ワコムは同社製液晶ペンタブレット(液タブ)の不当表示について、対象製品購入者に以下の対応を行うことを発表しました。
【液タブ】 悲報 ワコムがスペックを不当表示。仕様ということにしてユーザーへの補償や対応はなし
ワコムは同社製液晶ペンタブレット(液タブ)の仕様について下記の発表を行いました。
2018/11/14 製品記載に関するお詫びとお知らせ 平素よりワコム製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。 このたび弊社ウェブサイトならびにカタログにおいて、製品情報に不明瞭な記載がありました。深くお詫び申し上げますとともに、以下の通り訂正させていただきます。 対象製品: Wacom Cintiq Pro 16 Wacom MobileStudio Pro 16 (Source:Wacom) 2018/12/20 平素よりワコム製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。 弊社では現在販売中の液晶搭載製品の仕様を再確認した結果、Wacom MobileStudio Pro 13に関しまして、液晶パネルの実力値とウィンドウズタブレットとして液晶パネル全体を色調整(カラーキャリブレーション)した結果に差異が認められました。色調整後の仕様を正式な製品仕様とし、下記の通りご報告させていただきます。 対象製品:クリエイティブタブレット「Wacom MobileStudio Pro 13」 Wacom MobileStudio Pro 13 (Source:Wacom) |
当初表示していたスペックは誤りだったとし、スペックダウンしたものを仕様としました。これから購入される方はともかく、当初のスペックを信じて買った人にとっては不当表示にあたるのではないでしょうか。また、このことに対してユーザーへの補償や対応は何も案内されていません。
あまりにも斜め上な発表に開いた口が塞がりません。ワコムは至急追加発表を行い、ユーザーに対して真摯な対応をされることを心より願います。
2018/12/28追記
ワコムが追加発表を行いました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【ノート】 富士通、発火・発煙の危険性があるノートパソコンにWU経由で『バッテリ充電制御機能アップデート』を配信
富士通は発火・発煙の危険性があるノートパソコンを対象に、WindowsUpdate経由で『バッテリ充電制御機能アップデート』を配信することを発表しました。
富士通曰く、このアップデートを適用することで 「バッテリの消耗に合わせて充電制御を行い内圧を下げることで、これまで以上に安心してお使いいただくことができます」 とのこと。
対象機種は2010~2016年製。お心当たりのある方は下記の富士通のページを確認しておいた方が良いでしょう。
富士通
バッテリ充電制御機能アップデートのお願い (個人向けページ)
バッテリ充電制御機能アップデートのお願い (法人向けページ)
【CPU】 Intel Graphics Dirver等に脆弱性。最新版へのアップデートを推奨
Intelは同社製品のドライバおよびファームウェアに下記の脆弱性があることを発表しました。
【ハード】 『SONY MDR-CD900ST』のフォンプラグをL字型に改造する方法
定番ヘッドフォン『SONY MDR-CD900ST』ですが、接続する機器によってはフォンプラグが
飛び出しすぎて邪魔になります。また、この状態で万が一にもぶつかったら、機器の差込口にダメージ間違いなしです。
ということでこれをL字型に変更します。変換コネクタを使用しても良いと思いますが、自分はあまりゴテッとしたくなかったのでコネクタごと交換しました。
以下、L字型コネクタへの改造方法になります。
【ノート】 2011年2月~2018年3月までに製造されたパナソニックのノートパソコン用バッテリーに発火の恐れ
2011年2月~2018年3月までに製造されたパナソニックのノートパソコン用バッテリーに発火の恐れがあるとして、同社はバッテリーの劣化状況を診断し、最適な充電量に制御して発火の危険性を回避する『バッテリー診断・制御プログラム』を2018年6月12日公開しました。
対象機種は下記になります。
【ノート】 東芝のノートパソコン用ACアダプタに発火の恐れ
