Windows,ハードウェア全般

Surface Pro 4の液晶の欠陥について覚えているでしょうか。

上記動画を再生していただければわかりますが、Surface Pro 4は液晶の表示が乱れるという欠陥を抱えており、冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと収まることから、Surface Pro 4内のチップの過熱が乱れの原因と考えられています。

これまでの経緯は下記の記事を時系列順にご覧くださいませ。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムに報告されて以降、『同じことが知りたい』数は2018年5月12日時点で2878件にもなっており、非常に多くの被害者がいることが窺えます。Microsoftはこの欠陥をずっと放置していましたが、ついに欠陥を認め、対応することをやっと発表しました。

Win10チューニング,WindowsUpdate

dGPU(GeForce)を搭載したノートPC、Dell AlienwareにWindows10 v1803 April 2018 Update(以下、A2U)が正常にインストールできないという報告が多数出ています。しかし、回避策はあります。 (: Update 1参照)

海外フォーラムによると、

  • GeForceドライバをアンインストール
    (これだけで無理ならデバイスマネージャからもNVIDIAカードを無効化)
  • Intel Graphicsドライバをアンインストール
  • ドライバが再び自動で入ってこないようにする
    (オフライン環境でISOを使ってA2Uをインストイールするなど)

この状態だと正常にA2Uをインストールできたとのことです。インストール後には再びGeForce / Intel Graphicsドライバをインストールすれば完了です。

これはDell Alienwareでの話ですが、他社製dGPU搭載ノートPCでもA2Uのインストールが上手くいかなかった場合はこの方法が通用するかもしれません。

より詳細な議論は下記の海外フォーラムをご覧くださいませ。


< Update 1: MSが現時点では未対応と発表 >
Microsoftは下記のdGPU搭載ノートPCが現時点ではA2Uに対応していないことを発表しました。

  • Dell Alienware 13 R3
  • Dell Alienware 15 R3
  • Dell Alienware 15 R4
  • Dell Alienware 17 R4
  • Dell Alienware 17 R5

これらdGPU搭載ノートPCにA2Uをインストールすると、バッテリーセーバーモードから復帰した際、ブラックスクリーンになる可能性があるためインストールできなくしているとのことです。そのため、無理にインストールせず、対応したものがWindowsUpdateに配信されてくるまで待つことを推奨しています。

既に対象環境でA2Uを試した人にとっては、今更感の強い発表ですね。こういった重要な情報は後出しではなく、前もって出してもらいたいものです。

関連記事
【Win10】 Windows10 v1803 April 2018 Updateの不具合情報等の記事一覧

Windows,ハードウェア全般

前回のあらすじ。Surface Pro 4で液晶の表示が乱れる不具合が発生。Microsoftの対応は絶賛放置中。

そんな致命的な欠陥を抱えているSurface Pro 4ですが、ついに液晶の表示が乱れる原因が判明しました。下記の動画をご覧くださいませ。

おわかりいただけたでしょうか。冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと止んでいます。つまり、Surface Pro 4内のチップが過熱していることが乱れの原因と考えられます。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムで報告されて以降、2018年2月4日時点で『同じことが知りたい』数は1927件にもなっており、非常に多くのユーザがこの欠陥に苦しまされていることが窺えます。

なお、Microsoftはこの欠陥に対して正式な発表と対応は何も行っていません。冒頭でも述べましたが絶賛放置中です。もし、Surfaceシリーズを買おうと思っているなら 「何かあったとき」 のMicrosoftの対応は、こういうサポート体制であることをしっかりと念頭に置いてご検討ください。

2018/5/12追記
Microsoftがやっとこの欠陥を認めました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

Windows,ハードウェア全般

これまでSurfaceは、Web上の仕様と異なる製品を出荷したり、ファームウェア適用でバッテリを大量消費するようになったり、電源コードが異常過熱でリコールになったり、液晶がチラつくようになったり、WUに配信されたファームウェアの適用で何回もBSoDになったり(自分の知ってる範囲で3回)、様々な不具合と手間をユーザに提供してきました。

また、つい先日、OS起動時のブラックスクリーン問題が修正されましたが、修正までに約2ヶ月もかけており、自社製品に対してやる気のないサポート体制を見せ付けたのは記憶に新しいでしょう。

そんなSurfaceシリーズですが、Surface Pro 4には未解決の致命的な問題があります。下記の動画をなるべく大きなサイズでご覧ください。

おわかりいただけたでしょうか。画面下半分くらい、表示が小刻みに揺れています。これはカメラのせいでこう映っているのではなく、実際にSurface Pro 4の表示が揺れているのです。

この問題は2017年1月にMSフォーラムで報告されて、2017年11月4日現在、『同じことが知りたい』数は1215件にもなっています。ユーザからは 「Surfaceで雑誌や記事を読むことができません。テキストを読むには外部モニタを接続する必要があります」 といった深い悲しみに包まれたコメントなども出ています。そして、この問題は未だ解決しておらず、放置されたままとなっています。

Surfaceシリーズは複数あるため、全部が全部、何かしらの問題を抱えているわけではないと思います。しかし、これからSurfaceを買おうと思っているなら 「何かあったとき」 Microsoftはこういうサポート体制であることはしっかりと念頭に置いて検討すべきでしょう。

