Powev、DDR5メモリモジュールの量産を開始

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Powev

中国のPCパーツメーカー、Powev(嘉合劲威 / Asgard)は、DDR5メモリモジュールの量産を開始しました。Mydrivers.com(快科技)が報じました。

Powev DDR5メモリモジュール

Powevは、同社製DDR5メモリモジュールの大量生産を開始したことを発表した。同社は、中国でDDR5メモリの大量生産を開始した最初の企業となる。年末に登場するIntel第12世代Core『Alder Lake』に向けて、他メーカーと同様にDDR5投入の準備を積極的に進めている。

Powev製の最初のDDR5メモリは、Micron製チップを採用し、4800MHz、1.1V、CL40-40-40、片面16GBまたは両面32GBとなる。将来的にはより高クロック・大容量のDDR5メモリモジュールの生産を予定している。

Powev DDR5メモリモジュールPowev DDR5メモリモジュール

Powevは、2021年2月に、同社のメモリブランドとなるAsgardから「Alder Lake-Sの登場時期と同時期にDDR5メモリモジュールを量産予定」と発表していましたが、予定が早まったのか、すでに量産を開始したそうです。

発売時期については触れられていませんが、Alder Lake-SやIntel 600シリーズチップセットマザーボードが発売される頃には投入されるでしょう。

DDR5はデフォルトでも高クロックで動作するため、DDR4から大幅なパフォーマンス向上が期待されています。

Posted by にっち