東芝は同社のノートパソコン用ACアダプタに発煙・発火の恐れがあるとして、交換・回収を行うことを発表しました。対象となるACアダプタは下記になります。
ACアダプタ 部品番号 | G71C0009S210 | G71C0009T110 | G71C0009T210 | G71C0009T116 |
営業型番 (オプション) | PAACA028 | - | ||
回収対象 ACアダプタ 製造期間 | 2011年2月、3月、6月 | 2009年12月 2010年3月~7月 | 2011年1月~4月 | 2011年7月 |
東芝製ノートパソコンをお使いの方は一度ご確認くださいませ。詳細および回収・交換の申し込みは下記のリンク先へどうぞ。
- TOSHIBA
ACアダプター交換・回収プログラムに関するお知らせ
【ハード】 コロンバスサークルより、ファミコン&スーファミ互換機とメガドラ互換機が発売
コロンバスサークルより、ファミコン&スーパーファミコン互換機『レトロコンボHDMI』と、メガドライブ互換機『16ビットコンパクトMD』が発売されました。
レトロコンボHDMIはその名のとおりHDMIに対応し、ファミコンとスーパーファミコンのソフトが楽しめる互換機となっています。また、本体に88種類のオリジナルゲームを搭載しているため、カセットがなくても遊ぶことができます。
16ビットコンパクトMDはメガドライブのソフトが楽しめる互換機となっており、スイッチ変換で海外版(ジェネシス)にも対応します。こちらはHDMIには対応しておらずAV接続のみとなります。
それぞれ、遊ぶために必要なものが一式揃っているので、ゲームソフトがあればすぐにでもお楽しみいただけます。
セット内容 | |
レトロコンボHDMI | 16ビットコンパクトMD |
・レトロコンボHDMI本体 x1 ・専用コントローラ x2 ・ACアダプタ x1 ・AV端子ケーブル x1 ・HDMI端子ケーブル x1 ・本体内蔵ゲーム88種類 | ・16ビットコンパクトMD本体 x1 ・専用コントローラ x2 ・ACアダプタ x1 ・AV端子ケーブル x1
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ただし、互換機のため、全てのゲームで完全な動作保証はされておらず、一部のゲームではオリジナル音声と異なったり動作が不安定になる場合があるとのことです。
希望小売価格はレトロコンボHDMIが税込14,904円、16ビットコンパクトMDが税込3,996円。
【HDD】 スピーカーからの音でHDDをクラッシュさせる音響攻撃
ミシガン大学と浙江大学のセキュリティ研究グループは、スピーカーからの音でHDDをクラッシュさせる音響攻撃に成功したことを発表しました。
プレゼンテーションを行ったConnor Bolton氏によると、スピーカーから特定の音を鳴らし、HDDのプラッタと磁気ヘッドを振動させることで、論理的にも物理的にもHDDに損傷を与えるとのことです。これにより、WindowsはBSoDになってシステムが停止します。
この攻撃はデスクトップやノートPCだけでなく、監視カメラなどもターゲットになりうることが懸念されています。
【PC】 ASRock、Z370 / GTX 1080搭載Micro STXベアボーンキット『DeskMini GTX/RX (Z370)』を発表
ASRockはMicro STXの小型ベアボーンキット『DeskMini GTX/RX (Z370)』シリーズを発表しました。チップセットはZ370を採用し、GPUはMXMフォームファクタのGTX 1080またはGTX 1060を搭載しています。
GTX 1080 / 1060を搭載しながらもそのサイズは他社製品と比べて小型となっています。
メモリはDDR4-2666 SO-DIMMに対応し最大32GB、ストレージ周りはSATA3.0 x2、M.2スロット x3。CPUに関してはTDP65Wまでとされているためチョイスには注意が必要です。
なるべく小型でパワフルなゲーミングマシンを作りたいという人には良い選択肢になりそうですね! なお、各ラインナップの発売時期と価格はまだ明らかになっていません。
【HDD/SSD】 ストレージのデータを完全に消去するコマンド『cipher』
ストレージの売却や譲渡などで第三者の手に渡る際、情報漏えいを防ぐためにデータは完全に消去しておきたいものです。しかし、通常のフォーマットだけだと、復元ソフトなどを使用して簡単にファイルのサルベージができるのでおすすめしません。
