BSoDやPCが起動しない不具合。AMD Software: Adrenalin Edition 23.2.1ドライバで発生。多数の報告
先日公開されたAMD Software: Adrenalin Edition 23.2.1ドライバ(旧名: Radeon Software)をインストールすると、ブルースクリーンエラー(BSoD)が発生したり、最悪、PCが起動しなくなるという不具合報告が多数出ています。
不具合概要
AMD Software: Adrenalin Edition 23.2.1ドライバをインストール後、一部環境において以下のような不具合が発生する場合があります。
- ドライバをインストールして再起動後にブルースクリーンが表示される
- ブートループに陥ってPCが起動しなくなる
ドライバをインストールする際に『工場リセット』を選択してインストールすると、特定の条件下でこの不具合が発生する場合があると言われていますが、詳細な原因は判明していません。
この不具合は、RedditやComputerBaseフォーラム、AMD公式ツイッターのリプライなどで報告されています。
現状、AMD Software: Adrenalin Edition 23.2.1のインストールはしないことをおすすめいたします。
本件について、現時点でAMDからの発表はありません。
対処方法・回避策
システムの復元で修復できるとの報告が出ています。もし、この不具合にお困りの場合は以下の手順をお試しください。
『システムの復元』を行う方法まず、Windows10やWindows11のインストールメディア(USBメモリやDVDなど)から起動してください。起動したら、 『次へ』 → 『コンピューターを修復する』 → 『トラブルシューティング』と進んでください。 (インストールメディアがない場合は、Windowsの起動画面で2回故意に電源を落とすことでも上記画面を表示させることができます。詳細はこちらの記事の『Windows10のインストールメディアがない場合』の項目をご覧ください。もし、電源を落としても上記画面が表示されない場合は、インストールメディアを作成して起動してください) 以下の画面が表示されますので、『システムの復元』を選択して、あとはそのまま進めて、ドライバのインストール前の日付に復元してください。 |
AMDが不具合を認める [2023/3/4追記] [New]
AMDがこの不具合を認めました。詳細は以下の記事をご覧ください。
AMD、BSoDやPCが起動しなくなる不具合を認める。AMD Software: Adrenalin Editionで発生