GTC 2020でAmpereグラフィックスカードが発表される?本当に?
海外メディアのWCCF TECHによると、NVIDIAは、2020年3月に行われるGTC 2020にて、Ampereアーキテクチャベースのグラフィックスカードを発表するという。ただし、情報の確度には疑問が残ります。
WCCF TECHがこの情報を具体的にどこから得たのか、ソース元は明かされていません。WCCF TECHによると、少なくとも1度は正しかったことがある情報筋だと主張していますが、噂として見てほしいとも伝えています。
現在、Ampereアーキテクチャベースのグラフィックスカードは2020年後半に登場すると言われています。この情報が正しければ、2020年3月に発表するのはいささか時期尚早に思えます。
特にハイエンド市場においては、NVIDIAの1強状態が続いており、AMD(またはIntel)が追いついてくるまではまだまだTuringアーキテクチャで稼げる状況となっています。そんな中、急いてAmpereアーキテクチャベースのグラフィックスカードを発表するメリットがあるかと問われると、NVIDIA視点で考えればないように思えます。オズボーン効果になりかねません。
また、近年のNVIDIAは、発表から市場への投入までのスパンが非常に短く、2020年3月に発表して、数ヶ月間も投入しないというのも考えにくいものがあります。
個人的な予想を言わせてもらうならば、上記理由により発表されないと思います。
もちろん、2020年後半に登場するという情報の方が間違いで、GTC 2020でAmpereグラフィックスカードが発表されて、早々に投入してくるなんて可能性も無きにしも非ずですが。
消費者としては、Amepreアーキテクチャが具体的にどれほどのポテンシャルを秘めているのか、是非ともその詳細を明らかにしてほしいところですが、はたして本当に発表されるのでしょうか。いずれにしても、現状では鵜呑みにせず、『かなり疑わしい情報』程度に留めておいた方が良いでしょう。