CPU,ハードウェア全般

TSMC5nmプロセスノードでのリスク生産を開始したことを発表しました。TSMCによると、ARM Cortex-A72の5nm版と7nm版を比較したところ、1.8倍のトランジスタ密度になり、15%もの処理速度の向上を実現したとのこと。

Windows,ウイルス

先日、明らかになった『ASUS Live Update』のマルウェア混入について、ASUSは声明を発表しました。ASUSによると、この問題はノートPC製品のみが影響を受けており、その他のデバイスは影響を受けないとのこと。

また、影響を受けているかどうかをチェックするための診断ツールも公開しました。ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ。

もし、影響があると判明した場合は、マルウェアを完全に削除するためにOSを工場出荷時の初期状態に戻すようASUSは案内しています。それでも問題が解決しない場合は、ASUSカスタマーサービスに連絡してほしいとのことです。

Windows,ウイルス

2019年3月25日、Kasperskyは、ASUS製PC向けユーティリティツール『ASUS Live Update』にマルウェアが混入していたことを発表しました。

Kasperskyによると、ASUSのサーバーにあるオリジナルの『ASUS Live Update』が、何者かによってバックドアが組み込まれたものとすり替えられていたとのこと。また、どちらも同じファイルサイズだったことから長い間発見されず、Kasperskyユーザーだけでも57,000人がバックドア入り『ASUS Live Update』をインストールしており、全世界では100万人にも上ると伝えられています。

不幸中の幸いなのが、マルウェアがターゲットとしているマシンは特定のMACアドレスを持った600台だけとのこと。ただ、具体的にどのマシンが影響を受けるかなどは発表されていないため不安は募ります。また、影響を受けないとしても、マルウェア入りのものを放っておくのはあまり気持ちの良いものではありません。

ASUS自ら、より詳細な経緯と今後の対応の発表が待たれます。

追記
ASUSが声明を発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

ハードウェア全般

ワコムは同社製液晶ペンタブレット(液タブ)の仕様について下記の発表を行いました。

2018/11/14
製品記載に関するお詫びとお知らせ

平素よりワコム製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。

このたび弊社ウェブサイトならびにカタログにおいて、製品情報に不明瞭な記載がありました。深くお詫び申し上げますとともに、以下の通り訂正させていただきます。

対象製品:
液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 16」
クリエイティブタブレット「Wacom MobileStudio Pro 16」

Wacom Cintiq Pro 16
【×】Adobe RGBカバー率(CIE1976) 94%
【◯】CIE1976 Adobe RGBカバー率90%、CIE1976 Adobe RGB 面積比 94%

Wacom MobileStudio Pro 16
【×】Adobe RGBカバー率 94%
【◯】CIE1976 Adobe RGBカバー率90%、CIE1976 Adobe RGB面積比 94%

(Source:Wacom)

2018/12/20
製品記載に関するお知らせ

平素よりワコム製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。

弊社では現在販売中の液晶搭載製品の仕様を再確認した結果、Wacom MobileStudio Pro 13に関しまして、液晶パネルの実力値とウィンドウズタブレットとして液晶パネル全体を色調整(カラーキャリブレーション)した結果に差異が認められました。色調整後の仕様を正式な製品仕様とし、下記の通りご報告させていただきます。

対象製品:クリエイティブタブレット「Wacom MobileStudio Pro 13」

Wacom MobileStudio Pro 13
【×】Adobe RGBカバー率 96% Adobe RGB (CIE1976)
【〇】CIE1931 Adobe RGB カバー率 80%、CIE1931 Adobe RGB 面積比 81%

(Source:Wacom)

当初表示していたスペックは誤りだったとし、スペックダウンしたものを仕様としました。これから購入される方はともかく、当初のスペックを信じて買った人にとっては不当表示にあたるのではないでしょうか。また、このことに対してユーザーへの補償や対応は何も案内されていません。

あまりにも斜め上な発表に開いた口が塞がりません。ワコムは至急追加発表を行い、ユーザーに対して真摯な対応をされることを心より願います。

2018/12/28追記
ワコムが追加発表を行いました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

WindowsUpdate,ハードウェア全般

富士通は発火・発煙の危険性があるノートパソコンを対象に、WindowsUpdate経由で『バッテリ充電制御機能アップデート』を配信することを発表しました。

富士通曰く、このアップデートを適用することで 「バッテリの消耗に合わせて充電制御を行い内圧を下げることで、これまで以上に安心してお使いいただくことができます」 とのこと。

