Windows11 22H2が起動しなくなる不具合が『解決済み』に。UIカスタマイズアプリ側で修正されたとし

WindowsUpdate

Windows11 - WindowsUpdate

Microsoftは、Windows11 バージョン22H2で発生しているPCが起動しなくなる不具合を『解決済み』としました。

Windows11 22H2環境において、2023年3月1日のプレビューリリースKB5022913や2023年3月15日のセキュリティ更新プログラムKB5023706をインストールすると、Windowsの見た目・ユーザーインターフェイス(UI)を変更するようなアプリを使用しているとPCが起動しなくなる場合があるという不具合が発生しています。

Microsoftはこの不具合の情報を以下のように更新し、解決策としてExplorerPatcher側で修正されたことを追記し、ステータスを『解決済み』としました。

Windows11 22H2 既知の不具合 / ステータス: 解決済み
不具合概要

ExplorerPatcherやStartAllBackなどのサードパーティ製のUIカスタマイズアプリを使用している環境において、Windowsが起動しなくなる恐れがあります。

この不具合はKB5022913以降(2023年3月1日以降の更新プログラム)をインストールした環境で発生する場合があります。

回避策

この不具合を回避するには、KB5022913およびそれ以降の更新プログラムをインストールする前に、サードパーティ製のUIカスタマイズアプリをアンインストールしてください。

StartAllBackを使用している場合、3.5.6以上に更新していると、この不具合を回避できるかもしれません。

解決策: ExplorerPatcherは、この問題を解決したバージョンをリリースしています。

備考: サードパーティ製のUIカスタマイズアプリを使用していて、この不具合やその他の問題が発生した場合は、使用しているアプリの開発元にお問い合わせください。

この不具合を回避するには、UIカスタマイズアプリをアンインストールするか、アプリ側のアップデートが必要になります。言い換えるなら、この不具合が発生するのはWindows11の仕様変更によるもので、UIカスタマイズアプリ側での修正が必要になり、Windows側では修正されないことを意味します。

また、StartAllBackやExplorerPatcherも含め、サードパーティ製のUIカスタマイズアプリでこういった不具合が発生した場合は開発元へ問い合わせるよう案内しています。

UIカスタマイズアプリは便利ですが、Microsoft側の仕様変更によってとんでもない地雷となりかねないことがあるため、ご利用の際はお気をつけください。WindowsUpdateの実行前には、更新プログラムの情報や、使用しているUIカスタマイズアプリの情報を確認することをおすすめいたします。