『CFL』、Coffee Lakeの項目があります。『CFL』の項目を見てみると、

CPU

これまでにSkylake-XXeonなど、ちょこちょこ間違っているけど大体合っている仕様をリークしてきたSweepr氏がCoffee Lake i7-8700Kの仕様をリークしました。それがこちら。

tt

いかがでしょうか。ターボブーストがかなり高いクロックになっています。ただ、あまりにもクロックが高すぎて個人的には眉唾です。

もし、Sweepr氏のリークが本物だったとしたら、割と高いクロックで常用できるかもしれませんね。しかし、現時点ではこれが本物という証拠は何一つないため、噂ということでひとつ。

< Update 1 >
Sweepr氏がi7-8700Kだけでなくi7-8700、i5-8600K、i5-8400もリークしました。