2018年10月8日、Intelは最大8C16TとなるメインストリームCPU、Core 9000シリーズを発表しました。スペックおよび国内価格は下記になります。
【CPU/マザボ】 Intel、2018年10月8日23時にCore 9000シリーズとZ390を正式発表か [Update 1]
Intelは公式サイトおよびツイッターにて、2018年10月8日PM23:00(日本時間)に『Intelの最新のPCパフォーマンスに関する発表』を行うことをアナウンスしました。
There has never been a better time to own a desktop PC! Tune into our livestream on October 8 at 10 am EST: https://t.co/xRpXo5ySy6pic.twitter.com/8FSqMidjqu
— Intel News (@intelnews) 2018年10月6日
製品名までは言及されていませんが、時期的にCore 9000シリーズおよびZ390に関する内容でまず間違いないでしょう。
< Update 1 >
初版にて、日付を1日間違えていたため記事を訂正いたしました。ごめんなさい。
誤: 10月7日23時 / 正: 10月8日23時
2018/10/09追記
Intelが正式にCore i9-9900K、他を発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【CPU】 i9-9900Kのパッケージがリーク?え、これマジ?
(Source:Tom's Hardware / Guru3D)
海外メディア各所でi9-9900Kのパッケージが話題になっています。上記のパッケージがAmazonに掲載されたとされていますが、肝心のAmazonのアドレスはどこにも公開されていません。そのため、これが本当かどうかはわかりませんが、本当だとするならこう言わざるを得ないでしょう。
ど う し て こ う な っ た !
2018/10/09追記
Intelが正式にCore i9-9900K、他を発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【CPU】 i9-9900Kはソルダリング確定か
(Source:XFastest Media HK)
中国語圏メディアのXFastestがi9-9900Kまたはi9-9700KらしきCPUの殻割画像を公開しました。IHSの表面は写されていないため型番はわかりませんが、PCBはCoffee Lakeの形状をしており、ダイの大きさから8コアのものであることが窺えます。
そしてIHSとダイの接合はソルダリング仕様となっています。この画像がよくできたコラでなければ、以前より言われていたi9はソルダリングになるという話に真実味が帯びてきました。
また、ソルダリングとなるのはi9-9900Kだけでなく、i7-9700Kにも採用されると噂されています。
2018/10/09追記
Intelが正式にCore i9-9900K、他を発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【CPU】 Intel CPUの脆弱性、ハードウェアレベルでの対応状況
2018年3月、Intelは2018年後半に登場するプロセッサではハードウェアレベルでCPUの脆弱性に対応することを発表しました。では、その対応状況はどんなもんなのか。
海外メディアのANAND TECHの調査よると以下のとおりになります。
(Source:ANAND TECH)
完全とまではいきませんが、対応は着実に進んでいるようです。
そして気になるのがパフォーマンス。これまでのファームウェアでの対応では、ゲームのフレームレートに関しては目立った影響はないものの、ストレージの速度やアプリケーションの起動速度には影響が出ていました。
関連記事 【CPU】 CPUの脆弱性修正BIOS(再起動問題修正版)、適用前と後の各種ベンチマーク公開 【CPU】 CPUの脆弱性修正パッチ、適用前と適用後の各種ベンチマーク公開 Part.2 BIOSアップデート編 |
ファームウェアとハードウェアレベルとではどういった差異が出るのかはまだ未知数ですが、ハードウェアレベルで対応されることで、パフォーマンスへの影響がより少なくなることに期待したいですね。
【CPU】 Intel「マイクロコードを使用したくばベンチマークや比較した結果は公開するな」 [Update 1: Intelが内容を更新]
Intel CPUの脆弱性を緩和するマイクロコードのソフトウェア使用許諾契約に、とんでもない一文があることが判明しました。その内容がこちら。
