Razer、米国内で一部ノートPC製品の販売を停止。その理由は

ゲーミングノートPC

Razerが米国内で一部ノートPC製品の販売を停止

Razerが米国内で一部ノートPC製品の販売を停止しました。海外メディアのWCCF TECHが報じました。

ゲーミングノートPCや各種ゲーミング周辺機器を扱うRazerは、同社の最新ゲーミングノートPCである『Blade 16』と『Blade 18』の米国での販売を一時停止した。2025年4月1日時点ではRazer直販サイトから購入可能だったが、今では購入できない。その一方で、米国以外のさまざまな国では引き続きこれらの製品を販売している。

現在、これらの製品は、米国向けには『NOTIFY ME』(通知を受け取る)ボタンのみが表示されており、製品のスペック・カスタマイズページは削除されている。

Razer Blade 16&18: 購入はできず『NOTIFY ME』ボタンが表示されている
Razer Blade 16&18
購入はできず『NOTIFY ME』ボタンが表示されている

この件について、Razerはコメントを拒否しているが、米国が課した輸入関税のために取られた措置である可能性が高い。

米国の関税により多くの製品が大幅な値上げを余儀なくされており、企業と消費者の双方に影響を及ぼしている。今後数週間で、スマートフォンやノートPCなどの価格が大幅に値上がりすることが予測されている。

― WCCF TECH

先日、Framework社が関税の影響により米国内での一部ノートPC製品の販売を一時停止することを発表しましたが、Razerも同様の措置を取っていることが報じられました。

FrameworkやRazerだけに限らず、今後、その他のPCメーカーも同様の措置を取ることが予想されます。そして、再販された際は、まず間違いなく以前の価格より値上がりしているでしょう。

Posted by にっち