Windows11 21H2が起動しない不具合が解決済みに。Microsoftが不具合情報を更新
Microsoftは、Windows11 バージョン21H2で発生しているPCが起動しなくなる不具合を『解決済み』としました。
Windows11 21H2環境において、2023年3月29日に公開されたプレビューリリースKB5023774以降の更新プログラムをインストールすると、PCが起動しなくなる場合があります。この不具合は、ExplorerPatcherやStartAllBackといったWindowsの見た目・ユーザーインターフェイス(UI)を変更するサードパーティ製のUIカスタマイズアプリを使用している環境で発生する恐れがあります。
また、この不具合はWindows11 21H2の仕様変更によるもののため、UIカスタマイズアプリ側で修正する必要があります。言い換えるなら、Windows側では修正されません。
Microsoftは、ExplorerPatcherおよびStartAllBackにおいてはアプリ側で不具合が修正されたとして、2023年4月21日付け(現地時間)でこの不具合を『解決済み』としました。ExplorerPatcher、StartAllBackを最新バージョンへとアップデートすることで、この不具合は発生しません。(この不具合はWindows11 22H2でも2023年3月1日のKB5022913から発生していましたが、こちらも同様にアプリ側で修正されたため『解決済み』とされました)
StartAllBackやExplorerPatcherも含め、サードパーティ製のUIカスタマイズアプリでこういった不具合が発生した場合は開発元へ問い合わせるようMicrosoftは案内しています。
UIカスタマイズアプリを使用されている方はお気をつけください。Windows11 21H2の更新プログラムをインストールしても問題ないか、アプリ側の情報を確認することをおすすめいたします。