2018/2/4追記
ついにこの問題の原因が判明しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

ハードウェア全般

2017年モデルのSurface Pro購入者から、Webページに書かれている仕様と異なるという苦情がMSフォーラムで出ています。Surface ProのWebページには

Windows,WindowsUpdate

現地時間で2016/04/19に配信されたSurface Book/Pro4用のファームウェアを適用すると、環境によってはBSoDが発生する場合があるそうです。またか的な。

以下、解決方法が海外サイトに載っていたのでザックリ翻訳。少し手間です。

「C:\Windows\INF」にある「setupapi.dev」をテキストエディタで開きます。(setupapi.dev.logを見るべしという説もありますが、setupapi.dev.logは間違いでsetupapi.devを見るべしという説もあります。どっちが正しいのかは不明)

中身はくっそ長いので「Failed to install device instance」で検索します。検索したら9行上を見て


(画像クリックで拡大)

oem90.inf / oem96.inf / oem113.inf / oem135.inf、のどれか(あるいは異なる数字)が書かれているのでメモします。次に管理者モードでコマンドプロンプトを起動します。oem90.infを例にすると

poputil –d oem90.inf

と入力してエンター。

その後、再度WindowsUpdateを実行するとBSoDが発生しなくなるそうです。

もっと細かい情報が必要な場合はEnglishになりますが下記へどうぞ。

Blackforce (setupapi.dev.logを見るべし説)
Surface Book Update Failed – Intel Control Logic – 0x800f0203
InfoWorld (setupapi.dev.logは間違いでsetupapi.devを見るべし説)
Surface Book, Surface Pro 4 updates throw 800f0203 error, blue screens
Reddit (当該スレッド)
a botaload of new drivers incoming

GeForce,ゲーミングノートPC


(画像クリックで拡大)

ノート向けに980MXと970MXが、新たなラインナップとして追加されました。詳細は上記画像を見ていただくとして、980M/970Mより若干性能が向上しております。

今回の性能向上で980MXのCUDA数、ROP数がデスクトップ用のGTX970と同様になりました。デフォルトのコアクロックもGTX970が1050MHzに対して、1048MHzとほぼ同じ。メモリクロックはGTX970が7010MHzに対して、約2000MHz低くなりますが、それでもノート用としては十分にパワフルなスペックだと思われます。

ソース
WCCF TECH
NVIDIA Readies GeForce GTX 980MX and GeForce GTX 970MX

ゲーミングノートPC



(各画像はクリックで拡大)

この手の外付けGPU BOXノートはお久しぶりですね。

CPUはCore i7-6500U(2.5GHz/ターボ3.1GHz/2C4T)でメモリは8GB。GPU BOXがあっても、近年のAAAゲームだとCPUパワーがボトルネックになる場面に出くわしそうです。CPU使用率の低いゲーム向けですね。

液晶部は12.5インチのIGZOパネルが採用され、WQHD or 4Kから選択が可能となっております。周波数の記載はありませんが、高リフレッシュレートであればそれを売りにしているはずなので60Hzと見て間違いないでしょう。

4Kパネルは100% Adobe RGB、WQHDパネルは70% Adobe RGBだそうです。(が、この辺、どういうものなのか管理人はいまいちよくわかっておりません。絵描きさんやビジュアルなクリエイター向けでしょうか)

ノート本体の最小構成のお値段は$999。外付けGPU BOXは別売となっており、お値段はまだ未定です。

以下、スペック詳細になります。

ハードウェア全般

Surface BookにVisual Studioをインストールすると、上記のようにチラつきが発生するようです。原因はVisual Studioインストール時に有効になるHyper-Vのせいとのこと。この現象を止めるには、コマンドプロンプトから下記のコマンドをAdminで実行することで直るそうです。

dism.exe /Online /Disable-Feature:Microsoft-Hyper-V

この問題はSurface Pro 4でも発生しているらしく、MSも問題を認識しており修正に取り組んでいるそうです。

ソース
InfoWorld
User reports of Surface Book and Surface Pro 4 problems proliferate
MS公式フォーラム (海外)
Screen flickering with w/new Surface Book when Hyper V enabled. Anyone else experiencing this?

ハードウェア全般

ちょっと前に発売されたASUSのZenbook UX305FAさん。
ファンレスとのことでクロックの挙動と、外側の温度はどんなもんなのかと。

高負荷を掛け続けた場合、1.4GHz前後での動作になるようです。 (各画像はクリックで拡大)
高負荷時の外側の温度は

こんな具合。クロックに関してはファンレスであるが故に仕方ない感じでしょうか。外側の温度はファンレスでこのくらいなら優秀な部類だと思います。

ゲームパフォーマンスに関してはCS:GOでも


(ソース:Asus Zenbook UX305FA - test ultralekkiego laptopa z procesorem Core M-5Y71)

これくらいのフレームレートと、動かないことはないけど遊ぶには辛いといったところ。ゲーミングノートではないのでこの結果はしゃーなし。

極々普通のノートですが、普段使い用に静かなノートが欲しい人には良さそうです。CPUパワーが欲しい人はファン有の別のノートを選択した方が幸せになれると思います。