Ryzen 9000シリーズはWindows11よりLinuxの方が高パフォーマンス
AMD Zen 5世代のデスクトップCPUとなるRyzen 9000シリーズは、Windows11よりもLinuxの方がパフォーマンスが高いようです。
ドイツメディアのPCGHは、Ryzen 7 9700Xを使用してWindows11 24H2とLinux (Nobara 40)との比較を行いました。そのベンチマーク結果が以下。
Windows11 vs. Linux: サイバーパンク2077
上記はサイバーパンク2077でのベンチマーク結果です。Windows11 24H2は平均94.6 fpsのところ、Linuxは100.3 fpsと、Linuxの方が6%高いフレームレートが出ました。
この傾向はサイバーパンク2077だけでなく、Red Dead Redemption 2で13%、Horizon Forbidden Westで9%、Ghost of Tsushimaで8%、Linuxの方が高フレームレートを示しました。
ゲーム5タイトル中、唯一、World of WarcraftだけはWindows11 24H2の方が2%高いフレームレートとなりました。
また、ベンチマークソフトやアプリケーションでもLinuxの方が高パフォーマンスを示しました。Geekbenchにおいては、Linuxの方が5%スコアが高く、HandBrakeでも6%速いエンコード速度を見せました。
PCGHは結論として、「Ryzen 7 9700XはWindows 11 24H2環境よりもLinux Nobara 40環境の方が高速です。ゲームだけでなくアプリケーションなどでもLinuxの方が良好なパフォーマンスを発揮します」と述べています。