3. LICENSE RESTRICTIONS. (中略) Unless expressly permitted under the Agreement, You will not, and will not allow any third party to (i) use, copy, distribute, sell or offer to sell the Software or associated documentation; (中略) (v) publish or provide any Software benchmark or comparison test results. 3. ライセンスの制限事項 |
おわかりいただけたでしょうか。Intelはセキュリティを盾に 「マイクロコードを使用したくばベンチマークや比較した結果は公開するな」 と口封じしようとしているわけです。
【CPU/マザボ】 ASRock、Intel 9000シリーズ向けBIOSを発表
MSI、Gigabyte、ASUSに続き、ASRockもIntel 9000シリーズ向けBIOSの公開を発表しました。ASRockによると、以下のZ370、H370、B360、H310マザーボードが9000シリーズに対応しているとのことです。
これらのマザーボード用BIOSはASRockのページよりダウンロードが可能となっています。
【マザボ/CPU】 Windows7にネイティブで対応するH310Cマザーボードが登場か [Update 1: iGPUドライバはなし]
Coffee Lakeは公式にはWindows7に対応していませんが、Windows10用のChipset DriverはWindows7 / 8.1と互換性があるため、以前よりがんばれば普通にWindows7をインストールできるとの報告が出ていました。
そんな中、中国語圏でWindows7にネイティブで対応するマザーボード、H310C(H310 R2.0)が登場するとの話が出てきました。
【CPU/マザボ】 ASUS、Intel 9000シリーズ向けBIOSを発表
(Source:ASUS)
MSI、Gigabyteに続き、ASUSもIntel 9000シリーズ向けBIOSの公開を発表しました。ASUSによると、以下のZ370、H370、B360、H310、Q370マザーボードが9000シリーズに対応しているとのことです。
これらのマザーボード用BIOSはASUSの各マザーボードページよりダウンロードが可能となっています。
【CPU/マザボ】 Gigabyte、Intel 9000シリーズ向けBIOSを発表
先日、MSIがIntel 9000シリーズ向けBIOSの公開を発表しましたが、Gigabyteも同様の発表を行いました。Gigabyteによると、以下のZ370、H370、B360、H310マザーボードが9000シリーズに対応しているとのことです。
これらのマザーボード用BIOSはGigabyteのページよりダウンロードが可能となっています。
【CPU/マザボ】 MSI、Intel 9000シリーズ向けBIOSを発表
(Source:MSI)
MSIは公式にIntel 9000シリーズ向けBIOSを公開したことを発表しました。以下のZ370マザーボードが9000シリーズに対応しているとのことです。
これらのBIOSはMSIのページよりダウンロードが可能となっています。
MSIだけに限らず2018年7月上旬頃から、マザーボードメーカー各社が9000シリーズ向けと思われるBIOSを公開しています。9000シリーズにアップグレードを検討されている方は、お使いのマザーボード用BIOSが出ていないかチェックしてみてはいかがでしょうか。
【CPU】 知ってた速報 i7-8086Kもグリスバーガー
(Source:der8auer)
殻割器『Delid-Die-Mate 2』などでおなじみのder8auer氏がさっそくCore i7-8086Kを割りました。上記画像のとおりグリスでした\(^o^)/ うん、知ってた……。
【CPU】 Intel、i7-8086Kを発表。8086個プレゼントも
Computex 2018にて、Intelは創業50周年と8086誕生40周年を記念したCPU『i7-8086K』を発表しました。
スペックは6C12T / ベースクロック4.0GHz / ターボクロック5.0GHzで、2018年6月8日より販売開始。販売価格は正式にはアナウンスされていませんが、425ドル前後になるのではないかと言われています。
また、同社はi7-8086Kのプレゼント企画も発表しました。全世界で8086個、日本国内向けには500個が割り当てられています。応募は下記のキャンペーンページよりどうぞ!