対象機種は2010~2016年製。お心当たりのある方は下記の富士通のページを確認しておいた方が良いでしょう。

富士通
バッテリ充電制御機能アップデートのお願い (個人向けページ)
バッテリ充電制御機能アップデートのお願い (法人向けページ)

CPU,ハードウェア全般

Intelは同社製品のドライバおよびファームウェアに下記の脆弱性があることを発表しました。

ハードウェア全般

定番ヘッドフォン『SONY MDR-CD900ST』ですが、接続する機器によってはフォンプラグが

飛び出しすぎて邪魔になります。また、この状態で万が一にもぶつかったら、機器の差込口にダメージ間違いなしです。

ということでこれをL字型に変更します。変換コネクタを使用しても良いと思いますが、自分はあまりゴテッとしたくなかったのでコネクタごと交換しました。

以下、L字型コネクタへの改造方法になります。

ハードウェア全般

2011年2月~2018年3月までに製造されたパナソニックのノートパソコン用バッテリーに発火の恐れがあるとして、同社はバッテリーの劣化状況を診断し、最適な充電量に制御して発火の危険性を回避する『バッテリー診断・制御プログラム』を2018年6月12日公開しました。

対象機種は下記になります。

ハードウェア全般

東芝は同社のノートパソコン用ACアダプタに発煙・発火の恐れがあるとして、交換・回収を行うことを発表しました。対象となるACアダプタは下記になります。

ACアダプタ
部品番号
G71C0009S210G71C0009T110G71C0009T210G71C0009T116
営業型番
(オプション)
PAACA028-
回収対象
ACアダプタ
製造期間
2011年2月、3月、6月2009年12月
2010年3月~7月
2011年1月~4月2011年7月

東芝製ノートパソコンをお使いの方は一度ご確認くださいませ。詳細および回収・交換の申し込みは下記のリンク先へどうぞ。

ハードウェア全般

『レトロコンボHDMI』『16ビットコンパクトMD』

コロンバスサークルより、ファミコン&スーパーファミコン互換機『レトロコンボHDMI』と、メガドライブ互換機『16ビットコンパクトMD』が発売されました。

レトロコンボHDMIはその名のとおりHDMIに対応し、ファミコンとスーパーファミコンのソフトが楽しめる互換機となっています。また、本体に88種類のオリジナルゲームを搭載しているため、カセットがなくても遊ぶことができます。

16ビットコンパクトMDはメガドライブのソフトが楽しめる互換機となっており、スイッチ変換で海外版(ジェネシス)にも対応します。こちらはHDMIには対応しておらずAV接続のみとなります。

それぞれ、遊ぶために必要なものが一式揃っているので、ゲームソフトがあればすぐにでもお楽しみいただけます。

セット内容
レトロコンボHDMI16ビットコンパクトMD
・レトロコンボHDMI本体 x1
・専用コントローラ x2
・ACアダプタ x1
・AV端子ケーブル x1
・HDMI端子ケーブル x1
・本体内蔵ゲーム88種類
・16ビットコンパクトMD本体 x1
・専用コントローラ x2
・ACアダプタ x1
・AV端子ケーブル x1

 

ただし、互換機のため、全てのゲームで完全な動作保証はされておらず、一部のゲームではオリジナル音声と異なったり動作が不安定になる場合があるとのことです。

希望小売価格はレトロコンボHDMIが税込14,904円、16ビットコンパクトMDが税込3,996円。

HDD

ミシガン大学と浙江大学のセキュリティ研究グループは、スピーカーからの音でHDDをクラッシュさせる音響攻撃に成功したことを発表しました。

プレゼンテーションを行ったConnor Bolton氏によると、スピーカーから特定の音を鳴らし、HDDのプラッタと磁気ヘッドを振動させることで、論理的にも物理的にもHDDに損傷を与えるとのことです。これにより、WindowsはBSoDになってシステムが停止します。

この攻撃はデスクトップやノートPCだけでなく、監視カメラなどもターゲットになりうることが懸念されています。