GeForce RTX 5090使用時、電源側16ピンコネクタ温度が150℃以上に。2例目の報告
GeForce RTX 5090の使用中、電源側の16ピンコネクタケーブルが150℃以上になったとの報告が出てきました。海外メディアのVideoCardzが報じました。
ドイツメディア『Hardwareluxx』のレビュアーであるAndreas Schilling氏が『INNO3D GeForce RTX 5090 ICHILL FROSTBITE』(水冷モデル)のテストを行ったところ、電源側の16ピンケーブル(12VHPWRケーブル / 12V-2x6ケーブル)の温度が150℃以上になったという。 公開された写真が以下だ。
Andreas Schilling氏は以下のように述べている。
良いニュースとしては、焼損・融解は発生せず、すべて無事だったということだ。使用した電源は『be quiet! DARK POWER 13』(ATX 3.0)だという。(※筆者注: VideoCardzはこの電源をATX 3.1と紹介していますが、正確にはATX 3.0です) ― VideoCardz |
GeForce RTX 5090を使用していて電源側のコネクタ温度が150℃以上になったという報告は、以前にテック系YouTuber兼レビュアーのder8auer氏からも出ています。
問題は、これが仕様の範囲内の挙動なのかどうか。かなり不安になる温度ですが、この温度で使用し続けて問題はないのでしょうか。NVIDIAからの説明が求められます。
また、GeForce RTX 5090をお使いの方は、使用中に電源側コネクタを素手で触らないようお気をつけください。もし、150℃にもなっていた場合、間違いなくやけどします。温度が気になる場合は、サーモグラフィカメラや放射温度計等で確認されることを強く推奨いたします。(サーモグラフィカメラは高価ですが、放射温度計はものによっては安いです)