NVIDIA、ChromeやEdgeのちらつきを修正するレジストリを公開
NVIDIAは、GeForce 461.09ドライバ以降で発生している、一部環境でChromeやMicrosoft Edgeの表示がちらつく不具合の回避策を公開しました。
NVIDIAによると、同社が公開したレジストリファイル『mpo_disable.reg』を実行・適用してPCを再起動すると、マルチプレーンオーバーレイが無効になってちらつきが発生しなくなるとのこと。
しかし、それでもちらつきが発生する場合は『mpo_restore.reg』を適用して、再びマルチプレーンオーバーレイを有効に戻しておくよう案内しています。
最新ドライバの461.51 Hotfixにおいて、ChromeやMicrosoft Edgeで『ディスプレイドライバーの応答停止と回復』(TDR)が発生する不具合は修正されましたが、表示がちらつく不具合は継続しており一部ユーザーを悩ませています。
ChromeやMicrosoft Edgeでちらつきが発生してお困りの方は、この回避策を試してみてはいかがでしょうか。ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ。
mpo_disable.reg - マルチプレーンオーバーレイ無効化レジストリ
mpo_restore.reg - マルチプレーンオーバーレイ有効化レジストリ
このほかにも、ハードウェアアクセラレーションを無効にすることでもちらつきが発生しなくなるとのユーザー報告が出ていますので、もし、上記レジストリで上手くいかなかった場合はお試しください。
Chromeの場合は『設定』 → 『詳細設定』 → 『システム』内の『ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する』から、Microsoft Edgeの場合は『設定』 → 『システム』 → 『使用可能な場合はハードウェア アクセラレータを使用する』から無効にできます。
◆ 追記 [2021/3/27] ◆ |
本記事の不具合は461.81 Hotfixドライバにて修正されました。461.81 Hotfix(またはそれ以降の)ドライバを適用することで修正されます。 |