RDNA 4世代となるES版Radeon RX 8000シリーズがGeekbenchに掲載
RDNA 4世代となるES版Radeon RX 8000シリーズがGeekbenchに掲載されました。海外メディアのVideoCardzが報じました。
GeekbenchにAMD RDNA 4アーキテクチャを採用したRadeon RX 8000シリーズが掲載された。それが以下だ。 GeekbenchにはRadeon RX 8000シリーズやRDNA 4といった名称は記されていないが、『Device Name』が『GFX1201』となっている。このデバイスネームはRDNA 4に該当する。参考までに、RDNAシリーズのデバイスネームは以下だ。
リザルトには28CUと記されているが、これは実際にはWGPを示しているため、28WGP / 56CUとなる。Stream Processor換算にすると3,584SPとなる。VRAMは16GB。動作クロックは低く、2,101MHzと記されている。このカードはES版もしくはQS版の可能性があり、製品版とは仕様が異なる可能性があることは留意されたい。 OpenCLベンチマークスコアは非常に低くわずか33241ポイントだ。Radeon RX 7800 XTよりも4倍くらい低い。現時点ではパフォーマンスについて論じる意味はないだろう。 AMDはRDNA 4グラフィックスカードを2025年のCESで発表すると噂されている。 [Source: VideoCardz] |
パフォーマンスが非常に低いため、まず間違いなく製品版には程遠いES版でのリザルトでしょう。製品版ではどこまで伸びるのか気になるところです。
余談ですが、VideoCardzは過去のリークに基づいてRDNA 4製品は2025年のCES 2025で登場すると述べていますが、YouTubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadは2024年内に発売すると主張しています。どちらが正しいのかは定かではありません。
Moore’s Law Is Deadのリークでは、RDNA 4最上位モデルRadeon RX 8800 XT (仮)のスペックは、64CU、動作クロック2.9~3.2GHz、16GB 20Gbps GDDR6 256bitになるといわれています。