そこで、簡単に完全に消去する方法をご紹介。コマンドプロンプトを起動して、
【ハード】 TSMC、5nmプロセスの生産工場となるFab 18を起工
(Source:TSMC Breaks Ground on Fab 18 in Southern Taiwan Science Park)
TSMCは5nmプロセスの生産を担う新工場、Fab 18のフェーズ1の起工式を行ったことを発表しました。
TSMCによると、2019年Q1にフェーズ1の建屋を完成させて設備の搬入を始め、2020年初めに生産開始。また、フェーズ2は2018年Q3に起工し2020年中に生産開始、フェーズ3は2019年Q1に起工し2021年に生産開始の予定。3フェーズ全ての建屋が稼動すると、年間100万枚以上の12インチウェハが生産可能になるとのことです。
【microSD】 SanDisk Extreme Pro microSDXC 128GB SDSQXCG-128G-GN6MAレビュー
『SanDisk Extreme Pro microSDXC 128GB SDSQXCG-128G-GN6MA』を購入したので軽くレビューを。Extreme ProブランドのmicroSDカードはどれくらい速いのか。
比較対象は、手元にある他のカードで一番容量の多い『Toshiba Exceria M301 32GB THN-M301R0320C4』になります。
それではサクッとどうぞ!
【CPU】 Intel AMTを無効にする方法
Intel Active Management Technology (以下、Intel AMT)のパスワードを設定して、機能を無効にする方法をご紹介。
Intel AMTをバックドアとして悪用する方法なんてものがF-Secureにより報じられましたが、多くの人は 「自分には関係なさそうだな」 なんて思ったのではないでしょうか。
いえいえ、これが案外お使いのPCにも関係あるかもしれません。例えば中古ノートPC。購入したものが法人向けモデルだった場合、この機能があったりします。うちの中古ノートPCにもありました\(^o^)/
パッと見てわかりやすい部分だと、
PCにこういった『vPro』と書かれたシールが貼られていたらIntel AMTが搭載されています。ちなみに、個人向けモデルにはまずありません。
ということで、サクッとIntel AMTのパスワードを設定して機能を無効化しちゃいましょう。以下、自分のノートPCでの設定のため、他のものとは異なる部分があるかもしれませんが、概ね似たようなものだと思います。
【CPU】 Intel AMTをバックドアとして悪用する方法と、簡単に対策する方法
(Source:A Security Issue in Intel’s Active Management Technology (AMT))
Intelの企業・ビジネス向けノートPCなどに採用されているのリモート機能、Intel Active Management Technology (以下、Intel AMT)をバックドアとして悪用することができるとF-Secureが報じました。悪用するための条件は、同じネットワークセグメントにいることと、わずかな時間、物理的にターゲットのマシンにアクセスできることです。
Intel AMTをバックドアとして悪用するためにはターゲットのマシンを起動、もしくは再起動をして、[CTRL] + [P]を押してIntel Management Engine BIOS Extension (MEBx)のメニューに入ります。そこでパスワードの入力が必要になりますが、攻撃者はパスワードを知らないため、通常ならこれ以上のことはできません。しかし、F-Secureによると、多くのユーザはデフォルトのパスワード『admin』から変更していない可能性が高いそうです。
攻撃者は『admin』を使用してログインし、新しいパスワードを設定してリモートアクセスの有効化を行い、『User Opt-in』を『NONE』に変更すれば、同じネットワークセグメントにいる限り、ターゲットのマシンにリモートアクセスが可能になります。これら一連の行動は1分以内に完了するとのことです。
つまるところ、パスワードをしっかりと設定し、必要でなければIntel AMT無効にしていれば、このような被害に遭うことはありません。お心当たりのある方は、設定を見直してみてはいかがでしょうか。
詳細な設定・無効化方法は下記の記事をご覧くださいませ。