【マザボ/CPU】 Intel製チップセットにUEFIを消去・改ざんできる脆弱性が見つかる
(Source:Intel)
Intelは同社のチップセットに、BIOS/UEFIファームウェアの内容を消去・改ざんしたりアップデートを妨害できる脆弱性が見つかったことを発表しました。Intelによると、この脆弱性はIntelの社内テストで見つかり、現在のところ悪用は確認されていないとのことです。
影響を受けるプラットフォームは下記になります。
- [ 影響を受けるプラットフォーム ]
8th generation Intel Core Processors
7th generation Intel Core Processors
6th generation Intel Core Processors
5th generation Intel Core Processors
Intel Pentium and Celeron Processor N3520, N2920, and N28XX
Intel Atom Processor x7-Z8XXX, x5-8XXX Processor Family
Intel Pentium Processor J3710 and N37XX
Intel Celeron Processor J3XXX
Intel Atom x5-E8000 Processor
Intel Pentium Processor J4205 and N4200
Intel Celeron Processor J3455, J3355, N3350, and N3450
Intel Atom Processor x7-E39XX Processor
Intel Xeon Scalable Processors
Intel Xeon Processor E3 v6 Family
Intel Xeon Processor E3 v5 Family
Intel Xeon Processor E7 v4 Family
Intel Xeon Processor E7 v3 Family
Intel Xeon Processor E7 v2 Family
Intel Xeon Phi Processor x200
Intel Xeon Processor D Family
Intel Atom Processor C Series
この脆弱性を緩和する修正プログラムは既に完成しており、現在、HPやLenovoがこの脆弱性に対応したファームウェアアップデートを公開しています。
【CPU】 Intel、iGPUを使ったウイスルスキャン機能『Accelerated Memory Scanning』を発表
(Source:The Verge)
2018年4月16日、IntelはiGPUを使用したメインメモリ内のウイルススキャン機能『Accelerated Memory Scanning』を発表しました。
IntelによるとCPUを使用してメインメモリをスキャンした場合、20%のCPU負荷が生じていたものが、Accelerated Memory Scanningを使用することでCPU負荷は2%にまで抑えられたとのことです。
対象となるCPUはiGPUを持ったSkylake以降で、現在のところWindows10と『Windows Defender Advanced Threat Protection』が対応予定となっています。今後、他のアンチウイルスソフトでの対応も期待されます。
【マザボ/CPU】 100シリーズでCoffee Lakeを完全に動作させた猛者が現れる
前回のあらすじ。中国語圏でZ170マザーボードでCoffee Lake i3-8350Kの動作に成功させた猛者が現れる。
しかし、このときはPCIeの1スロット目が使用できなかったり、iGPUも認識しなかったりと完全ではありませんでした。
英語圏のフォーラムにて、これらの問題を打開し、100シリーズでCoffee Lakeを完全に動作させることに成功させた猛者が現れました!
Coffee Lakeは100/200シリーズのマザーボードで完全に動作します。現在、Core i3-8100は100シリーズで完全に動作しています。詳細は下記のスレッドをご覧ください。 ガイド (Source:Overclock.net Forum) |
(Source:PassMark 1 / 2)
PassMarkのデータベースにしっかりと100シリーズでCoffee Lakeが動作しているリザルトが登録されています。iGPUもバッチリ認識されていますね!
挑戦を考えている人は上記のガイド/パッチページをご覧くださいませ。100/200シリーズでCoffee Lakeを認識させるための魔改造手順が事細かに掲載されています。ただし、難易度はかなり高めです。また、注意点として、 「成功を保証するものではない」 と掲載されているため、挑戦の際は失敗しても泣かない覚悟の上でどうぞ!
2018/12/1追記
Core i 9000シリーズも動作するようです! 詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【CPU】 Intel、脆弱性を知りながらCoffee Lakeを発売か | ハードウェア的な解決はまだまだ先?
Intel関連の話題を、2本立てでお届けいたします。
Google Project ZeroによってMeltdownとSpectreが報告されたのは2017年中頃、Coffee Lakeの発売は2017年10月、つまり、Intelは脆弱性のことを知りつつCoffee Lakeを発売したと海外メディアのTECH POWER UPが報じました。
もし、Coffee Lakeのユーザが集団訴訟を起こした場合、この事実はIntelの責任問題となり裁判に影響する可能性があると言われています。
PC Watchによると、
Intelによれば、次期プロセッサでは、この問題を軽減する対策と性能強化を行なうとしており、既存製品に関しては、それぞれの脆弱性に対応した緩和策などを提示している。 (Source:PC Watch) |
上記のように報じられており、次期プロセッサでも完全な解決とはならず、 「問題を軽減する対策」 に留まるようです。
ここでいう次期プロセッサが何を指しているのかはわかりませんが、ハードウェア的に完全に解決されたCPUが登場するまで、まだしばらく時間がかかりそうです。
【マザボ/CPU】 Z170でCoffee Lakeの動作を成功させた猛者が現れる。やっぱり動くじゃないか!!
中国語圏で、Z170マザーボードでCoffee Lake i3-8350Kの動作を成功させた猛者が現れました。
しっかりとWindowsを起動することもでき、オーバークロックをすることも可能だそうです。しかし、今のところ1スロット目のPCIeを使用することはできず、iGPUも認識しないとのこと。
どうやってZ170マザーボードで動作させたかというと、