Radeon Software 21.4.1ドライバで消費電力削減。RX 6000シリーズが対象
Radeon Software Adrenalin 21.4.1ドライバで、Radeon RX 6000シリーズの消費電力の改善があったようです。海外メディアのTECH POWER UPの調査により判明しました。
Radeon RX 6000シリーズの消費電力 - 21.3.2 vs. 21.4.1
1440p環境で21.3.2ドライバと21.4.1ドライバとを比較すると、上記グラフのような消費電力差が見られます。RX 6700 XTはあまり変化ありませんが、RX 6800、RX 6800 XT、RX 6900 XTでの消費電力はアイドル時で28W前後から8W前後へ、メディア再生時で50W前後から33W前後へと大幅に減少しています。
この電力削減についてはなぜか21.4.1ドライバのリリースノートには記されていません。AMDがこのことに言及していない理由は不明ですが、いずれにしても、少しでも節電になるならRX 6000シリーズユーザーにとっては嬉しいアップデートと言えそうです。
21.4.1ドライバはAMDのサイトよりダウンロードが可能です。
余談ですが、TECH POWER UPはRX 5700 XTでもテストを行いましたが、こちらは何も変化がなかったそうです。